
冬の甑岳。先週行った南大隅の森とは大違いの景色です。
今回は、スキルアップ登山。自然体験指導者研修で習ったことの復習も兼ねて。あれはこういうことだったんだって気づくこともあります。
まずは、登山計画書。(写真はなし、、)メンバー表と非常時の計画、装備、行動計画(略図が入ってる。)があること。特に非常時の行動計画は特に慎重に具体的に。あと役割を明確にすること。CL誰?SL誰??なんてパーティーがありますからね~。。事故したらあとから大変ですよ~。
あと、実地踏査とか共同装備とか。
救急セットに油性ペン!!(便利グッズ)
あとひとつ、忘れてました! 正確な時計の所持を。

甑岳へ。
先頭を歩くこともトレーニングでしょうね。先頭を歩くと五感をフルに働かせてという感じでしょう。目の前に危険なのがあればどう行動すればいいか、とか自然とKY活動しているはず。研修でやりましたね~。

この日の霧島は寒くてえびの高原で0度。冷たい空気でした。ただ、風が無いのがよかったです。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

カラーフィルムの消費量を半減ことを考えていろいろ検討してきて結果、このデジタル一眼を選びました。Nikon D2H。画素数が少ない(400万画素)、高感度でノイズが多いなど言われとても人気が無い機種。今の価格も入門用のデジタル一眼レフとだいたい同じぐらいと激安で買えます。
選んだ理由は、使ってみてNikon F5とほぼ同じ感覚で扱えるということ、画素数が少ないこと(RAWでわずかに6.5MB)。フィルムをスキャンすると2000万画素相当で1枚約60MB程度もあるのですが、フィルムだと枚数が少ないので問題ありません。でも枚数が多くなるデジタルは軽いほうがいいです。画素が少なくて不利なのは大きくプリントしたときだけです。かえって鮮鋭になりすぎる最近の高画素のカメラが出す絵はあまり好きではありません。(D3とかEOS-1は違うけど。。何が違うんでしょうね。)プリントしてみましたが私のオリジナルサイズのパネル(六つ切りよりもやや小さい)は十分。A3まではいけました。
ノイズの問題はよくわからない。。。フィルムを常用としている人にはよくわかると思いますが、粒子の粗い高感度フィルムはものすごくノイジーな絵になるのです。それと比較すると何かわるいか??と。ま、フィルムのノイジーな絵とデジタルのノイジーな絵比較すると確かにデジタルは落ち着かない雰囲気がしますけどね。
それと、仕事が速い。自分はシャッターのタイムラグがとても気になるのでNikon F5同等だというタイムラグはいいですね。感覚的にF5に近いというのは一番はこのことが一番大きいです。景色を撮るときに一瞬を捉えるという機会はあまりありませんが、スナップ写真やポートレート、スローシャッターで息を殺して撮るときにも瞬間に撮れるのはいいです。数十ミリ秒という世界ですが人間の感覚はその差を感じてしまいます。とてもスローなFine Pix S3 Proを使っていたときはこれが一番の悩みでした。ポートレートではよくブラケットをしますが、8コマ/1秒のD2Hでは一瞬で撮影が終わります。
将来までずっと残しておきたいのはやはりフィルム。よってもちろんカラーフィルムも使いますし、両方を使い分けていきます。ただ、メインはモノクロフィルムというのは変わりません。

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D 辻岳

Nikon D2H + Ai Nikkor 35mm F2S 鹿屋

Nikon D2H + Ai Micro- Nikkor 55mm F2.8S 鹿児島湾 桜島フェリー(手前)、輸送艦くにさき LST4003

Nikon FE + Ai Nikkor 35mm F2S (TMY) 辻岳

辻岳。
南大隅の山で特徴的なのは照葉樹林。常緑で厚い葉を持つ木が多い感じ。そのため真冬でもこのような緑の濃い森林となっています。大隅半島の南部は陸地が細長く、海の影響をよく受けています。この辻岳も山頂から眺めると錦江湾(鹿児島湾)が真下。しかももうちょっとで湾口なので広い外洋がすぐそこに見えています。よって真冬でも平均気温は高い状態を保つことができます。ここから北30キロの高隈山も標高が低いところは似たような感じですが、高隈山の標高が高い部分は冬枯れの景色。本来寒い地域の樹木であるブナが林立して対照的な森林の様子を見ることができます。
Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

高隈山 御岳
Nikon New FM2/T + Ai Nikkor 35mm F2S (TMX)

稲尾岳も南大隅の山。辻岳の南東側に位置しており太平洋がすぐそこにあります。ここも常緑の照葉樹林。最近注目されていて登山道もきれいに整備されています。ここは水もきれいなところ。
Nikon F3 + Ai Nikkor 35mm F2S (RDP3)

Nikon D2H + Ai AF Nikkor 28mm F2.8D

てことで今度の日曜日に何かしましょう! 自然体験指導者やその研修途中の方、アウトドア好きな人、霧島に行って遊びましょう。自分がいるところを地図上にプロットしてみよう!とかロープワークとかやってみましょう。計画書、ブリーフィングもね。それぞれ専門の方々がいるので勉強になるかも。自然体験指導者、自分が一番気になるのはリスクマネジメントや補償問題などなど。全体のコーディネーターやチーフリーダーとなる立場なので責任がまともにかかってきます。研修でも傷害保険の話とかちょっとは出てきましたが知識不足だなぁって思いました。訴訟の事例とかも知っておきたいし。
技術的なことはシミュレーションとかできるとスキルアップできるのになって思います。日赤の講習の時に災害時のトリアージ、救急処置をやったりしましたがなかなかよかったです。レスキューダイバーの講習でも、終わった終わったと思って装備を外して船の上でゆっくりしてると、、、、誰か溺れてる!! ・・・・と。慌てて装備をして行動開始でした。。。観察しながらもアプローチやレスキューの方法を考えて・・・と頭の中で情報を整理するのがものすごく大変です。油断も隙も無いですが、実際こうなんですよね。トレーニングしておかないといけませんね。