例えば、材料の強度や疲労だけど、設計段階では徹底的に計算するでしょ。もちろん、ココイラがエンジニアリングの基礎なんだけど、それで設計パラメータを決定する、ということに。だけど、製造工程で図面通りの要求される機能を果たすようにつくる、そんなことも必須で、さらに使用期間中もこの機能が維持されるようにするのが原則。
もちろん、使用を続けていれば劣化等は避けられないから、信頼性の概念が必要で、保全とも絡んでくるの。
だけど、保全の問題って複雑で、企業の方針が保全現場にも行き渡るのって厄介でもあるでしょ。こういったことのTQMをしっかりやって行くのって、安全性にも関わるし、何しろ顧客重視の姿勢でもあるし、要はビジネスそのものに関わる問題なの。
設計・製造・保全のTQMをしっかり構成して、その上で保全についての扱いをしっかり構築し続ける、そんなやり口って必須でしょうよ。ウリっぱで後は逃げる、そんな企業文化のところって、やはり行き詰る可能性が高くて・・・。
そう言えば、ある企業さんだけど、ウリっぱ後ニゲっていう雰囲気があって、どうしても評価できない、そんなことを感じていて・・・。