憲法記念日、朝ドラ史上最高の展開に涙止まらず、島岡美延です。「法律とはきれいなお水の湧き出るところ、それ自体を守るべきもの」という主人公の想い、自分がルールを守らずに憲法改正という国会議員たちに聞かせたい。法律とは水源、汚したらその水を飲む者たちは?
日本国憲法に敬意を表しつつ、国民は大丈夫?と思うしかない本を。池田清彦著『自己家畜化する日本人』(祥伝社新書)は昨年秋出版、「世界でも例を見ない速度で凋落する日本人の精神状態」と指摘します。
オオカミが犬になって生き延びたように「家畜化」は生物(人類も)の生き残り策。日本人は何かを勝ち取ってきたというより「上から与えられた」ものを守ってきた――。便利な現代は主体性などなくても生きられる。政権は長年かけて国民の奴隷化に成功し、国民は唯々諾々と政権の言いなり。
指摘にうなずくけど、「自分の考えで投票する人」が増える予感が先日の補欠選挙。凋落から踏みとどまれるか、この国。
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