我们在兰州去白塔山公园、碑林和五泉山公园参观。 太可惜了的是在白塔山公园里的建筑物都正在修缮中不能参观。
我想要吃地道的兰州拉面,下山后就吃午饭。
旅行記②で書き洩らしたことがある
蘭州のひとつ前の駅、蘭州東駅で停車した列車がなかなか発車しない
後から着いた列車がどんどん先に発車して行くのに・・・何故だか?訳が分からない
時計を見ていなかったが、夫が言うには1時間ほど停車していたらしい
到着した後、駅の案内板を見るとウルムチ南行きの列車は10:07発となっているので
列車の運行上には何の問題も無かったようだ・・しかし、蘭州で待機する列車が手前の駅で長時間の待機となると
仕事で来た人などは大迷惑に違いない・・・「事情により蘭州到着が遅れます」くらいの案内ができないものだろうか
中国を旅していると、度々この様な理不尽な問題に出会う。
中国が国民に優しい国になるにはまだまだ時間がかかりそうだと感じている
夫に今回の旅行で蘭州の観光をすると聞いて、蘭州の観光名所などを調べたのだが
私たちが回れる範囲には余り面白そうな所はなく・・只、本場の蘭州ラーメンを食べるのだけを楽しみにしてきたのだった
しかも、蘭州を旅した方のブログを読んでみると・・・蘭州の空気汚染がとても酷いと書いてあったので
マスクだけは忘れないように持って来ていた
さて、蘭州についてだが・・PCの資料によると
古くからシルクロードの要衝で、秦の昭王の時代に隴西郡の地となり、漢代に金城郡が設置され、黄河とシルクロードが交わる拠点として発展してきた。このため金城が蘭州の古名となった。
隋代の582年、蘭州が設置されて現在の名称になった。清代に甘粛布政使が駐在した。 中華人民共和国成立後、元南満州鉄道の日本人技術者とソ連の援助によって、宝鶏からの鉄道が開通した
現代は甘粛省の省都である蘭州は省最大の工業都市である
とあったが、その為に空気汚染が酷いのだろうと納得した
駅構内には・・観光の目玉である中山鉄橋、白塔山公園、この地域独特の巨大な揚水水車である左公車が設えてある
私は出発前にこの“左公車”は是非観たいと、夫に言っていたのだが夫はすっかり忘れていたらしい
観光の為には重たい荷物は邪魔なので、荷物を一時預けに持って行く
蘭州は駅前から出る市内バスが便利だと言うので、バス停を探すが見つからない
蘭州の地図を買いに寄った店の主人にも尋ねるが・・私たちの話す普通語が通じないのか要領を得ない
仕方なく、タクシーで行くことにして客待ちのタクシー運転手に値段をたずねる・・これ又、運転手はぶっきら棒な態度
近くに居た3輪タクシーは25元と言うので20元に値切て乗り込んだ(最近はすっかり中国人化した私)
きっと夫は少し高くてもタクシーに乗って、優雅に乗り付けたかったのであろう
この運転手、見かけに寄らず凄い運転をする・・猛スピードで走り、信号無視あり、一寸渋滞があると歩道に入り突っ走る
何度足を踏ん張り、悲鳴を上げそうになったかしれない・・・20元で十分に楽しめた、スリル満点のドライブだった!
中山鉄橋百年記念碑の前では入れ替わり立ち代わり記念写真を撮る人たちが居て近づけ無かったため
小さな字が読み取れず何年に建立されたものだか不明
橋から白塔山公園の全景がハッキリと見える・・・夫は一番上の白塔まで登って行くと言う(ロープウエイがあるよ!)
しかし、歩いてみるのもいいだろうと(身体が少し身軽になったので)元気に歩き出した
歩いた路を黒線でたどってみた・・・結構長い道のりだったように思うが最後まで歩き通すことができた(万歳!)
とても期待をしていたが、全て新しい感じがして、歴史を感じることはできない
やっと辿り着いた白塔山寺・・・現在補修中とかで白塔の姿はおろか、拝観することができず
疲れがどっと出て・・・幸いにも売店にアイスがあったので、夫に買ってもらい食べながら歩く
しかし、その近辺の建物は皆工事中で入って観ることができなかった
こうして見ると「町は黄河に沿って東西に長く,南側に市街地,北側には白塔山がある」と言う事がよく分かる
折角此処まで来たのだから、碑林を観たいと主張し歩き出す
途中、雨が降って来たかと思うような感じの水滴が頭にかかる・・・その正体は、スプリンクラー
乾燥地帯の為、草木に散水をしているのだった
随分歩いたのにまだそれらしき建物は見えず
途中で現地の方らしい男性に碑林まで後どのくらいかと尋ねると・・・15,6分だ!と答えるので勇んで歩き出したが
何と30分以上もかかってしまった・・・現地の人の「もうすぐ!」は当てにならないと思う
一生懸命歩いて辿り着いた碑林、立派な門構え・・入場料は必要でなく、身分証明書の提出を要求される
建物も新しく立派・・・しかし、参観者は私たちだけで勿体ない感じがする
この地方の石碑の複製を展示しているのだろうか・・2階や3階もあるようなので相当な数に違いない
私たちは1階だけをざっと観て出る事にする
時間はもうお昼になっていたので、下りはロープウエイに乗ることにした
下りを利用する客は居ないようだが・・・上りの客は何組もすれ違った
ロープウエイの駅ビルに蘭州ラーメンのレストランがあり、ここで昼食をとることにする
麺は客の目の前で打っている・・蘭州ラーメンの麺は普通より細いらしいが、何とも力の居る作業に見える
窓際の席に坐ると、黄河で舟遊びをする人たちの様子が見える・・・しかし、何と濁った水だろうか、これが黄河!?
初めて済南で黄河を見た時にも「これが黄河!?」と言う印象だったが・・・学生時代から抱いていた黄河の印象がロマンティック過ぎたのかも
夫は以前食べた印象からか、余り蘭州ラーメンは好みでないらしく・・一杯を二人で食べる事に
他に万頭を買ってきた・・私は万頭が好みでないので一つ頂き、ラーメンも食べた
味はまあまあ・・・やはりラーメンは日本の物が一番口に合いますね!
此処から五泉山公園に行くバスに乗ろうとバス停を探すが見つからず・・・道行く人に尋ねるが要領を得ない
やはり、蘭州では私たちの中国語は通じないと言う事か!? 蘭州の人は外国人に少し冷たいのか?
時間もまだあることだし歩いて行くことに決めると・・
運よく通りかかったタクシーがつかまり、五泉山公園に向かう・・・タクシーで五分(これなら歩いても好かった)
山頂に建物のようなものが見える・・頂上までが公園なのだろうか
疲れていたので公園内に入り(無料)・・アイスクリームを食べながら一休みする
中国にはどこにもこんなに広い公園があり、市民の憩いの場となっているようだ
暫く二人で麓を散策する・・
五泉山の由来の泉を見つけたかったのだが・・見つからず
案内標識はあるのだが・・「距離が書かれていないので所要時間が分からない」とは夫の弁
ゆとりを持って駅に帰りたいと、早々に駅に向かって歩き出す
途中の市場で車中で食べる果物を買い、駅前のスーパーで食事の買い物をする
時間が限られていたので、ゆっくりと歴史の感じられる蘭州を見物することができずに残念
工業都市である蘭州が観光都市として生まれ変わろうとしているような感じを受けた
この後、敦煌までの夜行列車に乗るのだが、此処で嬉しいハプニングが・・・
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