学部の方の授業だけど,統計学aはC101室に変更です.
ココに書いても意味がないけど,まあ,そうなったので,とりあえず.
大学院の授業だけど,とりあえず大切なポイントを扱う必要があって,それで,まあ,アレコレ考えているところ.実際に教えることよりも深く掘り下げて準備しておく必要があるから,結局,頭の中がスッキリせずに,気持ちが悪い感じでもあるの.要は,教える側がきちんと整理できていない,ということ.
で,まずは,CAPMとAPTの導出を説明して,その違い,そして演習問題を解く,そんなこと.次に,債券価格と金利の期間構造,それに演習.で,最後がオプション価格の理論.だけど,オプション取引の説明も必要で・・・.まあ,その前に債券の実状も説明する必要があるけど.
EXCEL使いながらなのなで,計算しながら実践の方法?がわかる,そんなことだし,理論の概要もわかる,ということになっていれば良いかと.
だけど,こういった授業を学部で行うには,やはり難しいかと.で,まあ,学部で開講している時系列データ解析の中で断片的に扱う,そんなことに.
経済・経営系のアナリティクスだけど,実践経営では何しろ必要,そんな位置づけかと.もちろん,統計学が基盤なんだけど,種々の技法が既に存在するので,ココイラを使ってPDCAに繋げる,という次第.さらに,より複雑な問題を解決するには,アナリティクスと意思決定の経営技法を新たに開発する,そんなことも必要なの.
こういったエンジニアリングの指向って,やはり純粋?な経営や経済の学問から外れているように感じられる方もいらっしゃる,という具合かもしれないけど,だけど世間では既にこのアタリが急速に発展している,という状況でもあるかと.
具体的には,ビジネス・アナリティクスに関してはソルーションの開発が急速に進んでいて,データサイエンス,ビッグデータ,機械学習論の展開として身近?になってきている,ということでしょうよ.クラウドの浸透とともに,このアタリは多くの企業に導入されているし,さらなるシステム構築を模索しているところも少なくないでしょ.
海外のビジネス・スクールだけど,このアタリの教育と研究が進んでいる,という具合で,どんどん勢いが増して行く,ということになるかと・・・.
実は,金融経済学での価格理論を市場の効率と完備を基盤にアレコレお勉強していたら,意思決定の均衡と無裁定が気になって,さらに情報経済学の実体と展開が経営技法に関わっている,ということが気になって・・・.
その一方で,このアタリの展開から遅れると・・・.
ファイナンスだけど,自由気ままにお勉強するのなら,数理情報系と経済・経営系の二つの分野をしっかり扱う,そんなことになるかと.もちろん,自由気ままだから,どうやっても良いのだろうけど.
まあ,学部と修士で,こういったお勉強をすれば,その後のキャリアの基盤が形成できる,そんなことに.もちろん,英語のお勉強もしっかり行って,実践でのコミュニケーションがスムーズにくらいの能力に到達しておくのが良いでしょうよ.ただし,金融の専門職に就く,そんなキャリアを目指しているのが前提だけど.