TEAM NACS Solo Project 5D2 -FIVE DIMENSIONS II-
幾つの大罪〜How many sins are there?〜 EX THEATER ROPPONGI 2023.04.16 13:00~
戸次さんのソロプロジェクト。
これは行ってみたいと思ってチケットゲット。どんな話だか、全然わからずに
わくわくしながら行ってきました。
この劇場は、ライブもやるところだから、前の方だと傾斜がなくて見づらいんだけど
席が後ろから3番目だったので、逆に見やすかったです。。。
さて話の内容は
「ゴシップ誌記者の大谷唐純(おおたに からすみ/須賀健太)は、
編集長の神崎仁美(かんざき ひとみ/馬場ふみか)から死刑囚の特集を任される。
その内容とは「本物の殺人者による殺害方法のブレインストーミング」。
拘置所で取材を受ける死刑囚は、
ダンサーの小倉トニー(おぐら とにー/前野朋哉)、
トランスジェンダーの別部麗斗(べっぷ らいど/ゆうたろう)、
漁師でギャンブル狂いの団栗伊努治(どんぐり いどはる/濱尾ノリタカ)、
芸能マネージャーの有栖郎介(ありす ろうすけ/黒岩司)、
自称ミュージシャンの燕尾一郎(えんび いちろう/波岡一喜)、
大学教授の浦洲鳶右衛門(うらす とびえもん/戸次重幸)の6人。
順調とは言えない取材期間中に、囚人たちは一人、
また一人と謎の死を遂げていく。
死刑を目前にした死刑囚たちが困惑していくなか、彼らはようやく自分達が集められた理由にたどり着き、
そして、予測不能の結末が待ち受ける───」(公式より)
話は、記者の大谷唐純(須賀健太くん)は、編集長の神崎仁美(馬場ふみかちゃん)から死刑囚の特集を任されるところからスタート。
大谷は、実際の死刑囚を拘置所に訪ね、「本物の殺人者による殺害方法のブレインストーミング」というテーマでの取材をしていく。
まずは、6人の死刑囚の背景などが説明される。
6人の死刑囚は個々の個室につながっている1つの部屋に集まり、大谷の取材を受けるのだが。。。
取材をしていくたびに、囚人たちが一人ずつ謎の死をとげていく。
大谷が持ってきた差し入れを食べて死んでしまったり。。。。喧嘩して死んでしまったり、死に方もそれぞれ。
だんだんと死刑囚たちのことも明らかになっていく。
誕生日と血液型が全員同じだし。いったいどういうことなのか?
私の頭の中が混乱状態になったときに。。。。どんでん返しが。
6人の死刑囚は、すべて大谷の中の人格であり、大谷は自分の人格である6つの犯罪者を
それぞれ抹殺しようとしてたわけだ。
大谷の多重人格の治療のために・・・・神崎が仕組んだこと。
そして、大谷の主人格を暴いて罰を受けさせる
しかし、ラストシーンで、、、神崎編集長が囚人の姿で登場。
え?大谷も神崎の人格の1つで、すべては神崎の脳内の話であったのか・・・・・
ウル覚えのところもあるけど、そのような感じの話でした。
どんでん返しのどんでん返しで、神崎も多重人格で、結局はすべて神崎の中の話だったのかと
最後のところで、ぞわーーーっとしました。
途中、迷子になりそうな感もあったけど、最後のぞわ~×2が強烈で。。。
なかなかすごい話だったなという感想です。
戸次さんの頭の中をちょっと見てみたいです。
そう、カテコでは、NACSのごとく、プチアフタートークのような感じで戸次さんが話だし。
私が行ったのは、始まって2公演目だったのですが、
初日は戸次さんが物語の詳細をカテコで説明をしたらしいのです。
この回も話し出そうとして、須賀くんたちに止められ。。。
説明ありなしで、檀上で多数決。結局説明なしが多くて、今回はなしになりました(笑い)
知りたい人は2回目も見に来てくださいねということでしたよ。
私はちょっと迷子になったから、説明聞きたかったな。
結局、多重人格を全員抹殺していくってことね。
だから、誕生日も血液型も家族構成も同じだよね。同じ人なんだからね。
大家さんもそういう意味ね。とあとから納得でした。
そして最後は、、、編集長、、いやあ、びっくりした。
怖いよ。ホラーだよ。って啞然で終わった感でした。
キャストの感想ですが。。。。
戸次さんは、もういうことなしで。っていうか、演出しながらよくできますよね~すごい。
舞台の上の方で、ひとりずつキャラを説明される場面で、戸次さんの場面になると、
編集長が「もういい!」って止めて、いきなりライトも消されるという、、、これが3回あって笑っちゃいました。
そのときの、戸次さんの表情が最高でした。
それから主演の須賀健太くん
私の中では子役のイメージがいまだにあるんだけど、そんなことはなく
多重人格の犯罪者としてのいろんな表情がよかったです。
そして、紅一点の馬場ふみかちゃん
編集長役として、大谷に指示をだしてるときは、ちょっとヒステリックすぎて
うーんという感じだったけど、最後のところは最高でしたね。
なるほど、最初のあのヒステリックな感じはここに繋げてきたのかと。。。。
なかなかダークな感じの話で、、、ホントに戸次さんの頭のなかを
覗いてみたくなる話でした。
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