観音山から徒歩で10分で痩西湖北門に到着
痩西湖は揚州市の北西に広がる人口湖。乾隆帝が杭州の西湖を気に入っていたため、杭州の西湖に
似せて造ったとも言われている。西湖よりも細長いので痩せた西湖ということで痩西湖と呼ばれ、
湖水は市内の川へと流れ込む。
この一帯は痩西湖公園と言う揚州一の景勝地で、西湖と並ぶ江南地方の名勝であり、24景で有名。
国家AAAAA級の観光地に指定されている
入場料は150元・・ここも老人割引で半額になる(2年前は90元だった・・随分値上がりしたものだ)
運良く、園の中心(五亭橋)まで行く遊覧バス(一人20元)があると言うので乗って行くことにする
何しろ時間が少ないのでいつも駆け足観光・・外周を歩くと優に3時間はかかると言う広さなのだ
ここで一日ゆっくり過ごす人たちだろうか・・写真を撮ったり楽しそうにおしゃべりをしたりしている
五亭橋に到着
夫は五亭橋に登ることなく、先を急ぐ・・何をそんなに急いでいるのかこの時は分からなかった
五亭橋からどこかの門に向かう遊覧バスはなく
夫は船で南門まで行くつもりらしい・・しかし、船代が50元と高いせいか乗船する客はやってこない
このおばさんが時折大声で乗船を勧誘する
やっと乗船する人たちが現れた! しかも、9名の団体さん
15分待って、やっと出発・・きっと船での移動は気持ちが良いことだろう!
二十四橋を潜り
賑やかな余興の方たちに見送られ
五亭橋が近づいてくる
随分しっかりした作り
五亭橋の左に見える建物・・この建物は鳧荘と言う痩西湖上に建てられた宴会場らしい
鳧荘の上の方に白塔の頭が見える・・右の写真は伯塔の全景(拝借写真)
この白塔にも乾隆帝にまつわる話があるようです
一天,乾隆的游船到了五亭桥畔,忽然对扬州陪同官员说:“这里多像京城北海的琼岛春阴啊,
只可惜差一座白塔。”第二天清晨,乾隆开窗一看,只见五亭桥旁一座白塔巍然耸立,
以为是从天而降,身旁的太监连忙跪奏道:“是盐商大贾为弥补圣上游瘦西湖之憾,连夜制而成的。
”原来这座白塔是八大盐商之一的江春用万金贿赂乾隆左右,根据北京白塔的图样,然后用盐包为基础,
以纸扎为表面,在一夜之间制作而成的。尽管只可远视,不可近攀,但乾隆不无感慨地说:
“人道扬州盐商富甲天下,果然名不虚传。
簡単に言うと塩商人たちが乾隆帝のご機嫌をとるために、1夜で塩を使って作ったものと言われている
魚釣台が近づいてくる
ここは元々音楽が演奏される場所として建てられたものだが、「乾隆帝がここに来た時、いきなり釣りをしたいと言い出し釣りを始めたのですが、何時間たっても、魚が釣れなかったようです。揚州の塩商人や塩役人たちはこれは一大事と、地元の漁師を水中に潜らせて、皇帝が垂れる釣り針に魚を取り付けたそうです。何も知らない乾隆帝は、次々と釣れる魚に上機嫌になり、この場所が好きになった」という逸話があるそうです
この橋の下をくぐるともうすぐ南門の船着場に着く
痩西湖南門
夫は此処からどうしてももう一か所行きたい所があるそうで・・タクシーを探すために大通りに向かう
途中、面白い物を見つけた
鸡头jitouとは鶏の頭の事・・一瞬気持ちが悪い!と思ってみたが、よく見ると植物
嘴のような部分からは紫色の花?が見える
「野生の鸡头を売り出した」と書いてあるが・・辞書を引くと鸡头にはオニバスという意味もあるらしい
鸡头米jitoumiでオニバスの実とあるので皮を剥いて中の実を食べるのだろう
中国には面白い果物?野菜?がたくさん有る
すぐにタクシーが拾えて・・最後の観光地文峰寺へ行きます
今回、痩西湖の入場料が2年前は90元だったのを
知って驚いています
ここ数年で何もかも値上がりをしています
まだまだ値上がりしていくのでしょうね(涙)
痩せた西湖、、、面白いですね。
中国の観光地は、どこも入場料がお高いですね。
物価からすると、かなりの高額です。
それも、突然に値上げがあったり、、。
やっと、中に入ると、ミニバスやら、電気自動車やら、船やら、またまた料金が取られます。
貧乏性の私たちは、免費のところが、大好きです。