ギアの整備途中ですが、友人の足ぐるまがアイドルで振動が大きく、エンジンのフケもなんとなく悪いというので整備。
まあ、どんだけ直したか分からないくらいのクルマ、ボロくてもいつもは調子いいんですけどね(笑)
で、エンジンルーム見てみたら、ヘッドカバーの周りに盛大に油じみ。
黒いシリンダヘッドアッパカバー(イグニションコイルのカバー)は以前割れて、応急処置で適当な配線部材で固定(笑)
これはもしかして~っと、とりあえずヘッドカバーを開けてみる事に。
まず、エアクリーナー・インタークーラー、エアクリーナーアウトレットパイプを外します。
で、こんなカタチでヘッドカバーが丸見えに。
この作業の途中途中で、ホース接続部(赤枠)の養生を必ず行いながら、部品やら落したら大惨事ですよー。
そして、ボルト4本で固定されているシリンダヘッドアッパカバー、イグニションコイルに接続されているコネクターとコイル本体を分解。
コイルは3気筒全て同形状ですが、私はなるべく修理前の状態に復帰する為にマジックで気筒番号を記しています。
この時点で不調の原因が分ったのですが、プラグホールガスケットが抜け、1・2番のプラグホール内にエンジンオイルがイグニション先端まで溜まっていました。
次に、ヘッドカバーを固定しているボルト5本(白矢印)、エアクリーナーブラケットとターボウォータータンクアッシを固定しているボルト3本(白抜き青矢印)。
こちらは外した後の各部。
各ボルトの位置を全体で見るとこんな感じ、ヘッドカバーボルトは白枠、ブラケットボルトは青枠です。
最後にヘッドカバー上部にあるボルト1本(白抜き赤矢印)を外します。
そして、インテークマニホールドからヘッドに接続されているホース1本(黄丸枠)を外します。
(右手のエアクリーナーと接続されているホースはこの時点で外れています)
これでパカっとヘッドカバーが本体が外せ、ツインカムヘッドがお目見え(笑)
このクルマ、高速走行当たり前の積算18万km越えですが、オイル管理は推奨通りキチっと行っていましたので、内部はオイル焼け程度のキレイさです。
紫丸枠内にプラグホールガスケットの欠片が見えますね。
ヘッドカバーの裏を見ると、ヘッドカバーガスケットはヘタりと硬化、プラグホールガスケットはヘタり、部分崩壊と硬化という状態でした。
一部切断しちゃってますが、ボロボロ(笑)
ここは新品に交換、こちらはプラグホールガスケットの新品、これが3気筒分必要になります。
組付けの際は、脱落防止でヘッドカバーとの合わせ面にグリスを薄く塗ってやります。
そして、ヘッドカバーガスケットの新品、組付けた状態です。
ガスケットを組付けたら、分解の逆手順で復帰するだけ、点火プラグはNGKイリジウムMAXが装着されていたのですが、オイルまみれでしたので交換しました。
ついでにブリッツのブローオフバルブも分解整備、プシュプシュと快調に作動(笑)
修理後は吹け上りも高速での加速も良好、アイドルでの大きな振動もなく、まだまだ乗れます(笑)
しかしまあ、あれだけプラグがオイルに漬かっていて、エンジン始動と走行ができた事が奇跡ですが、K6Aはスズキらしい良いエンジンですよ。
では、また。
まあ、どんだけ直したか分からないくらいのクルマ、ボロくてもいつもは調子いいんですけどね(笑)
で、エンジンルーム見てみたら、ヘッドカバーの周りに盛大に油じみ。
黒いシリンダヘッドアッパカバー(イグニションコイルのカバー)は以前割れて、応急処置で適当な配線部材で固定(笑)
これはもしかして~っと、とりあえずヘッドカバーを開けてみる事に。
まず、エアクリーナー・インタークーラー、エアクリーナーアウトレットパイプを外します。
で、こんなカタチでヘッドカバーが丸見えに。
この作業の途中途中で、ホース接続部(赤枠)の養生を必ず行いながら、部品やら落したら大惨事ですよー。
そして、ボルト4本で固定されているシリンダヘッドアッパカバー、イグニションコイルに接続されているコネクターとコイル本体を分解。
コイルは3気筒全て同形状ですが、私はなるべく修理前の状態に復帰する為にマジックで気筒番号を記しています。
この時点で不調の原因が分ったのですが、プラグホールガスケットが抜け、1・2番のプラグホール内にエンジンオイルがイグニション先端まで溜まっていました。
次に、ヘッドカバーを固定しているボルト5本(白矢印)、エアクリーナーブラケットとターボウォータータンクアッシを固定しているボルト3本(白抜き青矢印)。
こちらは外した後の各部。
各ボルトの位置を全体で見るとこんな感じ、ヘッドカバーボルトは白枠、ブラケットボルトは青枠です。
最後にヘッドカバー上部にあるボルト1本(白抜き赤矢印)を外します。
そして、インテークマニホールドからヘッドに接続されているホース1本(黄丸枠)を外します。
(右手のエアクリーナーと接続されているホースはこの時点で外れています)
これでパカっとヘッドカバーが本体が外せ、ツインカムヘッドがお目見え(笑)
このクルマ、高速走行当たり前の積算18万km越えですが、オイル管理は推奨通りキチっと行っていましたので、内部はオイル焼け程度のキレイさです。
紫丸枠内にプラグホールガスケットの欠片が見えますね。
ヘッドカバーの裏を見ると、ヘッドカバーガスケットはヘタりと硬化、プラグホールガスケットはヘタり、部分崩壊と硬化という状態でした。
一部切断しちゃってますが、ボロボロ(笑)
ここは新品に交換、こちらはプラグホールガスケットの新品、これが3気筒分必要になります。
組付けの際は、脱落防止でヘッドカバーとの合わせ面にグリスを薄く塗ってやります。
そして、ヘッドカバーガスケットの新品、組付けた状態です。
ガスケットを組付けたら、分解の逆手順で復帰するだけ、点火プラグはNGKイリジウムMAXが装着されていたのですが、オイルまみれでしたので交換しました。
ついでにブリッツのブローオフバルブも分解整備、プシュプシュと快調に作動(笑)
修理後は吹け上りも高速での加速も良好、アイドルでの大きな振動もなく、まだまだ乗れます(笑)
しかしまあ、あれだけプラグがオイルに漬かっていて、エンジン始動と走行ができた事が奇跡ですが、K6Aはスズキらしい良いエンジンですよ。
では、また。
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