(金刀比羅宮=旧称・金毘羅大権現)
「香川県の歴史」 市原・山本共著 山川出版社 昭和46年発行
明治元年、新政府は神仏混淆を禁止した。
以後、廃仏毀釈の運動が全国におこるようになった。
仲多度郡琴平の金毘羅大権現は金比羅宮と改められ、
別当寺の金光院松尾寺の、その末寺とともに廃寺となった。
金光院住職の名を改め社務職となり、社地を管理した。
そして祭神を大物主神とし、すべての境内の仏式を廃し、
神社として再出発した。
白峯寺も危うく廃寺となるところであった。
(白峯寺)
神道もさかんになり、教派神道では天理教・金光教・黒住教・大社教などがさかえた。
外国公使の強い抗議があり、明治6年政府は信教の自由を認めた。
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