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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

RIKENON 50mm f2

2013年12月22日 | インポート
Dsc_5231
PENTAX ME + RICHO XR RIKENON 50mm f2

PENTAX MEは手のひらに乗るほどの小型の一眼レフ。ミラーレス一眼レフカメラよりやや大きいといったところ。

レンズは、RICHO XR RIKENON 50mm f2 これは特に小さいというわけでもないが、PENTAX MEとよく合う。RICHOとPENTAXの一眼レフはPENTAX Kマウントでレンズに互換性がありました。事務用機器でよく知られるRICHOですが、カメラの老舗ということはあまり知られていないようですね。私には二眼レフ(リコーフレックス)のイメージが強いです。それと、コンパクトのGR(デジタルじゃない)を使っています。

小さい、軽いカメラとレンズの組み合わせですが、山に持ち出すことはあまりありません。山では、濡れる、どこかにぶつかる、泥まみれになる・・・と環境は苛酷。昨日使ったNikon F5も泥がべったりついていました。金属外装にダイキャストボディとはいえ、なんとなく不安。巻き上げも華奢で、思いっきり引っ張ると壊れそうです。

さて、このRIKENON 50mm f2、特に鏡筒が金属製の前期型はここ数年の中古市場ではかなりの高値で取引されているようで。私のRIKENON 50mm f2はもらったRICHO XR-1についていたもの。絞りの動作不良でジャンクでしたが、自分でオーバーホールして、今使っています。使っている印象ではごくごく普通の標準レンズ。でも最近は標準というと標準ズームなので、単焦点標準レンズのシャープさ、ボケの美しさは新鮮に感じるんでしょうね。ライカのズミクロンと同じぐらいシャープという意味なのか、「和製ズミクロン」と称されてもいるようです。

50mm f2は、これとNIKKOR-H Autoを使っていますが、確かに描写は異なります。なんて言いようがないんですけどね。

50mm f1.4よりも50mm f2は絞り値が一段違うだけですが、レンズの価格は随分と安くなります。でも性能が悪いわけではなく、レンズがコンパクトで、しかも十分明るくボケ具合もよく、50mmという適度な距離感があり、、、という便利なレンズ。

でも便利といってもすべてこの1本というのは無理があるかな。。。もうちょっと近づきたいなと思うときと、もうちょっと画角が欲しいなと思うときもあります。適度な距離感とは言っても難しいですね。

Nikon D3 + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f2.8D