みやざきアートセンターにて今月(7月)13日から始まった、タツノコプロ創立50周年記念の展覧会「タツノコプロテン」、昨日(20日)観覧してまいりました。
アニメーション作品第1作目となる『宇宙エース』をはじめ、『マッハGoGoGo』『科学忍者隊ガッチャマン』『ハクション大魔王』『昆虫物語みなしごハッチ』『新造人間キャシャーン』そして『タイムボカン』シリーズなどなど、綺羅星のごときタツノコプロ製作のアニメ作品の原画やセル画、ポスターアートなど、約300点を一堂に展示した展覧会であります。
中には、創業者である吉田竜夫さんが挿絵画家だった頃の挿絵原画といった貴重なものも展示されており、その写実的で緻密な画風には、思わず顔を近づけて見入りました。また、『忍者部隊月光』(アニメ化はされず実写でドラマ化されました)や『マッハGoGoGo』の漫画版原画などもありました。
『マッハGoGoGo』や『ガッチャマン』のキャラクターやメカの設定は、あらためて見るととてもモダンで古さを感じさせません。製作から40年近く経っていてもなお、世界的に根強い人気を誇っているのも納得でありました。
『いなかっぺ大将』などの原作つきの作品も手がけつつ、これだけ多数の優れたオリジナル作品を生み出し、それらをヒットに結びつけたことが、なによりも特筆に値するように思います。
タツノコプロが構想していたという、いくつかのアイデアも紹介されていました。タツノコキャラの扮装をした店員がいるというレストランの構想があった、ということも、この展覧会で初めて知りました(実現はしたのかしらん)。
現役の子どものころ、タツノコプロの主要な作品を浴びるように観て育ったわたくしとしては、とても懐かしく堪能させてもらいました。
中でも一番のお気に入りが、やはりタイムボカンシリーズ。SF的センスとギャグの絶妙な組み合わせがとにかく楽しくて。特にシリーズ第2作の『ヤッターマン』は、わたくしの血肉になっていると言っても過言ではない大傑作であります。
そのタイムボカンシリーズのスペースでは、なんとシリーズ全作品の悪玉側のメカがすべて一覧の形で紹介されているという泣かせる趣向もあり、時を忘れて見入ってしまいました。
善玉側のメカのみならず、悪玉側のバラエティと遊び心に富んだメカの数々も、このシリーズの魅力の一つであることに改めて気づかされました。
タツノコプロ作品の魅力を再認識させられた展覧会、見ておいて良かったと思います。
展覧会は9月1日まで開催され、期間中には「アクビちゃんの壺作り」などのワークショップも予定されています。お近くの方はぜひお運びのほどを。
ちなみに、会場内の撮影コーナーには、ヤッターマンにやられたドロンボー一味が逃げるときに「エッホ、エッホ」と漕いでいた、あの三人乗り自転車のオブジェがあり、それに乗って記念撮影ができるようになっております。
まあ、さすがにソレに一人でまたがって写真を撮る度胸はありませんでしたが•••(笑)。
アニメーション作品第1作目となる『宇宙エース』をはじめ、『マッハGoGoGo』『科学忍者隊ガッチャマン』『ハクション大魔王』『昆虫物語みなしごハッチ』『新造人間キャシャーン』そして『タイムボカン』シリーズなどなど、綺羅星のごときタツノコプロ製作のアニメ作品の原画やセル画、ポスターアートなど、約300点を一堂に展示した展覧会であります。
中には、創業者である吉田竜夫さんが挿絵画家だった頃の挿絵原画といった貴重なものも展示されており、その写実的で緻密な画風には、思わず顔を近づけて見入りました。また、『忍者部隊月光』(アニメ化はされず実写でドラマ化されました)や『マッハGoGoGo』の漫画版原画などもありました。
『マッハGoGoGo』や『ガッチャマン』のキャラクターやメカの設定は、あらためて見るととてもモダンで古さを感じさせません。製作から40年近く経っていてもなお、世界的に根強い人気を誇っているのも納得でありました。
『いなかっぺ大将』などの原作つきの作品も手がけつつ、これだけ多数の優れたオリジナル作品を生み出し、それらをヒットに結びつけたことが、なによりも特筆に値するように思います。
タツノコプロが構想していたという、いくつかのアイデアも紹介されていました。タツノコキャラの扮装をした店員がいるというレストランの構想があった、ということも、この展覧会で初めて知りました(実現はしたのかしらん)。
現役の子どものころ、タツノコプロの主要な作品を浴びるように観て育ったわたくしとしては、とても懐かしく堪能させてもらいました。
中でも一番のお気に入りが、やはりタイムボカンシリーズ。SF的センスとギャグの絶妙な組み合わせがとにかく楽しくて。特にシリーズ第2作の『ヤッターマン』は、わたくしの血肉になっていると言っても過言ではない大傑作であります。
そのタイムボカンシリーズのスペースでは、なんとシリーズ全作品の悪玉側のメカがすべて一覧の形で紹介されているという泣かせる趣向もあり、時を忘れて見入ってしまいました。
善玉側のメカのみならず、悪玉側のバラエティと遊び心に富んだメカの数々も、このシリーズの魅力の一つであることに改めて気づかされました。
タツノコプロ作品の魅力を再認識させられた展覧会、見ておいて良かったと思います。
展覧会は9月1日まで開催され、期間中には「アクビちゃんの壺作り」などのワークショップも予定されています。お近くの方はぜひお運びのほどを。
ちなみに、会場内の撮影コーナーには、ヤッターマンにやられたドロンボー一味が逃げるときに「エッホ、エッホ」と漕いでいた、あの三人乗り自転車のオブジェがあり、それに乗って記念撮影ができるようになっております。
まあ、さすがにソレに一人でまたがって写真を撮る度胸はありませんでしたが•••(笑)。
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