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主にアイドルちゃんについて書いています

8/26(水)predia(ラゾーナ川崎18:30~)→アイドルCAMP(バーラウンジアティック19:30~)

2015年08月26日 | アイドル



雨が降らずに済んでよかったラゾーナ川崎。
なぜなら今日はprediaの「満たしてアモーレ」の発売当日、そのイベントがあるからだ。
平日夜の早めの時間帯で、会場は都内ではないので、どれくらい人が来るか気がかりだったが、
自分が予想していた「prediaならこれくらいかな…」を大きく上回る集客。
明らかに人が増えた体感がある。まだまだこれからとダメ出ししたい向きもいようが、
一ファンとして確実な手応えを感じた。

ステージと向かい合う位置にある大型ビジョンには
「満たしてアモーレ」のVが繰り返し流され、その映像をカメラに収めるファンも多かった。
前説のスタッフの軽妙な感じが面白い(笑)。

「美しき孤独たち」を歌った公開リハーサルを経て、ミニライブ開始。
曇り空が暮れかけ、でも闇というほどではない、ほどよい夜の始まりの中、全6曲。

Dream of Love
美しき孤独たち
満たしてアモーレ
イトシキヒトヘ
壊れた愛の果てに
(今日が誕生日の水野まいさんの27歳を祝うコーナー)
BABY KISS

曇り空だから、終始空が半端に明るいのが惜しい。
晴れた空の、コントラストがはっきりした状態のこの時間に観たかったが、
こればかりは仕方ない。

今日は音響トラブルもなかったし、ツインボーカルのふたりは要所要所で声のアクセルを踏み込み、
その力で空間を支配していた。
MCが以前より多くのメンバーに割り振られるようになったのも良かった。
以前からずっと安定しているけれど、さらにすみずみまで神経が行き届くようになった印象を持った。

今日のセットリストはメジャーデビューシングルを中心にしつつ、
トップとラストに「ファンにはインディーズ時代からおなじみの・初めて聞いた人にも
二つの側面が伝わるであろう」曲を配していたのが憎いな!!
水野まいさんは、せっかく誕生日当日を祝ってもらっているのにもかかわらず、
(実際にこう言ったわけではないが)「あ、いや、いいからいいから」な感じで、
自己開示に不器用なところが「らしい」と思った。
もっとこの場を私物化して喜んでもいいのに!!(笑)

終了後は全員握手に参加。青山さんの「仲良くしてね」という接待に高まり、
湊さんに「今度、大阪☆春夏秋冬と対バンしてください!」と
「ぼくのかんがえたさいきょうのたいばんらいぶ」をリクエストする厄介を働き、
水野さんには「わざわざ来てくれたの」というありがたい言葉を賜り、
桜子さんに「個別列長くなるといいですね」と言うと、
「そんな日は来ねえから!」という反応をいただくなど(笑)。
要は、アモーレが満たされたのであった。


クラブチッタの2F、ライブスペースのあるバー「アティック」でアイドルの対バンライブを
やっているのを思い出し、行ってみる。まさにうなぎの寝床な形の会場。
コンクリート打ちっぱなし、天井が高い。
自分がいた場所がたまたまそうだったのかも知れないが、音がしっかりしていたと思う。

どれもこれもライブは初見。

パイレーツオブA⇔D。
2人組。黒Tシャツ衣装。海賊モチーフで、曲もそれに沿った感じ(でもハーロックではなくワンピースかな)。
スペイン語mixをやっていた。
3曲聞いた。

AnPiNa(あんぴな)。
あんちゃんとひなちゃんの2人組。こちらも黒Tシャツ衣装だったので、しばらくしてから振り返ると
パイレーツオブ~と混同してしまうかも知れない。ただし曲調は違っており、こちらのほうが
より軽快なイメージ。全3曲。

安島菜々(あじま・なな)。
Barbeeのメンバー。だからか字面には見おぼえがあった。浴衣を着て4曲。
今回は沸きを抑えゆっくりめの曲で統一(本人・談)。
ふだんのパフォーマンスを知らないのでなんとも言えないが、この感じは悪くない。
抒情的でさわやかなポップス。上野優華などの曲世界に近いイメージ。
ドラえもんに使われた曲(知らなかった)をカバーしていたが、元ネタを知らずに聞いても
じゅうぶん世界を創っていた。

ポニカロード。
横浜馬車道のアイドル4人組。プリンセスモチーフの曲など全4曲。
レギュラーのお店があってそこでステージをやっているのもあってか、
アキバのコンセプトカフェ系グループの匂いもする。
今回の中では、最もオーセンティックな「ザ・地下」(ご当地と地下はイコールではないけれど)
を感じさせるステージだった。ヨコハマや馬車道に漂うしゃれた方向からのアプローチは
まったくなく(笑)、イセザキモールのほうが似合う感じ。
4曲目がややラウドっぽくてカッコ良かった。

PhantomVoice feat. VK(ファントムボイスフィーチャリングヴァンパイアキス、でいいのかな)。
本日のトリ。最も素晴らしくグッときた。軽い気持ちで足を運んで良かった。全4曲。
最後のMC時のみ、4人のメンバーに加え候補生2人が登場。

以前町田で見たヴァンパイア☆Kissの独特の歌謡曲オマージュに心を惹かれたのを覚えているが、
これを読むとその伝承グループなのだな。
ヴァンキスのカバーグループと言っても、もともとヴァンキスの曲をそう知っていたわけではないので、
このグループの曲として新鮮に聞ける。
全編に漂うのはピンクレディーの楽曲の雰囲気。エア阿久悠、エア都倉俊一な感じ。
もっと言えば、「ピンクレディーの曲に登場する世界から着想を得てオリジナル曲を創っている」と思った。
UFOやモンスターやらの世界観。だから、リアルタイマーの自分にはとても聞きやすかった。
今のアイドルに多いラウドロック系の印象はないが、「歌謡曲として激しい」のがしっくりきた。
ここはまたいずれ観に行きたい。

明日8/27は、クラブチッタ川崎でこのイベントがあるそうな。