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スズキ コレダ50 プチ改造のおまけ

2019年06月08日 | 日記
先日キャブの手入れを行ったので、ちょっとオマケ。
まあ、以前から施している事もあるんですけどね(笑)

純正のグリップラバーなんですが、肉厚が薄々でしばらく乗ってると手が痛いんですよ。
で、バーディー君にも使ったデイトナのPROGRIPに換えちゃいました。



タンクからキャブに行くホースの中間にストレーナを付けてるんですが、これは流量に変化が無かったのでそのまんま。



フュエルコックに純正ストレーナが付いてますけど、意外にゴミが流れてくるんですよね。
ただ、これを装着する時に注意することがありまして、ストレーナを追加する以前より燃料の流量があまりにも減ってしまうとキャブへの供給が追い付かなくなる可能性があります。

後は、エキゾーストパイプの耐熱ラッピングも新調。



ここ冷えちゃうとレスポンスもですが、デポジットの溜まり具合も各段に違います。
特に雨の日は、こことクランクケースが前輪が巻き上げた雨水をカブってエンジンの回転がニブくなるので、フェンダーにラバーの雨除けも設置。



ついでにシリンダーヘッドとシリンダーのOHもやったんですが、眠い中での真夜中だったので写真撮り忘れ(笑)
ヘッドとベースのガスケットがあれば、単純なので4ストほど時間が要しないのが2スト空冷のよいトコロ。



ヘッドのナット4ヶとエキゾーストのコネクタ外せば分解できちゃいますからね。



シリンダのクロスハッチが薄くなっていたのでスポンジヤスリで加工、ポートはリューターでカーボン除去。
ピストンもカーボン除去、エキゾースト側のアタリを取り、ヘッドとシリンダの面研をした上で組み上げてます。

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※コレダの場合、シリンダーが前傾していることもあり、エキゾーストポート近辺の大きな熱膨張も相まって、使用が進むとシリンダとピストンのエキゾースト側に作動に差し支えない程度のスカッフィング(引っかき傷)と、ピストンのリング下からスカートにかけてカーボン付着が多少出てきます。

OHされていない個体はプラグの熱価、オイル管理もしくは調整が悪いか、溜まり過ぎたカーボンが原因で軽い抱き付きを起こしている場合が多いです。

エキゾーストポートは開口部周辺にカーボンが堆積しやすく、ピストンはリング溝に圧縮されたカーボンが溜まります。

どちらも溜まり過ぎると、ポートでは閉塞もしくは固くなった堆積カーボンでのリング損傷、ピストンではリング固着による圧縮抜けか抱き付きの原因になります。

これらを定期的に除去してやった方が快調ですが、分解し過ぎもアタリがバラついてしまうのでよくないです(笑)

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で、やっちゃったのがピストンのセカンドリング外す時に折っちゃいまして(笑)
まあ、予備車のバーディー君も来たので、ここは遊ぼうとトップの1本リングでキャブを再セッティング。

このコレダ君は元々はスクランブラーなので、ジェットの番手がK50(コレダスポーツ50)と違いますよ~。

実用で荷物を積んで走ることが多いので、耐久性優先で1本リングに本来しないんですが、ポートがノーマルでもレスポンスはガラッと変わります。

オイルはCCISのまんま、ヤマハさんのオートルーブにするともっと回るんですけどね(笑)
では、また。

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