美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

服装は「空気を読む」表現?

2009年06月20日 07時35分23秒 | 姿勢&見た目
梅雨の晴れ間、今日も貴重な日差しになりそう、島岡美延です。
先日、新聞に、ある男性の投書が載っていました。父母の代理で出かけた孫の授業参観で、ご自身はスーツだったようですが、周りは、Tシャツ・ジーパン、短パンなど「スポーツ観戦」のような服装で、学校という場所において、いかがなものかと嘆くものでした。
子供のいる友人たちによると「地元の公立は、普段のカジュアルな服装じゃないと、かえって浮いてしまう」のだそう。一方、娘を私立小学校に通わせている場合、服装、髪型、バッグなどには、細心の注意を払うとのこと。「ブランド品」の名前や価値は知らなくても、子供は「ママのバッグと○○ちゃんのお母さんのバッグが同じだった」などと観察しているというのです。
「見た目」から得られる情報は、コミュニケーションの大きな要素です。「持ち物・服装」が、あなたを表現する「社会的記号」になっていることをお忘れなく!
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測った人、登って、撮った人

2009年06月19日 07時20分43秒 | オススメ
「サマークリアランス」という売り場の文字に、夏はまだなのに、と思わずつぶやいた、島岡美延です。これから2ヶ月くらい、夏物セールということ!?
さて、20日から公開の映画「剣岳 点の記」をご紹介します。明治時代に陸軍測量部が前人未踏の剣岳に挑んだ・・・、その命がけのミッションをまさに再現するような映像、新田次郎の原作を映画50本目のベテランカメラマン、木村大作が初めて監督しました。
徹底的なリアリズムにこだわった監督は、スタッフ、俳優に「自力で山に登る」ことを要求。機材もヘリコプターで運ばず、「そこへ行かなければ撮れない絵」を追い続け、息を呑むような、美しくも厳しい、日本の山々の圧倒的存在感を見せてくれます(体感零下40度という冬の登山は、こちらも吹雪で遭難しそう!?)。
測量手柴崎を浅野忠信、山の案内人長次郎を香川照之、日本山岳会の小島を仲村トオル・・・、山に溶け込み、誇らしげな俳優たちの輝きを大きなスクリーンで!
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「この人なら許せる」の重み

2009年06月18日 07時35分29秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
テレビで、個人の敷地で一万株のアジサイを咲かせている光景を見ました、島岡美延です。17年ほどかけて、コツコツと増やし続けてきた素敵な結果です。
昨日、「足利事件」で17年半の年月を奪われ、釈放された菅家さんが、初めて関係者の直接の謝罪を受け入れました。栃木県警の石川本部長との面会の様子は、冒頭部分のみの映像でしたが、心が通い合った瞬間を見たような気がしたのです。
菅家さんが「怖い人だと思っていたが、会ったら優しい人で、この人なら許せる」と語った言葉がとても印象的でした。本部長は、まず、名前を名乗りました。会社・団体の「謝罪会見」では、個人名を名乗らない、原稿を読みながらの発言、などのせいか、伝わってくるものが少ないのです。
石川本部長の言葉、態度、話し方など、全身から伝わってくるもので、菅家さんは「許す」ことが出来たのでしょう。その瞬間、菅家さん自身が、救われた気持ちになったのでは・・・、柔らかい表情から、そう思いました。
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「読む」という行為の愛

2009年06月17日 07時02分55秒 | オススメ
梅雨の晴れ間でしょうか、紫外線も強くなりそうですね、島岡美延です。
さて、6月19日は「朗読の日」、その日から公開の映画「愛を読むひと」をご紹介します。日本語のタイトルが、素敵です(原題は「ザ・リーダー」)。
1958年のドイツ、外出中に体調を崩した15歳のマイケルは、ハンナ(ケイト・ウィンスレット)に助けられ、21歳も年上の彼女と愛し合うように。「本を読んで」と頼まれ、ベッドで次々と名作を朗読するマイケル。ある日、突然ハンナが姿を消し、8年後、法学生のマイケルは、戦時中の罪で裁かれる彼女を法廷で目撃することに。さらに20年後、弁護士になったマイケル(レイフ・ファインズ)は、自ら朗読した録音テープを服役中のハンナに送り続ける。不利な証言により無期懲役になってでも守りたかった彼女の秘密とは・・・。
ケイト・ウィンスレット、アカデミー主演女優賞の渾身の演技です。タイトルロールが流れ、会場が明るくなるまで、じっくり余韻を味わって下さい。
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ドタドタ歩かない!

2009年06月16日 07時14分52秒 | 姿勢&見た目
夜中に強い雨の音を聴くのは、気持ちいいものです、島岡美延です。朝は薄日が差していますが、お帰りの頃、また雨でしょうか。
さて、今月の姿勢テーマは「梅雨時に素敵に歩く」ですが、今日は、特に足元に注目です。長靴、といわずレインブーツ、ということで、カラフルな雨の日用の靴も増えてきましたね。気になるのは歩き方です。確かに泥はねをあまり気にしなくていいのが、レインブーツのいいところ。でもだからといって「ドタドタ歩く」のは、いただけません。
女性の場合、歩くときは「直線をはさむように(かかとが直線上に載るように)」のイメージで、前に出した脚の膝は曲げず、かかとから着地、爪先で地面を蹴るように。左右の足を肩幅くらいに開いて、膝を曲げたまま長靴(いや、レインブーツ)を引きずるように、ドタドタ歩く・・・これは、かなりの迫力です!
「重たそうな身体」に見えてしまう、ソンな歩き方をしていませんか!?
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「ジゼル」に複雑な気持ち?

2009年06月15日 07時18分39秒 | バレエ
昨日は、バレエ鑑賞で、ちょっと複雑な気分だった、島岡美延です。東京バレエ団「ジゼル」、上野水香のジゼルを見るのは昨年の初役に続き2回目、彼女の技術の確かさに加え、演技力の素晴らしさに今年も引き込まれ、初めて見た長身のフリーデマン・フォーゲルの貴族らしい姿、踊りも堪能!
ただ、すべての音楽を頭の中でたどりながら、どうしても色々なことを思い出してしまいました! 私が発表会で「ジゼル」全幕を体験したことは、ブログにも書いてきましたが、5月5日が蘇る不思議な感覚。「この音楽が流れてきたら、そろそろ出番」とか、「ここの群舞は、振付がだいぶ違うなあ」とか、時には「私たちの振付、もっと複雑で移動も多かった(なんて難しいことやっていたの!?)」とか、頭の中で「舞台の再現」が続く・・・。
まだ発表会から1ヶ月余りのせい? 今後「ジゼル」を見るとき、常にこうかも!? もちろん、物語は以前より深く、胸に迫ってきたのでした。 
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女性招待客のファッション

2009年06月14日 07時32分50秒 | 姿勢&見た目
昨日は知人の結婚式で司会をしました、島岡美延です。音楽関係の仕事の新郎新婦、出席者の演奏なども多彩で、あたたかく素敵なパーティでした。
この数年、披露宴の様子も変化していて、媒酌人がいないのは、ほぼ一般的に。新婦のドレスや髪型などは、カッチリ決まったものより、ボリューム感があって可愛い雰囲気のものが増えている気がします。全体的に「カジュアルな雰囲気」は、招待客側にも見られ、着物で出席する人は減る傾向です。
ただ、これだけは守って欲しいルールもあります。例えば、「白い服」は着ない、ということ。この日に白を着るのは、花嫁の特権。でも、白のワンピース姿の若い女性客を時々見かけます。特に夏の結婚式だと、下着のような(?)ワンピースや、裸足でミュールなど続出! 結婚式に出席するにはふさわしくないことを知っておきたいもの。一方、新婦の友人が全員、黒ということも・・・、華やかな場所らしいストールなどを工夫して下さいね。
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結婚披露宴の出席者

2009年06月13日 07時24分40秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
梅雨空ですが、今週も多くの「6月の花嫁」が輝くことでしょう、島岡美延です。新聞で「披露宴にも代理業」という記事を読みました。人間関係の希薄さの現実と、両家の出席者のバランスを気にする伝統的意識(?)から、「新郎の会社同僚」や「新婦の学生時代の友人」を派遣する業者が増えているそうです。
新郎新婦と披露宴当日に初めて会って、受付をしたり、スピーチまでしたり! ちなみに、スピーチは、深入りしないことが、コツだとか・・・。
近年の披露宴では、新婦の友人が「手紙にしたものを読む」という場面が、けっこうあります。手紙をそのまま新婦に渡すと、記念にもなるのでしょう。ただ、「新郎の友人」が手紙を読み上げる姿には、少々違和感を覚えました。
やはり、スピーチは、新郎新婦の顔を見ながら、また会場の出席者のことも考えながら行なう、というのが理想的。「手紙を読む」のは、新婦が両親に向けての場面でこそ、と思いますが、いかが?
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同じ夢に向かう二人

2009年06月12日 07時26分39秒 | ステキなお手本
梅雨入りしてからまだ雨に当たっていない、島岡美延です。WHOが「2009インフルエンザ」の警戒度を最高の6に引き上げました。引き続き、あわてることなく、備えたいものです。
昨日、スキーモーグルの上村愛子選手とアルペンの皆川賢太郎選手が結婚会見をして、夫婦で来年のバンクーバー五輪に挑むことを力強く、爽やかに語りました。白いブラウスと白いジャケット姿の二人、心から応援したくなります。
選手とコーチ、という夫婦も多い一方、この二人、ともに4大会連続のオリンピック出場だとか。交際して2年、昨シーズンの上村選手の大活躍の秘密はここにあったのですね。実は、上村選手だけが既に五輪代表決定、いずれにせよ、相乗効果で必ず活躍してくれるでしょう、楽しみです。
「婚カツ」真っ盛りの皆さん、相手の条件をチェックするより、「二人で相乗効果」を生み出せるかどうか、その点を考えてみませんか!?
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二つの謝罪のメッセージ

2009年06月11日 07時01分59秒 | 姿勢&見た目
最近の嬉しい出来事は、ピアニスト辻井伸行さんの快挙ですね、島岡美延です。ただ「盲目のピアニストで日本人初」という表現には、違和感を覚えます。他のどんな演奏家とも違う表現力をこれからも伸ばしていって下さい!
さて、今日は「昨日の二つの謝罪」についてです。一つは、サッカー日本代表の岡田監督が、カタール戦に引き分けたあとの競技場で行なったもの。ベンチに入れなかった監督ですが、サポーターへの謝罪であると同時に、選手たちにとっては、「監督に頭を下げさせることになった試合」を振り返る、大きな意味を持ったことでしょう。
もう一つは、「足利事件」について、検察幹部が公式に「謝罪の意を示した」というもの。このニュースを見ましたが、その映像があるわけではなく、「目の前に来て謝罪を」と記者会見した菅家さんの表情は、厳しく、痛々しいものでした。
「謝罪」とは「相手に伝わってこそ」、と改めて思った二つのケースです。
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