![Cagfnogs Cagfnogs](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1e/ce0a32eb3202d9e7bd1b360f5dfdce6c.jpg)
頂上より懸垂下降するNリーダー
鬼岳は遭難事故現場検証等で何度か来たことはありましたが、最も高い南峰には行ったことがありませんでした。西岩稜のマルチピッチルートで行くと、10ピッチ(約280メートル)というロングルート。しかも高難度。県本土では最も長く困難なルートでしょう。クライミングの技術的にもまだまだと思って躊躇するところもありましたが、いい機会を与えてもらったので挑戦しました。
![Ca7exppd Ca7exppd](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/24/133ea51ff4ec1dafc6612d04ef528d66.jpg)
頂上にて。頂上はとても狭く、3人がやっと。立とうにも恐怖感で立つことができません。それにしても景色は最高!真下に錦江湾、そして開聞岳。
![Ca6yzpwp Ca6yzpwp](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/26/ba8ae4ee31eb0c25075cc3ed42ba83f1.jpg)
3ピッチ目からはこのように空に向かって登っていくルート。気持ちいですね~。でも厳しい。。。体力も精神力もすり減らしていくような感じです。特に精神力。実際にはビレイしてますから落ちることは無いのですが、集中しなければ落ちるという意識もあるし、高度感に耐えるのもつらい。。登ってる最中にカンテ(岩の角)の向こう側に顔だけ出して下を見たときの高度感にはゾッとするよりも笑うしかないという感じ。ピッチを重ねるごとに逆に集中してきて身体も動くようになりました。厳しいルートを越えてたどり着く頂はいいですね~。山登りの醍醐味を改めて感じた山行でした。詳しくはまた今度。これらの写真は携帯電話で撮りました。