しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

注文と同時に目の前に出る”牛丼”

2020年12月04日 | 初めてのこと
注文と同時に目の前に出る”牛丼”


東京には高校生の時「修学旅行」で行ったことがある。
それから8年後、二度目の東京は「社員教育」に出席で行った。

研修場所は、代々木の東京オリンピック選手村の宿泊施設だった。
その前日の日曜日に東京に行き、学生時代の友人Tくんと会った。

Tくんは、まず小腹にと新橋駅前の食堂に案内してくれた。
席に座って、Tくんが注文を口にすると、その瞬間に料理が出てきた。

この早さにはびっくりした!

Tくんは、東京はどこでも注文したら料理が出るのは早いが、「ここは特別早い」と言った。
その時は「牛丼」と「おしんこ」が出た。

Tくんは、この店は東京ではチェーン店が多いとおしてくれた。
その店の名は「吉野家」で、
以後、その名を新聞などで見るようになった。


・・・・・


注文して、だいぶんたってから出る”牛丼”


吉野家は関東から関西へ進出し、店舗数は増えた。
同業者も増えた。
今はコンビニ店と同じように全国どこの町にも、牛丼店がある。

昨日(2020.12.3)井原市の或る牛丼店に入った。
牛丼を注文しても、なかなか商品が出てこなかった。

自分の中に牛丼は出るの早いという思いがあったので「遅いな」と、思う頃に出た。

このスピードに新橋駅前でカルチャーショックを受けたのを思いだし、逆カルチャーショックを受けた。

(時代は変わるし、お店のメニューも増えていて、ある面当然の待ち時間であって、
このお店を非難している訳ではありません)

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