いろいろと試してみた、毎日。

趣味のクルマ・バイク中心ですが、他にもなんだかんだやってます。

ホンダ CB50JX 燃料タンク 樹脂コーティング。

2025年01月04日 | 日記
CB50に入れていたガソリンが、だいぶ茶色い感じになってきたので一度、燃料を抜いてタンク清掃。
中を観察すると、だいぶサビが発生していましたので、下処理をしてからコーティングしてやる事に。

で、タンク内は中性洗剤で脱脂後、サビ取り剤でサビ取り、今回使ったサビ取り剤はこれ。



モノタロウのさび落とし・液体タイプ(浸漬用)、以前、RG50のタンクにの下処理でも使ったものの使い回し(笑)
サビを落としたタンク内はこんな感じ。



タンクを十分に乾燥させ、コーティングに掛かります。
今回もこれ、耐ガソリンポリエステル樹脂と硬化剤、空乾剤のセット。



ちなみにFRP向けの樹脂ですので、冬場の外気温は低温すぎて作業に不向きな為、室内を適温の約25℃前後に暖めて換気の上行っています。
まずは樹脂の計量、塗料用の使い捨てカップにざっと200cc、CB50のタンク容量ではこの量でも若干多めです。



ここに、硬化剤1%(2cc)を100均コスメ用ピペットで計量、添加します。



次に、空乾剤5%(10cc)を同じくピペットで計量、添加します。



間を開けずにマドラーなどで樹脂を攪拌、よく混合。



この樹脂をタンクの給油口から余すところなく注入します。



タンクをハンドリングして下部・側面に樹脂をよく隅に行きわたらせ、給油口に養生テープを貼り、ひっくり返して上部もすみずみまで樹脂をコーティング。





ちなみに、カップにちょっとだけ余った樹脂は硬化時間の指標になるので、カップ内の樹脂が硬化し始める前にコーティング作業を終わらせる感じ。



ある程度樹脂が行きわたったかなーっと思ったところで給油口の養生テープを剥がし、内部の観察。
余った樹脂が底に溜まっているのが下の画像で見えるでしょうか(黄色矢印の部分)?



このままだと余った樹脂が底に溜まったままですので、タンク前方先端を下にする感じで静置、余分な樹脂を集めます。
これをピペットで抜きますが、ピペット付属のニードルでは樹脂の粘度が高く吸えませんので、ゴムチューブをニードル代わりに使って吸い取り作業。



吸い取った余分な樹脂は約60cc、余分を考えないギリギリの量だと、樹脂が流れ切らずに地肌のままになってしまう部分が出てしまう事があるので多め。

最後に、燃料コックの取付け部を養生していたテープを取り除き、パイプ内の樹脂を抜きコーティング作業は終了。
後は樹脂の完全硬化を待つだけ(笑)

では、また。
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