汗ばむ陽気の中、横浜みなとみらい地区へ行ってきました、島岡美延です。
横浜美術館で開催予定だった「プーシキン美術館展」のペアチケットを早々と買って、母と出かけるはずが、大震災の影響で企画展は中止、払い戻しに。その後、急遽開催となった「生誕120年記念 長谷川潔展(26日まで)」を見てきたのです。
横浜で生まれ、27歳で渡仏、89歳で亡くなるまでパリで活躍した版画家。横浜美術館は660点以上の版画を所蔵し、今回は貴重な銅原版や道具なども含め200点余りを展示。正直なところ、想像以上の満足感!
わずかに油絵などもありますが、ほとんどがモノクロの版画。特に銅版画のメゾチントといわれる技法に惹かれました。「漆黒の闇」の中に浮かぶような花や魚の細密画に深い精神性があり、リアルで、かつ幻想的な世界。日常、自然の中にこそ、宇宙の神秘があるという長谷川潔作品を一つ見るたび、一つ心が洗われていくようでした。
おそらく、何年もかけて準備したであろう企画展の中止から、所蔵品による見事な新企画。美術館の底力に感謝!
横浜美術館で開催予定だった「プーシキン美術館展」のペアチケットを早々と買って、母と出かけるはずが、大震災の影響で企画展は中止、払い戻しに。その後、急遽開催となった「生誕120年記念 長谷川潔展(26日まで)」を見てきたのです。
横浜で生まれ、27歳で渡仏、89歳で亡くなるまでパリで活躍した版画家。横浜美術館は660点以上の版画を所蔵し、今回は貴重な銅原版や道具なども含め200点余りを展示。正直なところ、想像以上の満足感!
わずかに油絵などもありますが、ほとんどがモノクロの版画。特に銅版画のメゾチントといわれる技法に惹かれました。「漆黒の闇」の中に浮かぶような花や魚の細密画に深い精神性があり、リアルで、かつ幻想的な世界。日常、自然の中にこそ、宇宙の神秘があるという長谷川潔作品を一つ見るたび、一つ心が洗われていくようでした。
おそらく、何年もかけて準備したであろう企画展の中止から、所蔵品による見事な新企画。美術館の底力に感謝!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます