手塚治虫のブッダは続く

この雪は明日まで、島岡美延です。
去年の成人の日を超える大雪に万全の対策を。
ソチ五輪開会式は、「火の鳥」の聖火が空へ飛び立ったよう（町田選手、がんばれ！）に見えました。
全競技を生中継で見たい日々、スタート。
最新の競技用具、科学的検証に基づいたトレーニング、そして選手たちの“精神的な強さ”があって、初めて最高のパフォーマンスは可能になるのでしょう。
ブッダは、いかにして精神の高みを見つけたのか・・・。
映画『BUDDHA２ 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―（本日公開）』をご紹介します。
手塚治虫が10年の歳月をかけた超大作の映画第2弾は、恵まれた地位も国も捨て、真実を求める旅に出たシッダールタ。
様々な新しい出会いを経て、シッダールタは何を見つけるのか？　そして、彼は祖国・シャカ国の侵略へと動き出したルリ王子と出会う。
二人の運命が交錯した時、世界が大きく動き出す・・・！
人間が生きるとは、死ぬとは、どういうことか・・・、前作を見ていなくてもちゃんとわかります。
　

ある男をめぐる女たち

全国的な立春寒波に週末も要注意、島岡美延です。
札幌から戻るとこの寒さが暖かく思えそう。
ソチで競技スタート、北海道では冬のスポーツがより身近に感じられて、私もすでに臨戦態勢？
どうしたら多くの異性にモテるのか、そのヒントになる、かも。
映画『ニシノユキヒコの恋と冒険（8日公開）』をご紹介します。
川上弘美原作の味わい深い世界を女性の井口奈己監督が立体的なものにしました。
ルックス＆セックス良し、仕事もできる、女にはとにかく優しいニシノユキヒコ（竹野内豊）。
彼の周りにはいつも魅力的な女性がいた。
ニシノは彼女たちの欲望を満たし、淡い時を過ごす。だが、女たちは最後には必ず、自ら彼のもとを去ってしまう・・・。
彼を取り巻く女たちの思い出から、真実の愛を探してさまよったニシノユキヒコの切ない人生が浮かび上がる！
上司（尾野真千子）、元カノ（本田翼）、不倫相手（麻生久美子）、料理教室仲間（阿川佐和子）、隣人（成海璃子＆木村文乃）・・・。
肩の力を抜いて、どうぞ。

初めての？さっぽろ雪まつり

ついにさっぽろ雪まつりを体験、島岡美延です。
正確にいうと、札幌生まれの私、「親に抱っこされた雪まつり会場での写真」はあるのですが、記憶なし。
よりによってこの冬一番の寒さ！　あらゆるグッズを動員し、帽子かぶって、ダウンのフードもかぶって。
マスクの中は、冷たい水滴になるので次々と交換！
テレビで見るのとは別物、と感じた大雪像の迫力に、率直に驚きました。
面白かったのは、スノーボードとスキーモーグルの選手たちが公式練習を見せてくれる巨大なジャンプ台。もちろん、初めて間近で見ました。
テレビ塔のすぐ下あたりに特設スケートリンク。
なんと「伊藤みどりのスケート教室」が行われていて、いきなりアルベールビル五輪プログラムの一部を披露してくれて、感激！
すすきの会場の氷の彫刻のライトアップを楽しんだあと、大通り公園に戻って、映像を雪像に映すプロジェクション・マッピングもしっかり堪能。
気がついたら、雪も降りだして－8度。
今朝も真っ白な札幌の街に、感謝の言葉を送りたい気分です。

最高気温も氷点下

本日、さっぽろ雪まつり開幕、島岡美延です。
大通り公園に近いホテルから朝焼けを見ました。最低気温は－12.5度（この冬一番）！
東京でも昨日は雪でしたね。なんと羽田空港、あられの影響で出発の遅れ。
札幌はしばらく最高気温も－5度前後。もちろん、雪まつりの雪像のためには、寒さは必須。
札幌の空気に包まれた瞬間、「知らない寒さ」という感想！　
列車、地下鉄、タクシーで極力「寒気に触れないように」しながら、祖母の家へ。
旬の真がれいの煮付けなど、嬉しい味が待っていました。
毎年、「雪まつりにおいで」と誘われながら、寒いし、忙しいし、と何かと理由をつけていた私。
今年の抱負は「思い立ったらやる」なので、「元気な祖母の顔を見にいこう」と一大決心。
この雪の中、元気に暮らす祖母を見て、ただただ、恐れ入りました、の心境です。
除雪車から吹き出された雪が壁を作る独特の光景。
190万人以上が暮らす大都市の札幌は、何ヵ月も雪と共存しているのです。
さて、いよいよ雪まつり、いってきます！

氷河期に“走る箱舟”

大型の立春寒波到来、島岡美延です。
世界各地の極端な気候、実は地球温暖化の影響とも。
韓国のポン・ジュノ監督による近未来SF、映画『スノーピアサー（7日公開）』をご紹介します。
2014年7月1日、地球温暖化を食い止めようと散布された人工冷却物質によって、地球は雪と氷の世界に！
新たな氷河期となり、永久機関を持つ列車“スノーピアサー”に乗り込んだ者たちだけが生き残り、それ以外の生物は絶滅。
17年後の2031年、最後の人類を乗せ、地球を1年で一周する“スノーピアサー”では、富裕層は前方車両に、貧困層は後方車両に隔離されていた。
過酷な差別に苛立ち、平等社会を取り戻すため、最後尾車両のカーティス（クリス・エヴァンス）は、革命を決意する。
エンジンを奪え、と一気呵成に先頭車両を目指すカーティスたちは・・・。
ジョン・ハート、ソン・ガンホ、エド・ハリス、ティルダ・スウィントンら、多彩な名優たちのアンサンブル。
さて、氷河期ほどではないけれど、これから相当寒いところへ向かいます！

天才ピアニスト、自ら主演

暖か過ぎる節分にご用心、島岡美延です。
気温の激変に振り回される日々ですが、心が温かくなる実話を基にした映画『光にふれる（8日公開）』をご紹介します。
プロのピアニストとして活躍するホアン・ユィシアン自身が主演。彼はこの映画の音楽制作にも関わっています。
生まれつき目が不自由なユィシアンは、たぐい稀なピアノの才能を持ちながら、幼い頃にコンクールで起きた事件がトラウマになっている。
ピアニストを夢見る彼を見守ってきた母は、将来、音楽を仕事にして自立できるようにと、台北の音楽大学に通わせる。
家族から離れ、健常者のクラスメイトとの間に立ちはだかる壁に戸惑うユィシアン。
ところが、彼の生活は、ダンサー志望の少女や、彼の音楽と人柄に惹かれて集まった仲間たちとの出会いによって、次第に「光に満ち溢れた」ものになっていく。
少女とユィシアン、それぞれに「夢への大切な日」を迎えようとしていた・・・。
クラシックからポップなバンド音楽まで、とにかく、ユィシアンのピアノの音色に感動！

　

1976年、F1で何が

ローザンヌ国際バレエコンクールで二山治雄君（高2）が優勝、島岡美延です。
美しい踊りが今後楽しみ！
こちらはF1のライバル物語、映画『ラッシュ/プライドと友情（7日公開）』をご紹介します。
1976年。
ドライビングテクも私生活も情熱型のジェームス・ハント（クリス・ヘムズワース）と、レース運びも人生も頭脳派のニキ・ラウダ（ダニエル・ブリュール）が激しく争っていた。
シーズンはラウダの圧倒的なリード、チャンピオンも確実視されてきた頃、壮絶なクラッシュ。
全身が炎に包まれ、再起は絶望と思われた。
悪天候でのレース開催を主張したことに責任を感じたハントは、残りのレースに全てをかけてチャンピオンの座に挑んでいた。
その時、事故からわずか42日後、変わり果てた姿でラウダがレース復帰。
ポイント差は僅か、最終決戦は雨の富士スピードウェイ・・・！
ロン・ハワード監督が、F1シーンのスピード感、二人の生き方を見事に描ききりました。
当時を知る人にもそうでない人にもぜひ。

胸を張って、笑顔で

2月のスタート、島岡美延です。
いよいよソチ五輪開幕までカウントダウン。
バンクーバー五輪が終わってからの4年間、選手たちにも応援する私たちにも、その時間は平等に流れました。
何が変わって、何が変わっていないか。
さて、今月の姿勢テーマは、オリンピック代表選手たちのように『さあ、胸を張って、笑顔になって』です。
私たちは、全身から様々な「メッセージ」を発信しています。
会話などしなくても「見た目の印象」によって、相手の年齢、職業、性格など、おおまかに「分類」しているのです。
自分にとって「敵か味方か」というと大げさかしら。
この人に近寄っても大丈夫か、それとも関わらないほうがいいか、と判断しながら、これまでの人間関係を作ってきたのでしょう。
もちろん、人間の好みは様々。
ただ、オリンピック選手だけでなく、就活の学生、婚活中の人も・・・、やはり生き生きとして、周りを明るくする人物って魅力的です。
年齢を問わず、自信を持って胸を張り、素敵な笑顔が出来る人を目指して！