美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

三池崇史監督、渾身のケニアロケ!

2015年03月11日 06時25分30秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
東日本大震災から4年の朝は、都心でも氷点下、島岡美延です。
川崎にいた私が「どうなってしまう?」と思ったほどの揺れ。
体験を知恵に変えて、バトンを後世へ渡していくこと・・・、あの日を経験した、誰もがその役目を担います。
ここに描かれるのは、時代と国境を越え、受け継がれる命のバトン。
さだまさしの名曲が小説になり、ついにスクリーンへ。
映画『風に立つライオン(14日公開)』をご紹介します。
1987年、ケニアの長崎大学熱帯医学研究所に派遣された、日本人医師・島田(大沢たかお)。
さらに、島田と同僚の青木(萩原聖人)は、スーダンの内戦で負傷した兵士を治療する赤十字戦傷病院へ。
任期を終えて自分の無力さを思い知るも、再びそこへ戻る島田。
新たなスタッフの看護師・和歌子(石原さとみ)らと、また少年兵たちの治療に取り組む。
一方、離島の親の病院を継いだ、島田の恋人・貴子(真木よう子)。
三池崇史監督をはじめ、1ヶ月以上のケニアでのロケに挑んだスタッフ、俳優の魂を感じてください。
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中学生にしか、できないこと

2015年03月10日 06時26分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
東京大空襲から70年、島岡美延です。
ナチス政権、ベルリンの壁・・・、今や女性が首相になって10年のドイツ。
日本にそんな日が来るのか、想像もできません。
中学時代は、女子がとても大人びて見えるもの。
映画『ソロモンの偽証 前編[事件](公開中)』をご紹介します。
昨日のラジオに、成島出(いずる)監督がご出演。
日本アカデミー賞受賞の『八日目の蝉』チームが再結成、宮部みゆきが執筆に9年を費やしたミステリー巨編を完全映画化!
1万人もの中から、1年以上に渡り、選考、研修を経て選ばれた中学生役33人が、本当に素晴らしいです。
「最後の決め手は、目の力と声。声だけは、演出でどうにもならないから」と監督が語る、藤野涼子(役名でデビュー)の演技未経験とは思えない存在感!
大人になった涼子(尾野真千子)が教師として出身中学に赴任してくる。
彼女が語りだした、1990年に起きた男子生徒の謎の死。
教師、保護者、マスコミ、そして生徒たちは・・・。
後編[裁判]は、来月公開です。

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いつの間に、そうなったのか

2015年03月09日 06時21分30秒 | 日記、その他
今日も傘の準備、島岡美延です。
テレビでは、東日本大震災の被災地からの中継が増えています。
去年の3年という節目ですら感じられた風化の感覚。
暮らしを再建できた人、再建の見通しが立たない人・・・、どうしても誰かと比べてしまい、その厳しさをより感じる4年だったのではないでしょうか。
昨日と今日、先月と今月・・・、繰り返される日々の中で、その違いはわかりにくいけど、ある日、とんでもない状況に陥っていた、と気づくのが私たちの人生。
あまりにも残酷で、取り返しのつかない事件が多摩川の河川敷で起きてしまってから、2週間ほど経ちました。
わりと早い段階で、事件に関わったとされる少年3人が逮捕され、供述により少しずつ犯行状況が見えてきたようです。
強い動機があっての犯行というより、顔見知りの少年たちが集まったら、信じがたいようなことが起きた・・・。
誰かとつながっていないと不安になる社会の悲しい結果、なのでしょうか。
戦後70年。
平和に、便利に、快適になったはずではなかった?
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ハッピーエンドの「その後」は

2015年03月08日 06時29分35秒 | 姿勢&見た目
今日も寒い日曜日、島岡美延です。
おとぎ話のような、といえば、たいていはハッピーエンド。
昨年の『アナと雪の女王』『マレフィセント』でちょっとひねった物語を見せたディズニーが、おとぎ話の主人公たちの「その後」を描きました。
映画『イントゥ・ザ・ウッズ(14日公開)』をご紹介します。
ブロードウェイ・ミュージカルを映画『シカゴ』の巨匠ロブ・マーシャル監督が映画化。
なかなか子どもができないパン屋の夫婦(ジェームズ・コーデンとエミリー・ブラント)。
それは魔女(メリル・ストリープ)がかけた呪いのせい!
呪いを解きたければ、森へ行って、次のものを持って来いと命じられた夫婦。
“赤いずきん”“黄色い髪”“白い牛”“黄金の靴”。
彼らが森へ向かったとき、同じように自分たちの願いをかなえるため、赤ずきん、ラプンツェル(塔に閉じ込められていた)、ジャック(豆の木の)、シンデレラも森へやってきて・・・!
それぞれが出会い、その後に何が起こったのか?
ぜひ、あなたの目で確かめてみて。
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ホーキング博士、愛の物語

2015年03月07日 06時15分32秒 | 姿勢&見た目
冷たい雨の土曜日、島岡美延です。
1000万冊のベストセラー『ホーキング、宇宙を語る ―ビッグバンからブラックホールまで』、読みませんでしたか?
車椅子の天才物理学者と、彼を愛したジェーン。
彼女が書いた原作をもとにした映画『博士と彼女のセオリー(13日公開)』をご紹介します。
不自由な身体になっていくホーキング博士を演じたエディ・レッドメインは、アカデミー賞主演男優賞を受賞。
1963年、ケンブリッジ大学大学院で理論物理学を研究するスティーヴン・ホーキングは、パーティで魅力的なジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い、恋に落ちる。
研究テーマに大きなひらめきを見つけた彼だったが、チョークが持てないなどの異変が。
医者は、脳の命令が神経に伝わらなくなる運動ニューロン疾患で「余命2年」と宣告。
結婚して支える決断をするジェーン。
夫のサポート、子育てに奮闘する日々。
第三者の介助が入った時、夫婦は新たな局面を迎える・・・。
無限の愛は、70代になった今、強い絆へ。
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パリが守られた、その夜

2015年03月06日 05時54分06秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
寒さに油断はできないけど、もう啓蟄、島岡美延です。
第二次世界大戦から70年、そしてまた、テロの脅威が世界中に広がる今、「パリで起きたこと」を見つめてみませんか。
映画『パリよ、永遠に(7日公開)』をご紹介します。
映画『パリは燃えているか』でも知られる史実を一夜の出来事に凝縮した舞台の映画化。
手がけたのは、ドイツ人ながらフランスで研鑽を積んだ、『シャトーブリアンからの手紙』のフォルカー・シュレンドルフ監督。
ナチス・ドイツ占領下のフランス。
パリで生まれ育った中立国スウェーデン総領事ノルドリンクが、ドイツ軍が駐留するホテルの一室を訪ねる。
相手は、ヒトラーにパリ壊滅作戦を命じられたドイツ軍パリ防衛司令官コルティッツ。
ノルドリンクが彼を思いとどまらせようと繰り出す、駆け引き。
これが、アクション映画以上のスリル。
舞台でも同じ役を演じた二人の名優がとにかく素晴らしい。
そして迎えた、パリの夜明け。
エッフェル塔もオペラ座も燃やされなくて、本当によかった・・・!
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ベラルーシと福島、母たちは

2015年03月05日 06時18分31秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
晴れて花粉も飛びそう、島岡美延です。
まもなく東日本大震災から4年。
津波などによる地球エネルギーの脅威は、確かに想像を超えていました。
そして、原発事故でわかった、人間が作るものが制御不能になる脅威・・・!
原発再稼働の声が大きくなる今、この映画が描いていることを日本人は知る必要があります。
映画『小さき声のカノン ―選択する人々(7日公開)』をご紹介します。
『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』の鎌仲ひとみ監督のドキュメンタリー最新作。
福島原発事故後、その影響を受けた場所で生きる人々をカメラは追います。
自分の家族と幸せに生きていきたい、その当たり前の日々を奪われた人たち。
福島にとどまらず、チェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシで、子どもたちに起きたこと、母親たちはどうやって子どもを守ろうとしたのか、にも迫っています。
嘆き、困惑する段階から、希望を求めて行動を始めた“フツーのお母さんたち”の小さな声に、政治に関わる人は、もっと耳を傾けるべき。
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「続くこと」に麻痺した?

2015年03月04日 06時27分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
雨が上がれば気温上昇、島岡美延です。
先週月曜と同様に「朝まで雨、晴れて大量の花粉飛散」の日になりそう。
今年初めて花粉症になる人もいるでしょう。
人生はすべて日々の積み重ね。
ある出来事に対し、最初は驚き、困惑しても、いつしか「慣れていく」ことがあります。
それを「成長」ととらえることもあるし、慣れるから生きていける、ということなのかもしれません。
群馬大学病院の一人の医師が執刀した腹腔鏡による肝臓手術で8人もの人が相次いで亡くなっていた事実。
大学の最終報告で明らかになったのは、信じがたいほどの「閉鎖性」。
同じ医師による開腹手術でも10人が死亡。
40代の医師といえば、手術の経験も豊富になる頃。
初めての「失敗」の恐怖も経験を重ねてるうち、恐ろしい「慣れ」になったのか・・・。
ドラマでも繰り返し描かれてきた大学病院の閉鎖性と激しい競争。
現実の世界で、これほど重大な過失の連鎖を止められないとは。
何かと大学病院を頼ってきた私たちの意識も大きく揺さぶられます。
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生まれ変わったら、どっち?

2015年03月03日 06時27分15秒 | 姿勢&見た目
雨になりそうなひなまつり、島岡美延です。
桃や菜の花、このところ、傘や荷物で手がふさがる日々で買いそびれています。
この時期、母と「どうする? あのお雛様」という話題になります。
そう、「実家のお雛様問題」。
二人姉妹の我が家のは、ガラスケースに入った大きな立ち雛。
もう何年も押入れから出されることはありません。
小学生のころ、友達のうちにあった何段ものひな飾り、マンションの六畳間での存在感はとてつもなく大きく見えたけど、あれもどうなったかしら。
5月5日の端午の節句は祝日なのに、桃の節句がそうではないことに「不公平感」を覚えるというのも多くの女の子にあったでしょう。
そして誰もが人生で何度か聞かれたことのある質問、「生まれ変わったら、男と女、どっちがいい?」
私は「生まれ変わっても女」と言い続けてきました。
男女雇用均等法が施行されてから就職した世代。
「男だったらよかったのに」とか、わかりやすいセクハラ発言には、言い返したり、いなしたり?
あなたはどっちかしら。  
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ジゼルで主役デビュー

2015年03月02日 06時33分05秒 | バレエ
大学生の就職活動が昨日、解禁、島岡美延です。
将来への期待と不安が入り混じる春、あるダンサーがデビューを飾りました。
スターダンサーズ・バレエ団公演『ジゼル』を観に、文京シビックホールへ。
4年前のバレエ団附属スクールの発表会をたまたま観た時、ある生徒の踊りが素晴らしくて、翌年も観に行きました。
当時、スクール特待生だった西原友衣菜さんがバレエ団員になり、見事、主役を踊り切ったのです。
第1幕、踊りが大好きで可憐なジゼルは、恋人のアルブレヒトが、実は婚約者もいる貴族だと知り、ショックのあまり、剣で胸を突いて自害。
確かなテクニックと、役になりきる女優のような要素が求められます。
第2幕では、命を落としたジゼルの、まさに体重を感じさせない踊り。
ゲストの浅田良和を相手に、堂々たるもの。
一昨年のバレエ団公演の際、私の隣の席が偶然、彼女のご両親でした。
思わず「発表会からファンです、主役デビュー期待しています」とお声をかけたのが、つい昨日のよう。
おめでとうございます!
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