

デジタルとフィルム
こういう比較はナンセンスだとは思っていても同時に2つ持ってるとやってしまう。海外のサイトでやっているのを見たことがあったが、考察がなかなか面白い。
ほぼ同じ時刻、同じ被写体、同じレンズを使っています。
デジタルの得意とするところ、フィルムの得意とするところ、両方あって比較できないのですが、あえて写真を比較すると、フィルムはやはりフィルムの色が出ます。現実の色はデジタルが近いでしょう。
解像度はフィルムの方が遠くまでより細かく写っていました。フィルムのスキャニングは、20Mピクセル相当なので、D3の12.1Mピクセルは分が悪いかもしれません。でもフィルムはさらにまだポテンシャルを持っているはず。フィルムはリバーサルフィルムのRDPⅢ。ネガフィルムはもっと情報量が多いそうです。自分が知っている最も解像度が高いのはNEOPAN ACROSやT-MAX100のモノクロネガフィルムでしょう。
以前はデジタルは偽色が出て「デジタル臭さ」がありましたが、今はフィルムで撮ったのか、デジタルで撮ったのかわからなくなりました。自分の使い分けは天体写真は高感度特性がフィルムよりも圧倒的にいいデジタル。将来まで大事に残しておきたい写真はフィルム。モノクロは全てフィルム。普段のスナップ写真は両方使います。最近、水中の写真もデジタルが主流になりつつあります。
やはり、両方いいところを使い合わせるといいですね。
Nikon D3 + Ai Nikkor 20mm f3.5S
Nikon F4 + Ai Nikkor 20mm f3.5S (RDPⅢ)