ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

8/14大阪☆春夏秋冬代々木公園野外音楽堂(11時~)

2015年08月14日 | アイドル


ツイッターに書いたのを貼っておく

関西だから~とか東京だから~という区分はあまり好きではないが、
自分が好きな範囲限定でいうと、関西のアイドルもしくはそれに近い立ち位置の歌手には
なんとなく共通点がある。

ハンバーガーや牛丼や立ち食いそばなど、安くて気軽な食べ物であるにもかかわらず、
「こだわりの高級食材を使いました!それゆえのこの価格!(高い)」
としてしまうことがあるのが「東京」(東京都、ではなくて情報の発信拠点という意味)とするなら、
関西は「そういう食べ物で高級路線ってのもおかしい」と、安くおいしく力もつくよ、という面を
強調する感じ(*個人の感想です)。
関西弁でしゃべるから関西感だという以上に、根底にある発想の違いを、ごく限られたケースでは
あるけれども感じる。

8/13盆フェス(O-EAST)

2015年08月14日 | アイドル

OAも含めると全29組のアイドルが集結。大トリのハニースパイスが終わったのは22時を過ぎていた。
ボクは10分押しくらいで始まったChu-Zから見たのだが、7時間半くらいずっと立ちっぱなしだったにも
関わらずさほど疲れを感じていないし、そんなに長いとも思わなかった。
つまり満足がいったということである。
当日券でも2500円と安かったからか、終始場内に人がたくさんいたのは驚いた。


見た順にざっと。

Chu-Z。
年齢・ルックス・雰囲気はもう辛抱たまらんのだが、ヒップホップ要素が強い曲はさておき、
普通のアイドルっぽい曲がどうもボクの琴線にふれないのがいつも惜しい。
リズムを重んじたりラップが入った曲はたいへんカッコいい。
でんでんちゃん推せる!!

柊木りお。
お盆ということで他界したヲタいじりネタを披露(笑)。
「アニメと関係なくても現代のアニソンっぽいハード系の曲」でまとめ、実力派シンガーっぷりを発揮。

IS’9。
現在上京中。たぶん初見か二度目くらい。穏やかなビジュアルだし、曲もオーソドックスなのに、
ダンスが不釣り合いに激しい。今のご時世、このタイプのアイドルは生きづらいかも知れないが
頑張っていただきたい。

エルフロート。
初見。エルフ+(アイスフロートなどの)フロートってことか。
逆バイストンウェル状態でフェラリオな設定。ここもダンスがむやみに激しかった。

READY TO KISS。
今日は全編通してこの時間が、
「世間がイメージしているであろうアイドルヲタの沸き方の頂点」だったと思う。
鈴木軍とよく組んでいるせいもあるが、「後楽園ホールでのプロレス興行特有の熱気」
みたいなものが感じられた。

仮面女子。
スチームガールズ3+アーマーガールズ4の7人編成。アーマーガールズの肩の鎧は金属製で
結構重量感があるのだが、軽快に動いていてすごい。
ラスト曲「全開ヒーロー」でボート芸披露。これで彼女たちについては元が取れた(笑)。

まねきケチャ。
おととい同じ会場の別のライブで見たばかり。おそらく気のせいではあるが、
そのときより慣れた印象はあった。各メンバーの属性は、愛・水・炎・闇・雷。
持ち歌が少ないのもあるけれど、やっぱり自己紹介レクチャーは長い(苦笑)。
2曲目「愛言葉」は、「黒ネコのタンゴ」みたいだが不思議なファンタジー性があって良い。

FES☆TIVE。
サンフランシスコでのイベントに出たばかり。
祭りモチーフでそういうサウンドなので、曲はさほどわからなくても、
自分の中の「原初の野生」がかきたてられる。
まねきケチャの直後というのもあるが、練度が高くて安心(笑)。

月と太陽。
1月に観て以来。休養中のメンバーがいて4人でのステージ。
前半は月(ダーク、ハード)要素→後半は太陽(アイドルっぽい)の構成。
フルメンバーではない不足を補うために、結束が強くなっているように見え、
前回に観たときより力強さがアップしていた。
悲壮感とも違うのだが、シリアス度が増してたくましくなっていた。
ななみーぬのななみーぬがご立派でありました。

ワンダーウィード。
初見。4人編成。名前からして、怪しい系or泥臭く這い上がってやるぜ系かと思いきや、
もっとストレートで前向きな曲を主に歌っていた。
「バルタン星人」という曲があり、色物ソングなのかと思ったらまったく違い、
いわゆる「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」をリスペクトし、
前向きに生きようみたいな内容(に聞こえた)。
これ

アキシブproject。
ここもつい先日、まねきケチャと同じシチュエーションで見たばかり。
そのとき、メインボーカルの歌唱力にグッときたのでそこを重点的に聞く。
アキシブという名前から抱くサブカルなイメージとは異なり、
もっと青春チックな曲をやっているのだなここは。
聞く側としても、名前とコンセプトにとらわれないほうがいいかもな。

偶想Drop。
二回目の体験。ここまでの流れを一変させる独特の世界。
激しいのだがどこかユーモラスで、言うなれば世界を作りこんだコントの構成に近いかも。
メンバーの一人・零さんの女子プロ悪役感がすごかった(笑)。
このあたりから、フロア全体に前のめり感が強まり、密集度も高まって、
その結果スペースもできて居心地は良くなってきた。

絶叫する60度。
生では初見。偶ドロから続いて、プロレス感、アメコミ感、カートゥーン感が高くなる。
荒ぶる印象が強く実際そうではあるのだが、それ以上に歌がしっかりしていた。
こことフルポシェと爆音少女症候群と合法幼女症候群を混ぜたら、ボクはメンバーを仕分け
できないと思うが(笑)、カラッと心地よいステージだった。

大阪☆春夏秋冬。
8/8土曜の東京初ワンマンの追体験のため盆フェスのチケットを買った。
今回はQUATTROよりステージが広く視界も良く、メンバーは思う存分に動けているようだった。
超絶ボーカルの小川舞奈さんに注目がいきがちだが、他のメンバーのコーラスやダンスが
あってこそ映えるのだと改めて実感。個人芸+バックに見えるが、実は全体で集団芸。
大手が接近してきて、ボーカルだけ引き抜いてソロで…みたいな動きがあるやも知れないけれど、
そういうのは蹴とばしたほうがいい。これは間違いない。
1曲目が「キル・ザ・キング」で高まった。
8/14の代々木公園フリーライブ(11~)も楽しみだ!

デスラビッツ。
暗闇の中、部長の赤い目だけが光るシチュエーションがものすごくカッコいい(笑)。
メンバー3人がきっちりしているので成立するタイプのステージ。
部長が出てくるとなぜか笑顔になってしまう。


熊田佳奈絵。
生では初見。グループ全盛の今、ソロアイドルはどうしても苦戦を強いられ、
結果としてアクが強くたくましくなってくる傾向があるが、
ヲタを手玉に取る彼女のタフさもまさにこれだ。
地下アイドルライブの定番→むしろ食傷気味、というヲタ共通のイメージがある
「初恋サイダー」を、なんだかんだ言いつつ結局やったのだが、そこに至るまでの
前振りが絶品だった。

神宿。
ここも久しぶりに目にした。間があくとわかりやすいのだが、現代アイドルちゃんは
ライブによって鍛え上げられているのを実感。
以前に見たときより明らかに良くなっていた。
まねきケチャからサブカル度を抜いたようなイメージのグループ。

drop。
たぶん初見。もっとサブカルサブカルした先入観を持っていたがそこまで極端ではなく、
しかしないわけでもなく、曲者っぽい雰囲気を漂わせていた。
同じ曲で沸いたあとすぐそれをリピート、という方法に「らしさ」があった。

SAY-LA。
初見。白と明るいブルーのストライプの衣装が実にさわやか。
そこまで沸くような曲でもない(むしろさわやか系)と感じたが、ヲタの振りコピがやたら熱かった。

プティパ -petit pas!。
以前から知っていたものの見るのは初めて。ノンストップでたたみかけた。
曲調はラウドロック系で激しい。力強さよりスピード感、キレのタイプかな。
ボクはつばさFlyも好きだが、どことなく脳のその部分を刺激された。
メンバー3人のバランスが良かった。

平成琴姫。
久しぶりに見る。そのステージではトリオだった。
その時見たメンバーは1人だけになり、新メンバー3人を加えてのステージ。
しかし新人特有の危うさは皆無で、完成度の高いライブだった。
衣装や音色には和のモチーフが施されていて、ステージ上での所作にも
それっぽさがあるけれども、サウンドが実はハードなのが良い。

ハニースパイス。
5人編成だが今回は4人でのステージ。
トランス系のサウンドがメインで、パラパラ的なムーブもあり、聞いていると
トリップしてくる感覚。旧編成時に一度はグループからの卒業を発表したものの、
グループの現状に危機感をおぼえて撤回した(*ボクはここに男気を見た)、
リーダーの橘さんがすごくセクシーで、グループにも華があった。
野山の花というよりもフラワーアレンジメント感。

14:30くらいに会場に入り、全編が終わったのは22:00過ぎ。
そんなに見ていたのか。しかし不思議にダレや疲れはなかった。
「アイドル」という世間のくくり方を、出演者皆、方便としてうまく使っているのを感じた。

今回出ていたクラスの対バンライブは、安心して見ていられるのが何よりだ。