皆さん、ご無沙汰しました!
私たちは無事24日午後4時に無事青島に帰着しましたが・・・
留学生宿舎の事務室の老師も冬休みで今日の午後までネットが使えず、ご挨拶が遅くなりました。
もしや?・・・・と、ご心配頂いた方もいらっしゃるかと思いますが、
今の所、青島の空は北京や上海の様に汚染されているようには見えませんのでご安心下さい。
私の喘息も大丈夫です
2月23日
長女と次女夫婦の見送りを受け・・12時に下関港を出航しました。
日本の空は今日も抜けるように青く吸い込まれるようです!
青島の空の状態を気にかけつつ、関門大橋に別れを告げます。

下関⇒青島は1泊2日で翌日の16時過ぎには青島の土を踏むことになります。
それまではのんびりと船旅を楽しみます(とは言え道中は食べては寝てばかりですが・・)
今回の帰国は慌ただしく・・次女の結婚式以外は、友人たちにも会えず、病院通いの毎日でしたので
疲れていたのか、昼食後も夕食後もベッドでぐっすりでした。
夫撮影の日本の夕陽(17:15)
所が・・ひとしきり眠った後、22時ごろに目が覚めてその後はどうしても眠ることができませんので
諦めて、夫のDVDを観ながら横になっていました。
DVDを観るのが目的ではなかったのですが・・とうとう朝方まで眠ることができませんでした。
24日も・・・青島に着くまで何をしていたか思い出すこともできない程、ゆったりと時間を過ごしておりました。
青島港に着くのは16時過ぎで・・タクシーの運転手の交代時間に当たり、行先によっては乗車拒否をされることが多いのです。
今までは中国人の友人が車で迎えに来てくれていたので安心でしたが
彼女が卒業して仕事を始めましたので、自力で宿舎まで帰らなければなりません。
「今回は荷物が多く、タクシー1台では無理だろうからバンを掴まえて交渉してみよう」と、外に出ると
すぐに一人の運転手が近づいてきて「どこまで行くのか?」と聞いてきます。
「青島大学までいくらか?」と尋ねると・・「80元!」
タクシー1台だと30元くらいの距離です。 「それは少し高いよ!70元でどうだ?」
運転手は即座にOKし、さっさと私たちの荷物を車に運びます。
バンにはすでに一人の女性が乗っています・・・なんだ、相乗りなんだ! じゃあ、60元で好かったのに
でも、バンをつかまえるのに苦労すると思っていたので、向こうからやってきてくれてすんなり荷物も治まったので感謝です。
女性は山口の某所で研修生として2年間働いていたそうで、日本語が相当しゃべることができ話が弾みます。
5歳の子持ちさんで・・・子供が「ママ早く帰って来てといつも言っていたのですよ!」と、2年ぶりに会う子供に想いを
馳せているようでした。
中国の女性はとても強いです!・・・3歳と言えば可愛い盛りなのに、そんな子供を残して日本まで働きに出かけるのです。
「貯金は沢山できましたか?」と尋ねると「まあ・・」と、とても嬉しそうな顔で笑いました。
今は円安で以前よりは随分お得薄な感じでしょう!
荷物も・・これを一人でどのようにして運ぶのかと(彼女は長距離バスで4時間ほどの所まで帰ります)心配になる程の
沢山の荷物です。
バスセンターに着いて・・大きな段ボールを下しながら、「これは日本のとても美味しいラーメンです!」と嬉しそうな顔
ご家族に食べさせたいと沢山買ってきたのでしょうね!
反日感情が強いと言われる中国人ですが・・この様に“日本大好き”オーラを感じる中国人に出会うと嬉しくなってしまいます。
彼女のこれからの人生で、日本で過ごした2年間の良い影響が彼女の周りの人々にも及ぶことを心から願いたいと思います