いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

廃車を整備してみる(その7)

2013年02月19日 | 日記
ブレーキ・前輪整列の整備の前に、エンジン関係をちょこっといじっていたのでそちらも。
2ストですので、エンジン本体には動弁系の機構はありませんので、いたって整備は楽チンです。

吸気系・燃料系の整備は以前の記事で紹介していますので割愛します(笑)

このクルマはそれほどヒドイ状態にはなかったので、特に機能上劣化した部分を交換か補修で済んだのは幸いでしたね。

エンジンの整備では、電装が脆くなっていました。
特にプラグコード、ポイントですかね。

デスビキャップ、ロータは端子の清掃のみ、プラグコードはコード部分のみ交換です。



プラグコードは社外メーカーさんで特注で作ってもらうことも出来ますが、このコードは厄介な出来ではないので自作します。

作り方は簡単、プラグキャップはネジ込み式ですので回し取る事が出来ます。
で、デスビキャップに入る側、黄銅製の端子がハンダで付いていますので、それを古いコードからコテで取り、新しいコードのセンターコアを若干剥き出してハンダ付けします。



新しいコードはバイク用のキタコ製汎用シリコンコード、1mで千円ちょっと位のお値段(笑)
ただ、コードの長さは付いていた純正品に長さを合わせてカットしています。

お次はポイント周り、コンデンサの生き死にはバッテリーを一度つなぎ通電、その端子をアースさせて判断しています。
生きていればコンデンサ内の蓄電気がショートしますので大抵はこれで機能します。

ポイントは純正か社外品を使うしかありませんので、持っていた社外品(デンソー型)で交換です。
当然、点火時期とギャップの調整が必要になりますので、デスビ横の点火時期調整目盛りの窓にタイミングライトを当てて調整、このクルマは標準車ですので、14度±1の範囲内です。

ちなみに丸い目盛り窓のすぐ横に見えるゴムの蓋はミッションオイルの注入口、約1L入ります。



後は灯火類、このクルマは既にハザードが装備されていますが、その4ウェイリレーはバルクヘッドの室内側に設置されています。



電磁式ですので、画像のスイッチ下部の突き出した所にスイッチボールが入っています。
これが電気で付いたり離れたりでスイッチの役目をしていますので、その突き出した部分を真下に向けてやらないと正常に機能しないんですね。

これと組み合わされている通常のターンリレーが離線されていまして、4ウェイリレーも逆さに付いていたりしていましたので結線、機能復帰させました。

あとはボッシュのホーンが付いていたりで純正とは違う配線になっていましたので、そこら辺も手直ししましたですかね。

ヘッドライトなんかはリムはあれどライト枠は無しという状態でしたので、ジムニー用のシールドビームライト(小糸製)とその枠を流用です。



まあ、こんなんで一応は車検を取れる状態にまでにはなりました(笑)
ただ、ウエザーストリップなどの外装関係が手付かずなので、また汎用品などを利用して修理しようかと。

オマケにフェンダーミラーもどこへいったやら・・。

では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする