goo blog サービス終了のお知らせ 

ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

TOKYO IDOL FESTIVAL2015 8/1(読むのが苦行長文)

2015年08月02日 | アイドル
2010年から始まった真夏のこのイベント。
ボクは11年から毎年通っている。それが今年も終わった。あっという間だった。
タイムテーブル
初日から。
まず、TIFの象徴とも言うべき会場・スマイルガーデンへ。
東京テレポート駅からは15分以上見ておくべき。

今年はステージに近い有料優先スペースがずいぶん広がり、
ボクが好きだったステージ上手寄りの小さな丘も
そこに含まれていた。

*スマイルガーデンのトップバッターはCheeky Parade
景気づけにはちょうどいい。
とりあえず最新シングル曲「M.O.N.ST@R 」で、もうすでに目頭が熱くなる。

*あゆみくりかまき
ここは自分にとり、
「優先度があまり高くないが、いざ見るとちゃんとしていて曲もカッコいい」
ので、見ると毎度得をした気になるのだ。
激しいけれど暴力性はないのがよい。

ホットステージから聞こえるでんぱ組のライブを聞きながら、
ガンダム広場ことフェスティバルステージへ。
ホットステージは有料エリアだが、かなり遠くまで音が完全に聞こえるし、
巨大スクリーンや演者も見えるのだ。
スマイルガーデンからガンダム広場へは余裕を見て10分くらいか。

*転校少女歌撃団の終わりだけを見て、アリスインアリス
初めて観た人は、いきなり
「織田信長!」とか「柴田勝家!」と叫ぶ曲に面食らっただろう(笑)。
TIFなのだから、こういうアプローチのアイドルがいてもいいし、
むしろこういう、沸き然とした沸きから遠いタイプのアイドルが
出ているからこそ、イベントに価値がある。

*SPL∞ASH(広島のほう)
去年はマイナビで見て、そして今年はガンダムで見て、やはり
「きちんとしとる」というのが第一印象。

*妄想キャリブレーション(ホットステージの音漏れ)
全編見てしまった(笑)。担当カラー制や、メンバー内の金髪ちゃんは
視認性が高いなと改めて実用美を感じる。ヲタの腕がいっせいに
同じ動作(ふつうの腕上げなどではなく、ディアステージ系
特有のヲタ芸系ムーブ)をするのが、平家の舟幽霊のようだった(笑)。


*ガンダム広場に戻り、GALETTe
ものすごく華々しい。ボクの後ろにいた人たちが、「メジャー感すごい」と
しきりに話していたがまさにそれ。
ガンダム広場は全編照り返しがすごく、すでに灼熱地獄だったが、
その暑さとは印象の違うきらびやかさ。
3人のメンバーの不揃いさがグループの個性になっている。
鍛えこまれた感じがすごかった。みんなターンが速い速い。

*サンミニ(サンミニッツから改名)
以前は黒ベースの衣装で、「地味な実力派」な雰囲気だったが、
今回はメンバー別の蛍光色の衣装。同じグループとは思えない(笑)。
去年もその兆しがあったが、今年は運営からのヲタの行為への
釘刺しが特に多く、詳しくはわからないが途中で退場者出現。

*おやゆびプリンセス
去年は白いアイドルアイドルした衣装だったけれど、
今年は全員イモジャージ。でも10人超だと映える映える。
おやプリや、名前の近い8princessにある、体育会系全力型とも
やや違う激しさの系統はなかなか良い。
ラッセルガールが聞けて満足。

*Especia
灼熱のガンダム広場に一陣のメンソールの風。
グループ全員、総合的に力がアップしているのが
素人目にも感じられる。みんな、ダンスなりボーカルなりが
曲や世界に負けていないのだ。自分のものにしている。

マイナビステージへ移動(ガンダム広場から7、8分ほど)。

*乙女の純情
ご当地アイドルの選手権を勝ち抜き、念願のTIF出場。
福岡アイドルの中では楽曲が昭和寄りというか、
アップテンポな沸きに頼らないタイプ。
いい感じにもっさりなのも親近感が持てる。
彩夏さんの歌唱力が印象に残った。

*らぐぅんぶるぅ
沖縄アイドル。初見。
現地では、CMソングなどを多く歌っているということで、終始それらの
ゆったりした世界を構築。1曲目の♪パッシュワリワリな曲は良かった。

ガンダム広場へ移動。
この時点ですでに「このままだと熱中症まっしぐらだ」と自覚が出ており、
日陰へ入って休憩しながらの

*ベイビーレイズJAPAN
ちょっと離れて疎くなったが、以前より曲調に広がりが出ていた。
新曲のような曲のほうが、初期シングルの、
「ストレートでメッセージ性のあるハードな楽曲」
より彼女たちに合っているのではないだろうか。好みとはまた別の話で。
林さん歌うまくなっとる。

*つばさFly
ドルヲタメンとライブキッズメンを擁するグループなので、
そのどちらの要素も含むTIFはうってつけ。
激しくてエモーショナルだけれども邪悪ではない持ち味。
ここは、この手の音楽をやっているアイドルちゃんの中では
今一つ存在を知られていない感じがあったのだが、
今回、「知らなかったが、これはまさに自分が求めていた音だ」
となる人がそれなりにいるはず。その人に届いているように祈る。

*ゆるめるモ!
見えなかったので詳細は不明だが、「危険行為」でライブが中断→
服装で名指しされたそのヲタの強制退場のシーンがあった。
ようなぴちゃんのショートパンツの丈に萌えた。

スマイルガーデンへ移動。

*プールイパラレルJAPAN
全部は無理だったが途中から。
現在はユニットであるLUI FRONTIC 赤羽JAPANで活動中のプールイさん。
彼女が既存ユニットのパラレルJAPANと出演。
基本的にBiSの現場の雰囲気で、最後に「nerve」が流れて場内が
沸き立つ瞬間の熱さ。
メンバーが「お前ら本当に誰でもいいんだな!
(↑アンセム曲ありきなヲタの姿勢に)」
と叫んでいた(笑)。
メンバーの一人の、nerve時のエビ反りが深くてものすごかった。
ウルトラマンレオに出てきたアンタレスのような不意打ちができそうだ。

日差しで弱った体をスマイルガーデンの奥の公園で休めながら、
がんばれ!Victroyの音を聞く。
今ふうのサウンドではないが、曲がなかなかカッコいいじゃないか!

*BiSH
おそらくプールイパラレルJからの流れとしてとらえている客多数。
元BiSメンは1人もいないが、関わる人が同じで、BiSを再びやるという
コンセプト。だから当然それを求める客が集う。
疾走感ナンバー「星が瞬く夜に」を3回連続歌唱。
ビートルズ武道館での前座のドリフのように撤収。

*PiiiiiiiN
「BiSみたいな新曲」
(曲を作った人が同じ)=「絶対NEVER DIE」目当てで観る。
メインボーカルがもうちょい声の安定感を出せるようになるといいなー。
まだちょっと危なっかしい。

*LinQ
今回は年長メンの上京が少なくてちょっと寂しいのだが、雰囲気を
リセットし、熱いリゾート感を構築。トロピカルな華やかさ。
チャイム→ウェッサイ→HANABI

長蛇の列&持ち物検査が嫌で避けていた物販エリアへ。
タイミングが良かったのと、ゲートが複数あったのでまったく待たずに
すんなり入場できて拍子抜け(笑)。
つばさFly全員握手→PASSPO☆全員握手へ参加。
別に接触しなくとも、あのお祭り空間に居合わせるだけでも楽しい。
来年は物販エリアへもっと積極的に臨むか。

マイナビステージへ移動。

*柊木りお
声が太くて力強くて素晴らしい。♪柊木りおは最高です やら、
高まりおりおーなどに目が行きがちだが、基本的には
ちゃんとしたシンガーであると改めて実感。

*せのしすたぁ
ツイッターではおなじみ&動画では見たことがあり、噂だけは
聞いている。が、しかし、どういうものかはよくわからない。
…こういうイメージだったけれど、初めて生で見た彼女たちは、
イメージ以上に「なんだかよくわからない!」感じだった。
もちろんいい方向。
中心人物のまおさんは、かすれた声(いわゆる全女声。
有名どころでは北斗晶のアレが近い)で終始ヲタを煽り、導く。
歌うパートもあるが、基本的には他のメンバーが歌っている隅で
アジテートと流れ作りに精を出す。
毒蝮三太夫のラジオの中継を、全女の若手がかすれた声でやり、
さらに自分は試合ではなく将軍KYワカマツやジミー・ハートな
役目を貫徹、というのが、自分の脳内にこびりついている。
1人だと様にならない・成立させにくいので、
ちゃんと歌ってくれる2人がいないといかんのだな。

*フルーティー
渋谷のクアトロのライブで見て以来。
そのときは、現代アイドルちゃんなのにどこか90年代臭、
のイメージが強く残ったが、今回はそのときよりも
力強さのほうが勝った。
自分はどうやら、「ダンススクール系のダンス」より、
もうちょい泥臭い「アイドル楽曲に沿ったタイプのダンス」
の練度が高いアイドルちゃんが好きなようで、
フルーティーはまさしくこれであった。
みんな動きが素晴らしく、特におばちさんとさいさんの
動き、そしてせいあさんの表情。
北海道でのライブのゲストに松本伊代をゲストで呼ぶらしいが、
意図がよくわからない(笑)。
最後の曲、「CAPTIVE」では目頭が熱くなった。
口上記載ボードを持つ人が隅にいるのも好感が持てた(笑)。

スマイルガーデンへ移動。そろそろ暗くなってきた。

*predia
スマイルガーデンは昼と夜では顔が違う。
どちらもそれぞれ良いが、prediaは夜に観たいグループの筆頭。
暗くなりかけた中でのステージ。
prediaはこれまで、持ち時間が短い場でも、最大の武器である
歌を減らし、自己紹介とトークで消費してしまうことがあったが、
今回はノンストップのリミックスバージョン。
これよこれだよみんなが見たい聞きたいのは。
壊れた愛の果てに→You Slipped Away→Dream of Love
リミックス版なのでちょっと改変されていて、
一瞬何の曲かわかりかねたが、predia最強曲の一角・YSAを
ここで入れてくれてとてもありがたかった。
書きながら目頭が熱くなっている(笑)。
prediaはスマイルガーデンで何度かやっているが、今回が
史上最も美しく艶やかだった。

もうちょい見ようかと思いつつ、翌日のことを考え、
疲労を少しでも回復させるべくとにかく冷房のあるところを…と思い、
パレットタウン4階のボウリング場の隣でやっていた
「お台場アイドルフェスティバル(初日)」へ。
入口がよくわからず迷い、おかげで目当てのアンダービースティーは
見逃してしまったが、その直後のメグリアイは見ることができた。
山田渚さんの姿もあった。「地下」な空間も落ち着くものだ(笑)。
人の熱気でそこまで涼しくなかったけれど、
メグリアイのあいさつに頻出する「イェイ!」がクセになりそうに
なりながら、TIF初日の帰途に就いた。イェイ!