えーっと、次はヘッドをバラしますが、その前に儀式が一つ(笑)
圧縮上死点(TDC)の設定をしてから分解します。
確認するのはここ、ラジエター側のマグネトーに刻印がありますので、クランクケース側の▽印に合わせます。
ちなみに、マグネトーは車体前方に向けて回転(マグネトーを正面から見て右回転)しています。
そして、ヘッドの袋ナットで固定しているプレート、及びカムスプロケットの刻印が合っているか確認。
4ストですので、この刻印が合っていても、圧縮工程での上死点と、排気工程での上死点の2つがあります。
この刻印を一旦合致させ、そこからマグネトーを正方向にゆっくりと回し、排気バルブをロッカーアームが押し始めるなら、寸前の刻印合致が圧縮上死点と判断できますよ(笑)
ここからヘッドをバラし始めます。
刻印があるプレートを固定している袋ナット4ヶを外します。
これでプレートが外れますが、その後、吸気・排気のロッカーアームを左右にずらし、バルブの頂部中央にあるシム(丸い円盤状の板)3枚を外します。
シムの取外しは磁石があると便利ですが、非常に小さな部品ですので、落下・紛失に注意してください。
次に、ヘッド左側にあるロングボルト2本。
ナット・ボルトが外れた状態の参考です。
そして、カムスプロケットを固定しているボルト取外し、この作業はマグネトーを工具(ベルトレンチなど)で固定しながら。
ちなみに、このボルトは正ネジ(締まる方向が右回転)です。
これでカムからスプロケットが分解。
後は、ヘッド本体をプラハンで軽く叩いてガスケットとの固着をとり、前方に抜き出します。
ご覧の通り、ピストンヘッド真っ黒け(笑)
そして、スプロケット及びチェーンガイド(地面側)を取り外し。
そしてシリンダーの分解、こちらもガスケットの固着がありますので、プラハンで軽く叩いてから抜き出し。
こんな感じでバラバラ(笑)
ヘッド・シリンダーにはダウエルピンがありますので、紛失に注意。
こちらはヘッドガスケット側。
これはベースガスケット側。
ピストンはアタマどころか、全体的に真っ黒け。
オイルリングはスラッジの目詰まりでご臨終。
ここまでバラしたら、後はキレイにしながら部品交換などの整備です。
では、また。
圧縮上死点(TDC)の設定をしてから分解します。
確認するのはここ、ラジエター側のマグネトーに刻印がありますので、クランクケース側の▽印に合わせます。
ちなみに、マグネトーは車体前方に向けて回転(マグネトーを正面から見て右回転)しています。
そして、ヘッドの袋ナットで固定しているプレート、及びカムスプロケットの刻印が合っているか確認。
4ストですので、この刻印が合っていても、圧縮工程での上死点と、排気工程での上死点の2つがあります。
この刻印を一旦合致させ、そこからマグネトーを正方向にゆっくりと回し、排気バルブをロッカーアームが押し始めるなら、寸前の刻印合致が圧縮上死点と判断できますよ(笑)
ここからヘッドをバラし始めます。
刻印があるプレートを固定している袋ナット4ヶを外します。
これでプレートが外れますが、その後、吸気・排気のロッカーアームを左右にずらし、バルブの頂部中央にあるシム(丸い円盤状の板)3枚を外します。
シムの取外しは磁石があると便利ですが、非常に小さな部品ですので、落下・紛失に注意してください。
次に、ヘッド左側にあるロングボルト2本。
ナット・ボルトが外れた状態の参考です。
そして、カムスプロケットを固定しているボルト取外し、この作業はマグネトーを工具(ベルトレンチなど)で固定しながら。
ちなみに、このボルトは正ネジ(締まる方向が右回転)です。
これでカムからスプロケットが分解。
後は、ヘッド本体をプラハンで軽く叩いてガスケットとの固着をとり、前方に抜き出します。
ご覧の通り、ピストンヘッド真っ黒け(笑)
そして、スプロケット及びチェーンガイド(地面側)を取り外し。
そしてシリンダーの分解、こちらもガスケットの固着がありますので、プラハンで軽く叩いてから抜き出し。
こんな感じでバラバラ(笑)
ヘッド・シリンダーにはダウエルピンがありますので、紛失に注意。
こちらはヘッドガスケット側。
これはベースガスケット側。
ピストンはアタマどころか、全体的に真っ黒け。
オイルリングはスラッジの目詰まりでご臨終。
ここまでバラしたら、後はキレイにしながら部品交換などの整備です。
では、また。
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