流星痕(りゅうせいこん)
そろそろふたご座流星群が活発なころ。ただし、今年の観測条件は最悪なため、あまり見る気が起きていないが、とりあえず、今晩と明日の晩は観察するつもり。月明かりの影響がなくなる未明が狙い目だろう。ちょうど、ラブジョイ彗星も位置がわかったので、観察できるころ。
写真は、流星痕。流れ星が大気圏に突入し、燃えたあとの残核が大気中に漂う様子です。比較的大きな流れ星で見ることができますが、この流星痕を残した流れ星は、大気圏で大きく爆発し、発光しました。
ふたご座流星群ではこのような大きな流れ星がよく見られます。写真もふたご座流星群のもの。一時期しし座流星群が活発なころはかなりの頻度で見ることができました。
ある年は、富士山の麓、朝霧高原でしし座流星群を眺めていましたが、カメラのセットのため、下を向いていてもわかるほどの雷のような光を感じて空を見上げると、大きな流星痕が漂っていました。