いよいよ今日は敦煌駅9:31発の汽車で帰途につく
たったの3日間だったけれど随分長い間滞在していたような感じがする
習慣でゆっくり寝て居られず早朝に目覚める・・・外を見るともう清掃が始まっている
着いた初めから感じていたけれど・・敦煌は他の市に比べてとても清潔な感じがする
こういう人たちが観光客の目に触れないように早朝から働いているのだった
他の観光地でも日中沢山の清掃員を見かけるが・・・汚れ感は否めない
在敦煌中は何度かお世話になった餡餅と粟粥(夫だけ)で朝食を済ませ・・早めに駅に行くことにする
ホテル前でタクシーを拾うことができるが、敦煌駅までは協定料金の30元だと言う
着いた時に乗った包車のLさんも最初は30元と言ったけれど交渉で20元になったのだった
市が定めた協定価格なのか、運転手仲間だけの協定価格なのか怪しい物である
夫は協定価格と聞いて交渉をするのを諦め・・そのタクシーにに乗り込む
1時間も前の8時過ぎには駅に到着する(中国では何が起こるか分からないから、早めの行動が必要だとは夫の言)
着いた時には通らなかったので初めて見る待合室はやはりとても綺麗・・・
1時間も前なので、まだ乗客は集まっていない(中国人も相当早めに駅にやってくるのが常なのだ)
しかし、すぐにこの様な状態になる・・・私はすぐにマンウオッチングを始める(これが私の時間の潰し方)
中国では日本では滅多に見かけないような光景に出遭えてなかなか面白い
9:10には改札が始まる
敦煌から蘭州を経由して西安まで行く列車
敦煌号ほどではないが、室内はまあまあである
これまでの旅行では経験しなかった事で・・・今回初めて二人とも上段しか取れなかった
夫はずっとこの状態でいるのかと思ったが・・・やがて外の通路に出て景色を眺めたりしている
次の駅の瓜州から乗車した同室の客(おばあさんと孫(西安の大学)・・これは夫からの情報)は乗ってすぐに鏡に写っている
状態になったので、挨拶をする機会もなく・・・これも初めての経験
私はトイレと翌朝の洗面以外はずっとベットに横になって本を読んだり、ウトウトしたりしていた
いつでも、どこでも寝ることができる私は・・幸い問題なく西安まで過ごすことができた(でも下段の客との交流ができず残念)
夫は何度も上がったり下りたりしている様子・・下段の客とも言葉を交わしていた
夫の記録を見ると・・・敦煌を出発した汽車は暫く砂漠の中を走る→瓜州→砂漠→酒泉(来た時の同室のおばさんが下りた駅)
→张掖→金昌・・・武威 この辺までは夫は起きていた様であるが・・蘭州(23:10)、天水辺りは眠り込んでいたようだ
翌朝、切符を交換に来た乗務員の登場で目が覚める・・・30分もすれば西安である
私たちは西安で青島行列車に乗り換える
夫からの拝借写真
张掖を過ぎて汽車は祁連山脈の麓、谷間を走る・・・祁連山脈に沈む夕陽
到着した西安は天気予報通り雨が降っていた
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