魚くん

　8月1日放送の『名探偵コナン』は、第543話「魚が消える一角岩（後編）」が放送された。

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・「魚が消える一角岩（後編）」
　放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
　３日前のダイビング中に行方不明になった赤峰光里が一角岩で脱水死した状態で発見される。光里は岩壁に「サバ」「コイ」「タイ」「ヒラメ」というダイイングメッセージを残していた。一緒にダイビングしたのは大戸六輔、青里周平、開田康次の３人。行方不明時に、大戸の携帯に「後はヨロシク」という光里からのメールが届いたため、すぐに捜索を行わなかったというのだ。
　その中、コナンは通常２人以上が組んで潜るダイビング中に光里を見失ったことに疑問を抱く。大戸によれば、光里は海の中は１人になりたいとワガママを言い、半年前にもそれが原因で光里が潮に流されるトラブルがあったという。
　この後、横溝警部は開田が左目に眼帯、大戸が顎にマスク、青里が右の口元に絆創膏をしている事が気になって理由を確認。開田は光里が行方不明になった事を重く受け止めず、怒った青里に殴れたという。大戸は体調が悪い時、光里に無理矢理潜らされて風邪を引いたと明かし、青里は頬杖をつきながらネットサーフィンをしてニキビをつぶしてしまったと説明する。
　歩美、光彦、元太は３人に魚に関する質問をして光里のダイイングメッセージの意味を探る。その時、コナンは開田らのダイバーズウォッチが光里の腕時計と同じ事に気付く。光里がダイビングチーム用に作ったモノで、腕時計には赤峰エンジェルフィッシュクラブと名前が入っていた。
　３人の中に犯人がいると推理するコナンは光里の腕時計のフィッシュの文字が削られていた事を思い出す。この後も光彦らはダイイングメッセージの意味を推理すると、コナンは哀の言葉をヒントに犯人が分かり、沖矢も事件の真相に辿り着く。そしてコナンと沖矢は帰ろうとする大戸らを呼び止め、誰が犯人かを明らかにする…！


　被害者のお嬢さまが遺したヒントは、何を意味するのか。取り巻き3人の名前を見れば一目瞭然だが、ダイバーズ・ウォッチの一部分を削り取ったのが鍵になっているとは、ちょっと気付かなかった。と言うか、よっぽど洞察力がなければ、気付かないのでは？

　文字で見れば、ヒントが名前の漢字のつくりの部分だと想像が付く。それを、耳で聞いただけでひらめいたところが、まあ、コナンや昴の凄いところ…といえる。ただし、コナンは漢字に詳しすぎ？　というのは、珍しくもないのか。いやいや、こんなところを気にしていては、そもそも話が成り立たない。


　で、灰原は昴を怖がっているが、鋭いはずのコナンがあまり気にしていないということは、灰原に危害を加える可能性は少ない…と思うが、まあ、それは先のお話だろう。アニメが続いているかな？


　8月8日は、第544話「不協和音を奏でる手」の予定。あらすじは下記のとおり。
　ステージでバンドが演奏するデパート屋上にやってきた小五郎、コナン、蘭。ライブ後、ドラムの悠介はファンだと小五郎に声をかけて話し込む。この後、蘭は悠介からCDを借りる事に。地下１階の警備室で鍵を借りた悠介は先に楽屋に入って毛布にくるまれたヴォーカル、友紀子の遺体を発見。コナンは楽屋に出入りできたメンバーの悠介、翔太、理沙子、誠の誰かが犯人と推理して…。

　観客の中に小五郎やコナンがいたら要注意！？