中央が平岳、右が御岳、左が横岳。7つの千メートル以上のピークのうちの3つが見えています。(林道:21番ポイントより)
横岳へは1月17日以来。そのときは雪が深くて山頂に行くことができませんでした。この土日、日曜日が雨ということで、土曜日にどうしても行こうと。この日は単独登山。14時前からの出発ですが、17時前には降りてこれるでしょう!?久しぶりに単独で歩くと恐いですね。一応、無線機も装備して。
写真は、2009年の1月の写真。土曜日の写真はまた今度紹介します。
横岳へは国立大隅青少年自然の家のキャンプ場から出発。登山道は3つのステージに別れていて、キャンプ場から林道まで(21番ポイント)、林道(21番ポイント)から縦走路(31番ポイント)まで。縦走路(31番ポイント)から横岳までの3つ。時間によってどこまで行くか検討しながら歩きます。距離は約4キロ。登り累計は約千メートルに近く、かなり過酷な登山道です。しかも足だけではなくて、上半身の筋肉も使いながら登ります。写真のような大きな倒木をクリアしなければならないところもあります。
縦走路出合いから横岳へ。ここからはなだらかな登りですが、縦走路は尾根道。猛烈に冷たい北風が通ります。体感温度はすごく下がります。13時40分にキャンプ場を出発して、ここで14時45分。あと20分で横岳へ行けます。時間があれば縦走路出合いを横岳から反対の方向(白山)へ行ってその途中にある山神様の祠に行きたいところでしたが、曇り空で北風も強いため断念しました。一年に一度そこへは行きます。その途中は森が深く立ち枯れの木はそのまま残り、ツバキの真っ赤な生々しい花が鮮やかなまま一面に落ちているというか敷き詰められてるという感じのところ。昼間でも異様なほど暗いです。廃道のような感じで迷いますのでもし行かれる方はご注意を。高隈山でそこだけは空気が違います。暗い中にツバキの真っ赤ってとても映えるというかすごい光景として頭の中に焼き付けられますね。
ブナの木。横岳の東と西、ちょうど均等な距離ぐらいにブナの大木が立っています。胴回りも東と西でほぼ同じ。高さは西がやや高いかな。このブナは西の木。
Nikon F2 + Ai Nikkor 35mm F2S (NEOPAN ACROS)