読んで、観て、呑む。 ~閑古堂雑記~

宮崎の某書店に勤める閑古堂が、本と雑誌、映画やドキュメンタリー、お酒の話などを、つらつらと綴ってまいります。

【ご報告】秋の旅は熊本訪問に決まりました!

2016-08-21 10:41:23 | 旅のお噂
ここ1カ月ほど、また当ブログの更新が止まってしまっておりました。
7月末から今月初めにかけて仕事が立て込んでいたことに加え、このところの暑さでだいぶカラダが参ってしまって気力も減退していたことが原因でした。昼間暑いだけならまだしも、夜も気温があまり下がらない熱帯夜が続くというのはこたえますよ、ホントに。・・・なんせ冷房のない家に住んでるしねえ(泣)。
とはいえ、ブログの形でお伝えしたいことはいっぱいございますので、これからまたなんとか気力を取り戻しつつ、当ブログを綴っていきたいと思っております。

さて。ここ何年かは旅行といえば別府か鹿児島ということが続いているわたしなのですが(もうすっかり、その2ヶ所が “第二の故郷” みたいになっているからなあ)、今度の秋には久しぶりに、その2ヶ所以外の地を旅することに決めました。行き先は・・・熊本であります。9月もしくは10月の連休に、2泊3日の日程で熊本市内に出かけるという計画です。
今年の春の段階までは、秋には東京に出かけようというつもりでおりました。昨年の秋に仕事がらみで出向いた東京に大いに刺激を受け、今度は仕事抜きでゆっくり東京を歩き回りたいと考えていたのです。しかし、4月に起こった一連の地震を受け、これはぜひ応援の意味も含めて熊本を訪れなければと、予定を変更した次第です。
いまから二十数年前、当時の仕事の関係で(短い期間ですが)住んでいたことがあった熊本。でも、それ以来ずっと訪れることがないままでした。今度の熊本への旅は、「いまの熊本」を知るまたとない機会でもあります。

そろそろ少しずつ、具体的な計画を立てなければということで、『るるぶ情報版 熊本』を買いました。

「応援版」とあるように、一連の地震を踏まえての熊本の観光情報や楽しみ方、それに熊本ゆかりの著名人の方々(水前寺清子さんやコロッケさん、スザンヌさん、八代亜紀さん、森高千里さん、高良健吾さんほか)からのメッセージなども掲載されております。
熊本でまず気になるのが、地震で天守や櫓、石垣に被害が出てしまった熊本城です。現在は主要なエリアへの立ち入りが禁止されているとはいえ、安全が確認された場所から天守などの建造物を見学できるコースができているということで、それが図入りで紹介されています。熊本城の「いま」がどうなっているのか、しっかりと見てきたいと思っております。
震災後、池の水の水位が下がったという名所「水前寺成趣園」(水前寺公園)も、6月には完全に復旧して、園の中や周囲にある露店も営業中とか。実はまだ水前寺成趣園には立ち寄ったことがないので、ここもぜひ楽しみに立ち寄りたいと思います。
歴史散策もさることながら、文学散歩も楽しみたいところです。なんせ熊本は夏目漱石や森鷗外、小泉八雲、徳富蘇峰・蘆花といった文人たちゆかりの場所でもありますから。そういった文人たちの足跡も、できる範囲で辿ってみたいですね。

歴史・文学散歩と並ぶ熊本旅の大きな目的は、熊本のうまかもんをたっぷりと味わうことです。・・・いや、あるいはこちらのほうが一番の目的かもしれないな(笑)。
本場の熊本ラーメンや、春雨に野菜や魚介類が乗っかった「太平燕」といったご当地麺。刺身や焼肉、カツなどの様々な調理法で食されている馬肉。一時は生産が途絶えながらも、平成に入って復活したブランド地鶏「天草大王」。天草獲れの新鮮な地魚・・・。おっと、もちろん球磨焼酎も忘れてはいけません。『るるぶ熊本』には、飲食店の情報もたっぷり掲載されているところが嬉しいですな、ふふ。
もちろん、『るるぶ』で取り上げられているお店のほかにも、熊本市内にはたくさんの飲食店があるでしょうから、いろいろと下調べをした上で街を歩いて、自分に合ったお店(特に居酒屋)を見つけたいと思っております。できれば、また行きたくなるようなお気に入りの居酒屋を見つけたいものだなあ。
今度の熊本旅は熊本市内に絞る予定なのですが、機会があれば阿蘇や天草、人吉などの地域にも足を運んでみたいと考えています。

地震で大きな被害を受けながらも、そこから立ち上がろうとする熊本の「いま」をしっかり見届けつつ、熊本のいいところや美味しいものをたっぷりと楽しめるようないい旅にしたいなあ、と『るるぶ熊本』をめくりながら思いを馳せる今日このごろ、であります。
・・・そうそう、どこかで「生くまモン」にお目にかかれたらいいなあ。実はけっこうファンなのよね、くまモン。

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