Nikon F3 + Ai Nikkor 50mm F1.2S
3年ぶりのオーバーホールに出しました。何かと大事な瞬間は、このF3。この3年のうち、高隈山縦走4泊5日も2年間連続でこのF3と50ミリの1.2で記録していました。指があたる部分は塗装が剥げて真ちゅうの金色がむき出し。岩にぶつけることもしばしばで、後ろに転んだときにF3を下にして手を付いたこともありました。でも何事もなく写真は撮り続けることもできました。見た目はボロボロ。でもこういう姿がF3というカメラの性格をよく現してるような気がします。今回は、上カバーが大きく変形して、カウンターも破損したので、さすがに修理+オーバーホールとなりました。それと、50ミリ1.2もガタツキが出てきたので、これも一緒に。すでに生産が終了して9年。でも修理はちゃんとできます。2011年までできるようなウワサ。(確かな情報ではありません。)
今回、修理とオーバーホール。ファインダー内の清掃等も頼みました。オーバーホールをすると、外観の革の部分は張替えになりますが、修理でトップカバーが新しくなっているためにほぼ新品に見えます。しかもシリアルナンバーのところを取り替えたので、シリアルナンバーの変更。以前の1968762号機は消滅したことになります。新たに2007821号機となりました。F3で200・・・というナンバーは、かなり後期に生産されたもので、1990年代の後半に製造されたものでしょうね。自分のは中身は古い(190・・・)けど、ナンバーではものすごく新しくなりました。この(200・・・)のF3は中古でもかなり高値で取引されています。
自分のカメラ、New FM2/Tも同じように修理の際にシリアルナンバーが変わっています。『精度、作動点検をしましたが、特に不具合は認められない。』とのこと。めちゃめちゃに酷使してもまだまだいけますね~。これからも大事にかつ激しく使いたいと思います。道具は使ってこそ価値が上がりますね。
Nikon F3 + Ai Nikkor 50mm F1.2S(NEOPAN SS) 明治神宮。