表題は
今日のブロック紙一面の記事とその内容
これまでタンチョウの生息域が
釧路管内からその範囲が広がって
十勝や根室・宗谷・オホーツク・勇払など
生息の広域化が確認されています
今回記事となったのは
宗谷管内サロベツ湿原に生息するつがいが
425㎞の移動をして越冬のため十勝の浦幌町までやってきたというニュースです
昨年サロベツの♂(雄)タンチョウに(国の保護事業の一環で)
発信器をつけたところ
下記の絵図のような経路をたどり
1月29日に十勝の浦幌町で確認されたというのです
タンチョウは本来渡り鳥でしたが
絶滅保護のために給餌を行って繁殖数を増やしたようで
留鳥のようになっていました
釧路管内でも生息数が多くなって
密集化したことがタンチョウの生息環境に影響したのでしょうか
タンチョウ自身も
営巣や生息域を求めて釧路を離れるタンチョウもいるようです
何時頃から変化があったのかは分かりませんが
上記のように広域化してきています
おじさんの自宅前の農家に現れるタンチョウも
多い時には26羽確認できました
その中に今回の記事の(発信機つき)タンチョウとは別に
足環448のつがいがサロベツ湿原から越冬に来ています
2023年2月18日 当地に来ている足環448
足環193♀はもともと釧路湿原(鶴居村)生まれです
2023年2月13日 当地に来ている足環193♀つがい
それがおじさんが十勝のここで出逢ってから7シーズン
オホーツク枝幸町で営巣しヒナを育てて
越冬のために当地やって来ます
今日の記事の見出しのように「渡り」の習性を取り戻した見本のようなつがいです
今回記事となったタンチョウは興部にいるところまでは知っていましたが
※興部にいるタンチョウは足環429♂との情報だった?
1月27日に一気に十勝入りをして音更町で確認され
その二日後の29日に浦幌町で確認されたようです
ということは...
サロベツ湿原から越冬にやってきたタンチョウつがいが二組
越冬場所をそれぞれにして
十勝に来ているということですよね!!
それにしても本格的な越冬期にはいって
居場所を425㎞も南下してくるとは...?
何か意味がありそうな気もしませんかね
おじさん心...
タンチョウに訊いてみたい...
雪解けが始まりタンチョウの営巣期になるころ
当地に来ているタンチョウを含め
発信機をつけたタンチョウや足環448や足環193♀
どこにいるか大きな関心事です!!
今日の記事内容には
・生息域の分散化の意義
・大陸との交配があるのか
・現在12羽のタンチョウに発信機がついていること
・鳥インフルエンザ感染リスク....などが読み取れました
ところで...
サロベツから発った足環451
以前は行方不明と聞いたけど
どこかで確認されたのだろうか?
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