mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

胃と大腸の内視鏡検査とポリープ切除

2013-02-11 08:40:33 | thought

皆さんの中にも胃や大腸の内視鏡検査を受けられた方がいらっしゃると思います。


私も今まで何回か胃カメラ検査を受けた事があり・・これは何の問題もなかったのですが

今回の大腸の検査は大変でした。


前回はいつ受けたのか忘れましたが、こんなに大変な思いをした記憶は全くありません。


まず、検査の前日に「検査食」なるものを食べます、

朝から主食はお粥、固形物は全くなしで夕食はポタージュスープのみです。

間食には飴湯とクッキー、ジュースなどが入っていました。


夜の9時に、渡されていた液剤と下剤を2錠飲みます。

夜中の2時過ぎから便意を催し・・起床までに4回トイレに行きました。

検査当日の朝食は当然無しです。



その日の外来検査は私と80歳を過ぎた女性、私より6歳年上の女性の3人でした。


先ず腸を空っぽにしなければならないので、腸の襞にくっついている便を出すために1.5Lの洗浄液(下剤)を

1時間かけて飲むように指示が出ました。

「レモン風味」と書いてはあるものの、何とも飲みにくく

1時間で・・と言われていたにも関わらず早く終わらせたくて30分ほどで飲んでしまいました。

その後はできるだけたくさんの水を飲むように言われ・・600ml入りの水を3本飲んでしまいました。


その頃には説明されていた通り、便はなく下から出るものは透き通った水のようになっていました。

3人の内、私が一番早く検査ができる状態になりましたので、お二人に別れを告げ検査台に乗りました。


その間4,5時間皆さんと楽しく?おしゃべりをして過ごしましたので、時間は気になりませんでしたが

これが一人だったら・・何ともうっとしい時間になっていただろうと思います。


お二人は検査中にポリープを切除したらしく、検査が終わると車椅子で病室に行かれました。

その時のお二人の顔は疲れ果てて放心状態でした。


大腸に空気を入れ膨らませてカメラを入れるので、痛くてたまらないのです。

皆さんもお腹にガスが溜まって痛いと言う経験をなさったことがあると思いますが・・

それの何倍もの痛さです。



 

私のポリープはどう言う訳か検査中に取ってもらうことはできず(普通よりは大きく癌を疑われた?)

主治医の勧めを受けて、改めて翌日の手術となった訳ですが・・・


やはり、朝から検査の時と同じ液体を飲まされ・・手術は外来患者の検査の終わった夕方の4時頃になりました。

続けて2度目とあって、私も落ち着いていたのでしょう・・・検査の時と同じ痛みはありましたが

横を向いて寝ていた目の前に大きなモニターがあり、手術の一部始終を観ることができました。

 

検査でどこにポリープがあるのか分かっている筈なのに、なかなかポリープが見つかりません!

「あった!あった!」と医師が叫び・・(のように聞こえたのですが)ホッとしました。

下から針金を輪にしたようなものを差し込み、それに電流を流し焼き切るのだと説明を受けた通りに手術は運びます。

切り取った後はコテのようなもので切り口を塞ぎ、クリップで止めます。


「あら!このクリップ後から又取り出す手術をするのかしら?」と心配になりましたが、後で聞くとこれは腸内に残しておいても

何の問題もないとのことで安心しました。


二つ目のポリープを切除する時は少し出血があり、医師も気がかりだったようですが・・・

 

 

モニターを見ながら驚いたのですが・・私の腸の綺麗だったこと!

お酒も煙草も飲みませんし、中国に行ってからは、特に胃腸に好いと言う粟粥を主食にしていて、油類も極力控えています

以前にも写真では見たことはありましたが、この様に長時間自分の腸の隅々まで見たのは初めてです。

意地を張らずに医師の勧めにしたがって検査を受けて良かったと思っています。

時間も随分長く感じたのですが、付き添っていた夫や娘の言うには4,50分だったそうです。



医師は癌を疑っていたようですが・・・切除してしまいましたので、取り敢えずは安心です。

手術をして下さった医師によると、今度は2年後で構わないそうなので、

これからも食事に気を付けながら適度な運動を心がけ、楽しく過ごして行きたいと思っています。


皆さんも何か不安があれば面倒がらずに検査を受けてみて下さいね