学問だけど,原理の追求が根底でしょうよ.もちろん,コレを踏まえて応用があるの.この応用も学問.
で,頭を強くしたければ,学問の構成をしっかり身につけるのが大切.知の構成の仕掛けを頭に叩き込んで,このやり口で思考する,そんなこと.
ただし,原理の追求にはテクニックがあって,これを理解しながら深さも感じ取れないと,頭のデキがうわべだけの薄いものに.....その一方,厚くしても,皮だけで中身がない,そんなものにもなって....ただのモノシリ.
と,言ううことで,経済学の原理が気になって,昔の本を眺めているところ.
そう言えば,物理学は,原理を理解しながら,結局,自分で知を理解して...それで,組み立てたけど,経済学は原理を超えて考えてきたので,どうも正統的な仕掛けを自分の頭で組み立てる努力をしてこなかったの.逆に,断片から,自分流の経済学の見方を構成してきた感じ....で,理解している経済学の原理に自信が持てないの.それに,本を読んでも書いてあることのセンスが悪くて....
物理学は正統的な組み立てを理解しているけど,経済学は自己流,そんなこと.でも,自己流の方が原理の理解としては上手く行く,そんなことなんだろうか? それとも,経済学って,原理そのものが多様で,自分のやり方って当たり前?
自己本位を貫くなら,状態空間と最適レギュレータで経済学を観る,そんなこと.しかも,応答の特性など古典理論も使える,そんな発想.それに,統計物理でも経済現象を観る,そんな捉え方も.....
とりあえず,自由気まま.