もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「奇蹟 miracle one-way ticket」見てきました

2022-04-28 01:34:37 | お芝居

シス・カンパニー「奇蹟 miracle one-way ticket」世田谷パブリックシアター 2022.04.05 18:30~

井上芳雄さんは、WOWOWのグリブラとかで見ているので、舞台もよく見ている気がしたのですが、
ミュージカルをあまり見ない私にとって、ケラさんの舞台「陥没」で見ただけということに、びっくり・・
その井上芳雄さんと鈴木浩介さんの芝居ということで、チケットゲット!

フライヤーのイラストがコミカルな感じだったので、面白い話かとおもいきや、
けっこう不思議な感じの話でした。でも、私はこの感じ。。。好きなんで面白かったです。

公式のあらすじより

「男の名は、法水連太郎(井上芳雄)。警視庁などのコンサルタントも務める私立探偵である。
そして、何かとこの探偵を支えてきたのが、高校時代からの親友で、現役の医師である楯鉾寸心(鈴木浩介)だ。
ある時、探偵が残した「キキュウの依頼あり、出かける」との書き置きを見て、楯鉾は彼を追いかけ、深い森へと迷い込んだ。
そこで、傷を負い深い眠りについた探偵・法水を見つけ出したのだが、目覚めた探偵はあたりを見回し、こう口を開いた…
「誰だかワカラヌ私は、何処だかワカラヌここで何をしているのだ…」
探偵は、この”迷いの森“から何の依頼で呼び出されたのか…。一体、依頼者は誰なのか…。
記憶を失くした名探偵とその親友は、出口の見えない森の奥深くへ歩を進める…
そこに次々と現れる謎に満ちた人々は、現実なのか、はたまた忘却の記憶が生んだ幻なのか…」


まずは鈴木浩介さん演じる楯鉾医師が、舞台に登場し、自分がなぜここに来たかなど、この場の説明を・・・
そしてベッドで寝ている井上芳雄さん演じる法水探偵を紹介する。

探偵は目覚めるが、記憶喪失であることがわかる。
探偵は何かの依頼を受けて、ここまできているようだが、その依頼者も依頼内容も忘れてしまっている。
今探偵がいるロッジに住む老人(大谷亮介さん)が依頼者らしい。
そしてその孫娘(井上小百合さん)が森で倒れている探偵を発見し、ロッジまで運んだらしい。

老人はプラズマの関係の会社をしていて、それが成功して金持ちになったが
今は会社は譲って隠居し、ここに孫娘と住んでいるらしい。そしてこの地にある教会の世話係をしている。

彼は昔秋田に住んでいて、そのときもそこの教会の世話係をしていた。
その教会には、両手に聖跡をがある女性信者がいたとのこと。
聖跡というのは「手を十字架に釘付けにされたキリストと同じ傷」で、これが突然普通の人の手に生じる聖跡現象というのがあるそうだ。
こういうことがおきるのは宗教的に「奇蹟」だそうだ。
その女性はマリアを見たというが、バチカンの人が聖跡も嘘だと判定した

この地の教会は、入ったら出てこれない「迷いの森」の中にあるとのこと。
そしてここにもに聖跡のある女性がいて、老人の会社のプラズマで作った教会にマリアとして
まつられている。
孫娘は実は老人と血のつながりはなく、この地の教会の牧師と結婚する予定らしい。
この二人の目的は、その聖跡がある女性の聖跡を偽物だとしたバチカンへの復讐らしい。
そのために事件を起こそうとしていたのだったが、、、それを法水たちに見破られて阻止されたのだった
(ちょっとここあやふや。薬を注射して、、、とかだった気がするけど)

事件の真相を法水探偵が解明していくと、孫娘は探偵に銃を向けるが・・・
そこは井上芳雄探偵。。得意の歌とダンスで、孫娘を自分のペースに引き込み、銃を取り上げることに成功。
そして話は終了・・・


私はキリスト教信者ではないんで「聖跡」が何だか最初はわからなかったけど。。。そういうものがあるんですね~
宗教的な意味合いも強かったとはいえ、過去と現在だけでなく、いろいろと世界が一瞬で飛ぶので
ついていくのが難しかったです。
とはいえ、こういう時空が飛ぶ(?)話って結構感覚的に好きなので、楽しんじゃってました。

あと、記憶喪失になっても、推理ってできるもんなんですね。使う脳の場所が違うのかな。
そして突然「もしかして、僕は歌が好きだったんじゃないか?」と言って、突然歌いだしたのにはあっけ!でした。
まあ、芳雄さんですからね。そういう設定なんだろうけど。。。笑っちゃった。

それから、演出というか、過去と現在を行き来するときに、本のページをめくる映像が流れるのは
なかなか面白いと思いました。
プロジェクションマッピングもかっこよかったです。

 


キャストの感想

法水探偵の井上芳雄さん
ちゃんと3曲も歌っていただいて。。。ありがとうございましたという感じです。
ストレートプレイでも、なかなかかっこいいですよね。
さわやかな探偵さんでした。記憶は結局戻ったんでしょうかね~?


楯鉾医師の鈴木浩介さん
存在感抜群でした。さすがです。
語り手としても絶妙な匙加減がさすがでした。


孫娘の井上小百合さん
笛をふいたり、サックスを吹いたり。。。なかなかご活躍でした。
芳雄さんの歌に魅了されて、銃をとられてしまうという役どころに笑っちゃうけど。


なかなか不思議な物語ではありましたが、楽しめました

 

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