美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

映画にかける男たちのリアル

2015年07月21日 06時32分23秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
夜も冷めない空気、島岡美延です。
いつまでも冷めないのが、男たちの想い。
映画『お盆の弟(25日公開)』をご紹介します。
まるで、ご本人たちがモデル?の“売れない映画監督とシナリオライター”の物語を作ったのは、大崎章監督と足立紳さん(『百円の恋』の脚本も)。
お二人がラジオ出演中に、『百円の恋』の武正晴監督も参戦、“映画が形になる困難さ”と映画への想いをリアルに語っていただきました。
映画監督の渡邉タカシ(渋川清彦)は、妻と別居し、兄マサル(光石研)の看病の口実で実家に戻っていた。
主婦のような生活をしながら、地元の悪友でシナリオライターの藤村(岡田浩暉)と彼の焼きまんじゅう屋で、起死回生のシナリオ作りをする毎日。
新作の企画さえ通れば、妻(渡辺真起子)とヨリが戻せると信じているタカシ。
一方、新しい彼女に夢中な藤村は、タカシに涼子(河井青葉)という女性を紹介する。
四十路前の崖っぷち男に、幸せは訪れるのか…!?
“諦めない”カッコよさ。
モノクロームの美しい映像もぜひ。
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“知らない世代”に伝える責任

2015年07月20日 06時25分38秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
梅雨明けして暑い海の日に、島岡美延です。
自分は大丈夫と思わずに、熱中症対策が必要!
暑い夏、来月になると、終戦から70年、日航ジャンボ機墜落事故から30年など、失われてしまった命について考える節目の日がやってきます。
映画や特別番組などで、見聞きする機会も増えるでしょう。
実際の戦争を知らない世代は“もっと知らない世代”に伝えていかなくてはいけません。
現在、上演中の劇団スタジオライフの『アドルフに告ぐ』。
私が観劇した日はアフタートークがあり、役者たちが稽古中のエピソードなどを披露してくれました。
創立30年を超えた劇団には、幅広い世代の団員がいます。
台本の読み合わせをしていた時、「たまおと放送」と読んだ若い役者がいた、という話。
客席も驚き、笑いも起きました。
でもそれを語った役者(50代)が、すぐ真面目な顔になって「自分たちは、身内の戦争体験者から直接、話を聞けた最後の世代かもしれない。伝える責任がある」と。
“知らせる”のもエンターテインメントの役目です。
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いのちに関わる問題は?

2015年07月19日 06時38分25秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
厳しい暑さになりそう、島岡美延です。
イベントの多い連休中、熱中症にはご注意を。
新国立競技場、今度はどんな完成予想図に?
そもそもの“期限”は先延ばし、2019年ラグビーW杯に間に合わなくていいことになりました。
変更できない理由だった“国際社会との約束”=五輪招致の決め手となったデザイン。
これも、難しそうだから出来なくてもしょうがないことを認めてもらうことにしました。
白紙撤回にあたり、“最初から嫌だった”“こんな金額になるとは思ってなかった”と発言する関係者。
誰もが感じていた「このまま進むととんでもないことになるかもしれないけど、今更やめるわけにもいかないし…」の典型的なパターン。
自分の財布からお金が出ていく実感がない、というのもこの手の特徴。
巨額の公費を投じ、未来に持て余すことになるかもしれなかった競技場は、少なくとも金額は抑えられることになるでしょう。
重大な問題ですが、国民の命は脅かされません。
安保法制、原発、基地…、命に直結するこれらは?
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戦争の中、3人のアドルフ

2015年07月18日 06時37分58秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
まだ不安定な空模様、島岡美延です。
日本が抱える象徴的な問題が、大きな局面を迎えました。
走り出すと止められない戦争への道筋。
ドイツと日本、その苦さを手塚治虫は作品にしています。
1983年に連載が始まった『アドルフに告ぐ』。
彼はエッセイで「私にはただ一つ、これだけは断じて殺されても翻せない主義がある。それは戦争はご免だということだ。」と書いています。
劇団スタジオライフが新たな手法で再演。紀伊国屋ホールで8月2日まで。
昨年亡くなった劇団創設者の河内喜一朗氏は、戦後70年の2015年に必ずこの作品を、と6年前から準備していたそう。
神戸で育った仲の良い9歳のアドルフ。
母が日本人のアドルフ・カウフマン。
ユダヤ人のアドルフ・カミル。
カウフマンはドイツへ進学し、アドルフ・ヒットラーに仕えるまでになる。
三人が生きた時代は、あまりに過酷な運命を用意していた…。
武器と思想教育によって“人間は簡単に壊れる”ことを知ってほしい。
語り継ぐべき作品、ぜひ劇場へ。
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“大使館”の壁に挑む、あの連中

2015年07月17日 05時58分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
台風11号は中国地方へ、島岡美延です。
シリーズ誕生の2001年に驚異的な視聴率。
シーズン2として昨年カムバック、そして再びスクリーンへ。
映画『HERO(18日公開)』をご紹介します。
舞台は東京地検城西支部。型破りの検事、久利生公平は木村拓哉。事務官の麻木は北川景子。
シーズン1の事務官だった松たか子も帰ってきました。
ネウストリア公国大使館の裏通りで、交通事故発生。
久利生検事が運転手を取り調べていると、かつての事務官・雨宮舞子が現れる。
彼女は現在、大阪地裁難波支部の検事として広域暴力団が絡んだ事件を追っており、事故で亡くなった女性は、重要な証人だった。
合同捜査を開始するが、ネウストリア大使館員に事情を聴きたくても“治外法権の壁”が立ちはだかる。
なおアプローチを続けようとする久利生に、外務省の松葉(佐藤浩市)からは圧力が…。
果たして、久利生たちは、高い壁の向こう側の真実にたどり着けるのか!?
久利生、雨宮、麻木の関係も気になるところ…!

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砂漠3000㌔をラクダとともに

2015年07月16日 06時20分09秒 | 姿勢&見た目
遠い台風によって大雨、島岡美延です。
灼熱の砂漠に届けたいくらい…。
映画『奇跡の2000マイル(18日公開)』をご紹介します。
1977年、たった一人でオーストラリア西部の砂漠、約3000㌔を横断した女性がいました。
ロビン・デヴィッドソンが7ヶ月をかけて成し遂げた旅の回顧録『TRACKS』は世界的なベストセラーに。
『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞した製作チームが映画化、荒々しく神秘的な砂漠のロードムービーです。
過酷なロケに挑んだのは、話題作への出演が続く若きトップ女優ミア・ワシコウスカ。
うまくいかない人生に変化を求め、都会から西部の町アリス・スプリングにやってきた24歳のロビン。
広大な砂漠地帯を踏破し、インド洋を目指す冒険の旅をしようというのだ。
町のパブで働きながら、牧場でラクダの調教を学んだ彼女は、荷物持ちの4頭のラクダ(自分は乗らない!)と愛犬を引き連れて出発する。
誰もが驚く波乱の旅。
彼女が踏みしめた大地、3000㌔を想像してください。
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腕はけっこう重いから

2015年07月15日 06時15分15秒 | 姿勢&見た目
夜には傘も必要、島岡美延です。
暑さはひとまず今日まで、ゆっくりと接近する台風に備えが必要です。
風が強いと傘を持つのも一苦労、というより、危険を感じるほどなら傘は持たないで。
壊れた傘をその辺へ放置していくことはくれぐれもご遠慮ください。
さて、今月の姿勢テーマ『意識して腕を振る、傘を持つ』を実践していますか?
腕は、けっこう重いって実感したことあるでしょうか。
たとえば、両腕を横に広げたり前に上げて、しばらくキープしてみましょう。
かなり大変です。
その腕を保つ筋肉が衰えると“二の腕のたるみ”につながります。
この重たい腕は、うまくコントロールすると美しく歩くことができますが、“ただのお荷物”になっていると、身体全体の動きを妨げることになります。
陸上の選手が、腕を振るのは速く走るため。
つまり、身体を効率的に前へ運ぶことに役立っているのです。
歩行を促す適度な腕振りは、日常でも。
腕の動き一つで、重たそうな歩き方になるので、ご用心。





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花園神社のテントがアツい!

2015年07月14日 06時33分26秒 | 姿勢&見た目
梅雨明け前についに熱帯夜、島岡美延です。
特にアツい場所へ行ってきました。
新宿の花園神社、椿組の野外芝居。
1985年のスタートから30周年、鄭義信作・演出『贋作幕末太陽伝』をご紹介します。
とにかく、40人の役者が一人何役もこなしながら、土の上を走り回ります。
昨日は、風も強くて、舞台の幕も風をはらみ、木々は音を立てて揺れていました。
バイク、車、パトカーなどのサイレン…、新宿の街そのものが「その夜だけの舞台」を作り上げるのです。
物語は、戦後から現代まで、いくつかの“時”を行き来します。
軸になるのは「映画の撮影現場」と「街の映画館」。
大御所の映画監督、書き直しを命じられる脚本家、走り回るプロデューサー、演技派になれない女優、親の七光り俳優、セリフがほしい大勢の役者、映画館を経営する夫婦…。
映画、演劇で名作を世に送ってきた鄭義信の真骨頂。
国内外の名作へのオマージュ、満載。
終演後はテントで連日打ち上げ(お客さんの参加大歓迎)も。
21日まで毎晩19時開演!
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11歳の少女の頭の中は

2015年07月13日 06時24分22秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
九州は大きな地震と台風に注意、島岡美延です。
もし、天に感情があったら、雨を降らせる場所を配慮するかしら。
あなたの頭の中では、どの感情が活躍中?
映画『インサイド・ヘッド(18日公開)』をご紹介します。
ピクサー・アニメーション20周年を記念した完全オリジナル作品。
フルCGアニメの第一弾『トイ・ストーリー』から始まる歴史に、また素敵な物語が加わりました。
11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情――、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。
彼らは、彼女を幸せにするため、日々奮闘している。
でも“カナシミ”の役割だけは、大きな謎。
ある日、ライリーは住み慣れた街を離れ、見知らぬ土地へ。それは、感情たちにも大変な試練。
なんと頭の中の“司令塔”から、ヨロコビとカナシミが放り出され、2つの大切な感情を失ったライリーは…。
日本語吹き替え版のヨロコビは竹内結子、カナシミは大竹しのぶ。
子どもから大人へ、あの頃の頭の中って、こんなだったはず!

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SOSを“受け止める力”

2015年07月12日 06時31分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
熱中症で搬送される人が急増中、島岡美延です。
天気予報では、今日も暑さに対する注意が呼びかけがあるでしょう。
でも、自分や身近な人が経験するまで「熱中症なんてならない」と思ってしまうもの。
発信されている情報をどう受け止めたらいいのか、それも命にかかわる“SOS”なら…。
取り返しのつかない結果になる前に、止められなかったのかと思う事件が相次いでいます。
新幹線で乗客を巻き込んで自らに火を放った高齢者。
区役所や議員に、生活の苦しさを訴えていたようです。
自宅に油をまいた海上自衛官は、あっという間に燃え広がった火で4人の子どもを失いました。
単身赴任や仕事の辛さからでしょうか、病院にも通っていたそう。
そして、中学2年の男子生徒が担任教師とのノートのやりとりに「死ぬ場所は決まっている」と書き残して自殺した事件。
生活保護を管轄する役所、心の病を見守る家族、授業や生徒指導に追われる教師…。
ギリギリのSOSを“大丈夫と思い込まない力”が必要なのかもしれません。

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