昭和30年ごろの日本の川は、
橋で渡る、船で渡る、徒歩で渡るの三方法だった。
島と島、島と本土、岬から岬も同じ。
日本中に多くの渡し船が存在していた。
その頃、潮来を歌った流行歌が多かった。
歌の舞台は潮来出島のように思えるが、
この歌を聴く人はみんな、
自分の近くにある”渡し船”を自由にイメージしていたと思う。
三橋美智也「女船頭歌」、美空ひばり「娘船頭さん」
すこし後に、橋幸夫「潮来笠」、三波春夫「船方さんよ」
その代表曲は、
なんといっても「親子舟歌」。
大歌手・田端義夫、
名子役・白鳥みづえ、
が親と子に扮して歌う「親子舟歌」が大ヒットした。
〽
一里きこえて ギッチラコギッチラコ
三里ながれて ギッチラコギッチラコ
歌はどこまで 行くのやら
・・・
将来を嘱望されていた白鳥みづえは、
事件を起こし、その後、歌謡界に復帰したが
「親子舟歌」以上の曲には恵まれなかった。
合掌
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ネットニュース
歌手・白鳥みづえさん 2年前に77歳で死去
2023.6.22
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