いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

廃車を整備してみる(その5のオマケ)

2013年02月11日 | 日記
ホイールシリンダーのカップ形状がメーカーで違うと言うハナシがありましたが、それなんぞを。

フロンテは基本的に前後7/8サイズのシリンダーが使われていますが、この時代の納入メーカーは、「NABCO(ナブコ)」・「AISIN/ASCO(アイシン/アスコ)」・「NISSIN(ニッシン)」の3つです。

旧車のパーツは製廃になっているモノがほとんどですから、在庫があって使えるものなら何でも付けてあるクルマも多くあります。

このクルマも例に漏れず、前がナブコ、後がアスコのチャンポン仕様でしたが、だからって別にブレーキの機能に影響が出る訳ではないんですけどね(笑)

で、カップのハナシ。
画像は全て、左側がナブコ、右側はアイシン(アスコ)のカップ(ブーツ)です。

この画像はカップ・ブーツの前後の形状です。




で、こちらは斜めから見た形状の違いなぞ。




最後に横向きの画像です。



カップはリップ部分が、ナブコはラッパ型ですが、アイシンはソロバン玉型をしています。
また、アイシンの方がピストンにハマる軸穴部分の直径が小さいです。

互換性のあるパーツを現在入手する為には、こういった形状・寸法部分に気を払って探しますが、現物があるとやはり物事がスムーズに確認できるので、なるべく外したときに形状を留めている物はしばらく保管して、次のパーツ入手の目安にしています。

では、また。
コメント
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