昨日の黄山登山で疲れているにも関わらず、いつもの様に5時過ぎには目覚める
思ったほどに足は痛くない・・日本から持参した湿布を足に貼りまくって寝たせいだろうか
しかし、わたしは以前右ひざ痛が続いて、帰国の際整形外科でレントゲンを撮ってみて貰った
膝の軟骨が少し磨滅しているようだ・・老人性ひざ痛ですね! 医師はいとも簡単に言い捨てる!
治療法はなく痛み止めの注射だけらしく・・普段飲んでいる、グルコサミン、コンドロイチンのサプリも効果が無いそうだ
では、どうすれば良い!?
無理をせずに、筋力アップに努めるだけしかないと思った
夫の本来の計画では今日、杭州に移動して烏鎮観光する予定だが、足に負担をかけたくない私は青島に帰ることを提案する
夫も杭州で青島行の切符が手に入れば直接帰る事に同意し、取れなければ烏鎮に行くと言う・・成り行きに任せる
昨日 フロントで杭州までのバスは押さえてある・・ 出発は8:00
夫の話ではホテルの好意でバス停まで送ってくれるとの事で、7時半からフロントで迎えの車の到着を待つが
8時になろうとするのに迎えの車が来ないが・・主人は慌てる様子が無い
”出発に間に合わないのでは?”と、夫と心配する
主人が車がきますので、大通りで待っていて下さいと言う・・・マイカー運転の女性が迎えに来る
到着したのは黄山バスセンターでは無い・・普通の一寸広い空き地に1台のバスが止まっていて
数人の男性が坐って煙草を吸いながらおしゃべりをしている
わたし達が勝手にバスセンターから出る長距離バスだと思い込んでいたのだった
バスは比較的新しく・・乗り心地もよさそうなので先ず安心、しかし、杭州のどこに連れて行かれるかが問題なのだ
不安を抱えたままバスは8:20に出発する (外でおしゃべりをしていた男性たちは皆、乗客だった)
11:20 杭州西バスセンターに到着
ちゃんと正規のバスセンターに着いて一安心・・・立派な大きなバスセンター
着いて直ぐ新幹線の駅に移動して切符を買う予定だったので
センター前でタクシーを拾い杭州東駅に向かう
わたし達が日本人と分かると・・何と玉置浩二の歌をかけ、小さな声で歌いだした
日本が大好きで、行ってみたいのだが・・家庭の色んな事情で到底行くことはできない等と話していた
途中 タクシーの前を横切った男性が、わたし達の乗ったタクシーの横を猛スピードで追い越したタクシーが撥ね飛ばした
わたしは後ろの席に座っていて瞬間は見ることはできなかったが助手席にのっていた夫は見ていて
「男性は空中を飛んで横の植え込みに沈んだ」と言う・・・実際、フロントガラスの右側には大きなひび割れができていた
なんと、杭州の初乗りは11元になっていて、40分程走って到着したが60元も支払うことになる
12:20 杭州東駅に到着
切符売り場は混雑している
いつもの様に夫と私は二手に分かれて並ぶようにしている・・わたしの列が早く買えそうなら夫が移動してくる
それでも10分くらいは並んだ
案の定、今日の青島行は全て満席である・・夕方の済南西駅行きが有ると言うので済南まで行くことにする
済南には何度も行って、状況が分かっている・・夫も済南まで行けば何とかなるだろうと思ったらしい
17:42分杭州東駅発、済南西駅行きの切符を買う (一人 383也)
まだまだ切符を求める客が沢山並んでいる
自動切符販売機もあるようだが・・切符を買う時のこの混雑は何とかならないものかと、いつも思う
切符を手にした時はもう13時を過ぎていた・・私は普段余り空腹を感じないのだが、夫はお腹が空いているらしく
構内で食事ができる所を探す
何処も同じようなバイキング方式の店
冷奴にのような一皿(大連時代に好んで食べていたが・・上に乗ったピータン?は残した)と、手羽中の煮物
850
この駅は新幹線開通時にできたのだろう・・・綺麗で素晴らしく広い!
時間があるので地下鉄で繁華街を散歩しようかと、地下鉄乗り場まで行くが、夫も私もそうする気力がなくなっていた
引き返して待合室でゆっくり休む事にする・・約4時間も待合室でどうして過ごそうか
17:25 改札が始まる
夫は杭州→上海→南京→済南と思い込んでいたようだが・・
19:15南京南駅着(杭州から直接南京に着く)
中国新幹線和谐号
22:20 済南西駅着
青島行の普通列車の切符を買うために済南駅に行かなければならないので
地下のタクシー乗り場に向かう
此処は何度か利用したことがあるが次から次にタクシーが来て・・混雑することなくとても便利にできている
済南駅で並び青島行の夜行列車の切符買う・・何とか1:30発の切符(普通座席)が手に入る
時間が有るので一旦外に出て夜食を食べ、スーパーで買い物をする
中国各地にあるチエン店
夫はハルピンに行った時は行ったことが有るが、私は初めての早朝から夜遅くまでやっている簡単な料理を出す店として有名な店
此処の小ロンポウを食べたかったのだけれど無くて・・御飯が食べたくなって红烧牛肉のセットを注文する
深夜なのに待合室には客が多い・・何とか坐ることができて改札を待つ
そろそろかと思う頃、駅員が何か叫んで廻っている・・・・・・
どうやら私達が乗る予定の汽車が南方の洪水の影響で運行が大幅に遅れている・・到着の時間は未定なので
急ぐ人は別の汽車にへんんこうするようにとの事らしい
丁度朝のテレビでそのニュースを見たのだった
東北部では水不足なのにねと嘆いたのだった
わたしは夫を急かして変更の手続きに向かう
先ず、返却窓口に並び、返金してもらい・・改めて別の便の切符を買わなければならない
とても面倒くさい事である・・これは鉄道側の理由なので乗客の便利を図ってよさそうものだが全く融通が利かない
一人の男性が業を煮やし随分と返却口で新しい切符が買えるように粘っていたが・・冷たくあしらわれ諦めて別の列に並んだ
よかった!2:15発の青島行が手に入る
T161が私たちが乗るはずだった汽車・・・どのくらい遅れるか分からないと表示してある
次に買った切符はK1135の列車・・・これも遅れて02:34発となった
何とか02:34には発車することができたが
一般座席なのでどうも坐り心地がよくない・・・眠ることができずに悶々としていた
6:30 やっと青島駅に到着
タクシーで宿舎へ 7:10着
今回の旅も最後に一波乱あったものの・・楽しい旅だった
さしもの夫も、次回からは帰りの切符も押さえてから出かけようかと、少々弱気になる
しかし、すんなり行って観光し、すんなり帰って来る旅よりは思い出に残る旅になるかもしれない
夫は帰国前にもう一度、卒業記念旅行に出かけるつもりらしいが
今度はどんな旅になるのか楽しみにしている
北京オリンピックで新幹線が走り出したようですが?記憶が正しければ上海、北京間も開通してました、4年前に行った時には、新幹線が高架橋を走るのをバスの窓から見ましたよ.無錫、杭州上海周辺のバス旅行で3月でしたが寒かったです。懐かしいです。人も駅も混雑していますね。お疲れ様でした。
わたし達は青島でもう5年になりますから
早く知り合っていれば・・その時青島まで足を伸ばして頂けたかもしれませんね
年を取って時間が自由になってきたら、身体が自由にならなくなりますね
足腰さえ丈夫なら何とかなりますから・・頑張りましょうね
わたしも注射や手術は出来るだけしたくないので、
運動で筋力をつけることを心がけています
あっ、それから今回の経験から
股関節が固くなっているのも感じましたので
股関節も柔らかくしないといけないと感じています