
遭難現場検証に行くのは、ここ。鬼岳。南九州で最もスケールのある岩峰でしょう。アプローチも大変!ですが。。デカイ岩がそそり立つ様子はかなりの迫力があります。クライマーだと登ろう!と思いますが、それ以外の方はマジですか??となるかも。岩は花崗岩でしっかりしていてスラブ(表面が平滑で掴みにくい)ですが、フリクション(摩擦)が効きます。開拓されたルートは100以上あると思います。数日間遊んでも遊びきれないでしょう。開拓者によって付けられたエリアや岩の名前がおもしろい。ショウチュウエリアとかウォッカエリア、サブマリンカンテ・・・。初めての人でも練習できそうなルートがいくつもあるので初めてでも楽しめるでしょうね。

辻岳から見える鬼岳。太陽の方向にあるとんがりあたり。
以前はクライミング、好んでやりませんでしたが、ここ1年はよくやります。山登りに必要ないろいろな大事な要素が含まれていることに気づかされます。身体のバランス、安全の意識と技術、チームワーク、状況を観察して行動を判断する力。技術をコツコツと磨いて徐々にできるようになるという達成感もいいですね。