ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

8/8(土)アリスインアリス&ななのん→大阪☆春夏秋冬

2015年08月08日 | アイドル
今日8/8(土)は、アリスインアリス&ななのん(たまプラーザテラス14~)→
大阪☆春夏秋冬 東京初ワンマンライブ(渋谷CLUB QUATTRO 16:30~)を見てきました。

前者はアリス2曲→ななのん2曲→合同で1曲の構成。
以前に舞台で揃って共演したことがあり、そこで使われた曲をコラボ。
アリスは通常7人のところ3人しかおらず寂しかったが、
生で「トライラウンドバースト!!」が聞けたので良しw
セリフは人数に合わせ調整していたようだ。
パフォーマンス中と、前後の落差が微笑ましい。
ななのんの2人の外見はポピンズ的な共通感。
ロックチューンが軽快で、イメージしていたよりはるかに良かった。

TIFの2日目マイナビステージで初遭遇した大阪☆春夏秋冬。
名前だけ知っていた程度。それゆえに新鮮な衝撃だった。
先週の土日で多くの目に留まった直後の週末のワンマン。
この日程の組み方が素晴らしい。あと一週遅かったら
タイミングを逃していた。
2010年、MJで話題になった次の日曜のイベントに、
多くの人が集まったももクロのそれを思い出した。

フロアはすでに満杯。気化したガソリンが満ちた雰囲気は、
1曲目の「We Will Rock You」で一気に爆発した。
全編通じ、ヲタの前のめりなパワーもすごかった。
斜に構えた客が1人もいない感じすらした空間。

知らない曲が多かったが、モンキーマジック」「キル・ザ・キング」など
カバー曲がおっさんに優しくて助かったw

小川舞奈さんがエースで4番。今回注目を浴びた理由の多くは
彼女の重厚なボーカルだろう。ここを否定する人はいないはず。
中心人物の彼女が一番小柄で、そのせいか並んだ構図の安定感が高い。
有安や奈々様や林明日香な風味のボーカル。
ファンであるかないかに関わらず聞き入ってしまう歌手が時々いるけれど、
まさにそのタイプのシンガー。

メンバー7人中6人の名前が「な」で終わるのか
MAXみたいだ。
小川舞奈さんばかりに注目がいくが、ダンスやコーラスを務める他の6人も
個性豊かで、ライブのかなり長い時間をトークに費やしていたのだが、
まったく退屈を感じなかった。ここらは西のグループなのが大きいのかも。
割と忘れられがちだけれど、トークを「きちんと客に向けて話す」という
基本的な部分が押さえられているのに好感が持てた。

12単位落とすとヤバい学校で11単位落としている子には、
今月中に控えているという追試でぜひ踏み止まっていただきたいw
レッスン時、「東京の大きな会場でライブをやる」とイメージして
それがかなったと喜んでいた子は、さらなるビジョンを描いてほしい。

このグループは、同じダンススクール出身の生徒で構成されているそうだが、
エリート的な印象よりも、地元町内会の少年野球やサッカーチームのような
つながりを感じる。
東京のワルい大人から一本釣りされそうになったこともあるに違いないが、
こういうゲマインシャフトなグループは、ゲゼルシャフトから遠いかたちで
存在しないといけない気がする。
彼女たちは、今のように家族的な形態だからこそ力を発揮できるのだと思う。

今日のライブは、よく行くアイドルライブと違い、
ペンライトやmixの量が圧倒的に少なかった。クラップとシンガロングがメイン。
これは単に、やっている曲調によるのだろう。
とはいえとっつきにくさはなく、気取りのない親しみやすさが勝る。
「洗練」よりも、雑多な風味からくるコクを選んだ感じだ。

ほぼダンスのみで構成される曲もあったため、どこから1曲と区切れば
いいか難しいが、ライブ全編通して18曲くらい、アンコール含め
2時間以上はやっていただろうか。
アイドルのワンマンは長時間化著しいけれど、必然性のある長さだと感じた。

「見つかった、見つけた」という言い方をアイドルに用いるのは好きではない。
先物買いが目的化するのはどうかと思うし、目利きを気取るようなものでもない。

今回のTIFに彼女たちが出なかったらたぶんまだ、「名前を知っているだけ」だし、
本当にたまたま、2日めのマイナビステージで、目当てのprediaの直前にやってくれたから
見ることができた。
しかもprediaの2人のボーカルの歌唱に刺激を与えたように見えた(*あくまで
ボクの主観だが)。

つまり、最高の形で存在を突きつけられた気がする。これに尽きる。

この縁に感謝。また観に行く。

TOKYO IDOL FESTIVAL2015 8/2(読むのが苦行長文PART2)

2015年08月03日 | アイドル
初日は、体力の配分を誤り、ダウン寸前の寸前くらいまでいってしまった。
その反省も踏まえ、対策を立てての2日目。

初日

混んだ急行より座れる各停を、をモットーに余裕を持って出発。

( )内は今回のTIFでステージを見た回数
2以外は1回のみ

まず、マイナビステージへ。
*あゆみくりかまき(2)
昨日のスマイルガーデンより近いので迫力が倍増。
距離そのものより、全身像が遮蔽物なしで見えるのが良い。
ストレスがたまらないからだ。
今回もやはり力強かった。いよいよ接触に行く日が来たか。

*つばさFly(2)
Unforgettable Days→Song for you→ Life is Beautiful。
昨日のガンダム広場は2曲目にNevermindだった。
あやぱんこと神谷さんのTシャツが襟ぐりを深くしすぎており、
激しい動きの果てに肩がはだけていた(笑)。
つばフラは、アイドルアンセムになり得る芽を秘めた曲、
「Life is Beautiful」を持っているのが強い。
まだそこまで知られた曲ではないけれど、
「もともと誰の曲かは知らないがアイドル対バンのカバーで聞き、
こういう場で歌えば確実に盛り上がる曲」になっていくかも知れない。
持ち時間の短いときは、登場SE(カッコいいのだが、
やや長い)はカットするか、あるいはショートバージョンを
作ったほうがいいと思った。

ガンダム広場へ。

*JK21
1曲目の「涙目ピースサイン」で目頭が熱くなりもう満足(笑)。
地味ながら良心的な曲をやり続けていると感じた。
こういうグループの層が厚くなるといいな。

ここだけ見てスマイルガーデンへ。

*はっちゃけ隊
スマイルガーデンがものすごく似合う。
PASSPO☆とは別のファンも付き始めている空気を感じる。
はっちゃけ隊は赤青黄の戦隊3原色+オレンジ。
基本カラーが押さえてあるので見た目の安心感が大きい。
おちゃらけで人を食ってはいるが、ヒール志向ではなく
ベビーフェイス路線なのもいい。

*PassCode
初見。ツイッターではなじみがあるし、動画で聞いた曲に
独特のカッコ良さを感じていたグループ。
ヲタのうねりで砂嵐が舞っていた。そこはすごかった。
メロディアスとか泣きというより、不安や衝動に訴求するタイプの
音楽なのだな。

マイナビステージへ移動。

*大阪☆春夏秋冬
突如最近名前を聞くようになったが、音までは聞いておらず、
歌うまい系だと伝え聞いた→歌うまい系といえばディーヴァ方面か…
という先入観があった。
こういう音楽を、嫌いではないが積極的に求めるほどでもない自分には
縁遠いのだろうと思い込んでいたのだが、とりあえず一度見てみるか、となり。
…いやー実に素晴らしいじゃないか!
エンターテインメント要素が高いステージだった。
あくまで個人の感想だが、Color→Buzyが持っていたクールな熱情に
通じるものも感じた。以前にTIFで見たOSAKA翔GANGSもそうだったけれど、
関西勢はこのへんのさじ加減がとてもうまい。エンターテインメントを
「お高い」ものにせず、かといって崩し過ぎもしない感じ。
シンフォニックメタルみたいな曲が良かった。
柴田はつみとかマリーンとかそこらへんの風味もあった。
予備知識ほぼなしで観て正解だった。

*predia(2)
夜想曲→満たしてアモーレ→Re:start game
ゆうべのスマイルガーデンも素晴らしかったが、真昼の彼女たちは
それ以上に素晴らしかった。
ツインボーカルの声からしても、特に乗っているのが伝わってきた。
内部の衝動に突き動かされる感じ。
そして、その衝動の理由のひとつは、ボーカルスタイルが比較的近い、
直前の大阪☆春夏秋冬にあったのではないかと想像している(*個人の感想です)。
もしそうなら、こういう高め合いってすごくグッとくる。流れの妙。

ガンダム広場へ移動。

*Maria
池袋東武屋上でおこなわれた、謎の無料イベント(地下アイドルの
対バンライブを屋上でそっくりやるもの)で観て以来。
グラサンとランドセルがトレードマーク。
いきなりシャネルズの「ハリケーン」、そして「め組のひと」。
マーシー…と思いながら聞き入る。彼女たちはラッツ&スターの事務所の後輩と
いうことなので、いわばこれらの曲の正統伝承者か。
「街角トワイライト」やってほしい。

*放課後プリンセス
この暑さだから絶対やると思っていた「アツはナツい!」が聞けて安心した(笑)。
道重さんは距離があっても識別できるようになったぞ。

マイナビステージへ戻る。

*おやゆびプリンセス(2)
少人数イモジャージで始まり、途中でメンバーが加わって
多人数イモジャージになる展開。
手の親指を曲げた形が石川県に似ている、というより、
親指そのものは能登半島だと思うがどうだろう。
いや、もっと下まで親指といえばいえるか。
…と思ったら解説が
おやプリはワーワーサッカー感が楽しい。

*La PomPon
アプガっぽいというか特捜戦隊デカレンジャーの制服にも似た衣装。
このグループからは、激しい「プロ感」をおぼえる。
みんな完成度が高い割に曲が今一つ弱いので、なんつーかこう、
もっとキャッチーでエモーショナルなのをひとつお願いしたい。
以前接触したときはとてもいい印象でありました。

*GEM
LPP~GEMの流れは、先ほどの大阪☆春夏秋冬~prediaと近かった。
そこまで意図して組んでいるかわからないけれど、ボクは対比の面白さを感じた。
GEMはヲタが沸くのにあまりそういう曲調ではなく、隙を見つけて沸きを
流し込むイメージ。ファイヤーオパールファイヤーオパールというコールが
耳に残っている。GEMもストイックなプロ感高かった。

*ぷちぱすぽ
MCがアレなのがネックだが(笑)、5月のPASSPO☆ワンマンで見たときより
進歩が感じられた。「サムライガール」のBメロ大好きマン。

*LinQ(2)
チャイム→カロリー→ハレハレ→祭りの夜
大変感動した。昨日のスマイルガーデンよりグッと来た。セットリストのせいか。
LinQはやはりいくら暑かろうと真夏の太陽が似合いすぎる。
照り返しの熱さすらもエネルギーに換えそうな勢い。
きしまゆこと岸田さんの、マイクは持たないが人一倍大きな動きで
つい目が行く感じは、他のアイドルちゃんにも大いに参考になるはずだし、
伊藤ちゃんが晴れやかだったのが何よりだ。
今回は坂井あーたんが左目に眼帯をしていた。お大事に!
ももまゆこと桃咲さんの、穏やかな笑みをたたえながら遠くを見つめる表情は
まさにアルカイックスマイルであった。
今回の上京メン

*フラップガールズスクール
オレンジか黄色とネイビー?がメインの衣装が爽やかだった。
カリフォルニアの青い空感。
「いちごパフェ」を1曲目にやった。嬉しい。

*ゆるめるモ!(2)
今回は天の声による釘刺しもなく、でも客エリアは多少荒ぶりながらも
なんとかつつがなく進行。

*Especia(2)
ちかぶぅこと三ノ宮さんがやる、チェッカーズのフミヤもやっていた開脚ムーブが
カッコ良かった。
この時間になると、真昼の灼熱が少しやわらいでかけてきていたし、
マイナビステージの周囲の環境が絵に描いたような未来なアーバン感で、
それはEspeciaのアーバンとはやや違うのだろうけれども、
ビルに反射する銀色の光が程よい舞台装置になっていた。
脇田さんのボーカルいいなあ。

ガンダム広場へ。

*妄想キャリブレーション(2)
人大杉。
広場前のスペースへは入れず、ガンダム像近くの外周から観覧。
観るだけなら事足りた。
通路に当たると思われる部分で、妄キャリヲタによるサークルや
リフトなどが起きており、「ああこりゃ後でなんか言われるだろうなぁ」
と思いながら(実際に言われていた)、ステージは満喫。

マイナビステージへ戻る。

*CAMOUFLAGE
ここも、曇りや雨よりは明らかに真夏の空が似合うグループ。
山下さんのラップがカッコ良うござんした。
前に見たときはそこまで感じなかったんだけれど、椎名さんの
しゃちほこポーズってなかなか良いですね。
アイドルにもし「メロディ系」と「リフ系」があるなら、
カモフラはリフ系かな。

*Luce Twinkle Wink☆
むやみに気合が入っているのが遠目にも伝わってきた。
このグループはあえて愚直に真っ向勝負してくる。そこが涙腺に来る。
とめ・はね・はらいをおろそかにしないダンスが素晴らしい。
たぶん、ヲタは振りコピができても、あのピシッとした感じは
出せないのではないだろうか。
ルーチェメンは、動きを急に止める筋肉がみんな強いはず。
キラーチューン「刹那ハレーション」を、待ってました感あふれる中で
やってくれたのもありがたい。
マイナビのここは「未踏のステージ」だったのかも知れない。
ステージを終え、楽屋へ戻る途上でコケそうになったメンバーがいたが
大丈夫だったろうか。

*愛乙女★DOLL
マイナビのトリ。ルーチェとのアークジュエルコンビ。
この流れもちゃんと練られているように見えた(意図かどうかはわからない)。
ルーチェは青春・センチメンタルな雰囲気が勝るが、
らぶどるはもう少し成熟したイメージ。
新体制になって、各メンバーにキャラクターを象徴する星の
モチーフが与えられるようになったが、歌(とファッション)の星である
愛迫さんのボーカルの艶はさすがだった。
ハルナさんの成長っぷりも印象に残った。
らぶどるは、「内に秘めた闘志・覚悟」を感じさせてくれるからいいのだな。
アークジュエルのアイドルはみな体幹が強そうだ。

スマイルガーデンへ。

9nineの「SHINING☆STAR」が聞こえてくる中を向かう。
この曲が大好きなので力づけられる。

*9nine
時間がやや押していたせいで、↑も含めて3曲が聞けた。
純白の衣装がさわやかだった。とても平和でありました。

*PASSPO☆
真夏のフェスにふさわしく、持ち歌の中から夏の曲をチョイス。
いつも使う登場SEを使わず、Pretty Lieのニューバージョンから始まり、
その後はショートバージョンの夏の歌を続ける形式。
Pretty Lie→ViVi夏→夏空HANABI→向日葵→マテリアルGirl
クルーは何も責任がないのだが、やたらと客の側からサイリウムが
投げられ、辟易した。
それが気になってしまい、ステージに集中できなかった。
せっかくクルーやスタッフが考えてきてくれたのにこれである。
もし仮にイベント主催者のやり方に不満があれば、
アイドルや第三者である大部分の客を巻き込まない形でやってほしい。
たぶん、サイリウムスロワーは愉快犯的な精神構造の人間だと思うが、
こういう形で人の気を引くのはとてもくだらない。
あえてここを狙った気もする。
PASSPO☆には夜のスマイルガーデンにふさわしい大物感が
出てきているだけに、せっかくの場をこういうふうに汚されて残念だ。

*アップアップガールズ(仮)
PASSPO☆でのこれがあったのでちょっとダウナーだったが、
アプガが持ち直してくれた。
軽い悩みなら、運動することで治まってしまうあの感じに近い。
ステージのほぼ真横に当たる位置で見たのだけれど、
夜にこの位置だとライティングで衣装の発色が冴え、
見た目がとてもきれいになる。
メンバーがステージ上から客に投げていたのは水風船だったのか(笑)。
とにかく、アプガちゃんで救われたのが大きい。

*Negicco
スマイルガーデン二日間のトリ。
アプガ時まではまだ不穏な空気がかすかに残っていたが、
ネギは平和力とでも言うべき力で、そういうものを圧倒しているように見えた。
楽曲のことにはふれられがちだが、ネギのパフォーマンスについては
さほど語られない気がする(*個人の感想です)けれど、
ネギは、「安心して見聞きしていられる」感じがすごいのだ。
気付かせない上手さ。
緑色のネギライトで、スマイルガーデンが夜の葱畑になっていた。
トリが、平和なネギで良かった。


来年用のマイ備忘録
東京テレポートからスマイルガーデン=約15、6分
スマイルガーデンからガンダム広場=余裕を見て10分前後
スマイルガーデンからマイナビステージ=7、8分

水は2Lのペットボトルより、1Lかける2本のほうが
出し入れが楽。
会場近辺に水道があるので補給もできる。
目当てアイドルちゃんを追ってあちこち渡り歩くのももちろんアリだが、
一か所にとどまって、前後の組み合わせから作られる流れを楽しむのも
おすすめ。

心身ともにキツいのはガンダム広場。

マイナビステージそばの階段からの観覧は、
将棋倒しを防ぐために着席必須なのでステージ上がよく見えるし、
風も吹いてくるので、場所を確保できれば体力回復できる。
スマイルガーデンは、木陰があり、テレコムセンター側に公園もあるので
体には優しい。

アスリート的な体の強さや足の速さは要らないが、
長距離を歩ける体力は必須。
これさえあればどうにか持ちこたえられる。
ふだんから歩くことに親しんでおいて良かった(←これに尽きる)。



TOKYO IDOL FESTIVAL2015 8/1(読むのが苦行長文)

2015年08月02日 | アイドル
2010年から始まった真夏のこのイベント。
ボクは11年から毎年通っている。それが今年も終わった。あっという間だった。
タイムテーブル
初日から。
まず、TIFの象徴とも言うべき会場・スマイルガーデンへ。
東京テレポート駅からは15分以上見ておくべき。

今年はステージに近い有料優先スペースがずいぶん広がり、
ボクが好きだったステージ上手寄りの小さな丘も
そこに含まれていた。

*スマイルガーデンのトップバッターはCheeky Parade
景気づけにはちょうどいい。
とりあえず最新シングル曲「M.O.N.ST@R 」で、もうすでに目頭が熱くなる。

*あゆみくりかまき
ここは自分にとり、
「優先度があまり高くないが、いざ見るとちゃんとしていて曲もカッコいい」
ので、見ると毎度得をした気になるのだ。
激しいけれど暴力性はないのがよい。

ホットステージから聞こえるでんぱ組のライブを聞きながら、
ガンダム広場ことフェスティバルステージへ。
ホットステージは有料エリアだが、かなり遠くまで音が完全に聞こえるし、
巨大スクリーンや演者も見えるのだ。
スマイルガーデンからガンダム広場へは余裕を見て10分くらいか。

*転校少女歌撃団の終わりだけを見て、アリスインアリス
初めて観た人は、いきなり
「織田信長!」とか「柴田勝家!」と叫ぶ曲に面食らっただろう(笑)。
TIFなのだから、こういうアプローチのアイドルがいてもいいし、
むしろこういう、沸き然とした沸きから遠いタイプのアイドルが
出ているからこそ、イベントに価値がある。

*SPL∞ASH(広島のほう)
去年はマイナビで見て、そして今年はガンダムで見て、やはり
「きちんとしとる」というのが第一印象。

*妄想キャリブレーション(ホットステージの音漏れ)
全編見てしまった(笑)。担当カラー制や、メンバー内の金髪ちゃんは
視認性が高いなと改めて実用美を感じる。ヲタの腕がいっせいに
同じ動作(ふつうの腕上げなどではなく、ディアステージ系
特有のヲタ芸系ムーブ)をするのが、平家の舟幽霊のようだった(笑)。


*ガンダム広場に戻り、GALETTe
ものすごく華々しい。ボクの後ろにいた人たちが、「メジャー感すごい」と
しきりに話していたがまさにそれ。
ガンダム広場は全編照り返しがすごく、すでに灼熱地獄だったが、
その暑さとは印象の違うきらびやかさ。
3人のメンバーの不揃いさがグループの個性になっている。
鍛えこまれた感じがすごかった。みんなターンが速い速い。

*サンミニ(サンミニッツから改名)
以前は黒ベースの衣装で、「地味な実力派」な雰囲気だったが、
今回はメンバー別の蛍光色の衣装。同じグループとは思えない(笑)。
去年もその兆しがあったが、今年は運営からのヲタの行為への
釘刺しが特に多く、詳しくはわからないが途中で退場者出現。

*おやゆびプリンセス
去年は白いアイドルアイドルした衣装だったけれど、
今年は全員イモジャージ。でも10人超だと映える映える。
おやプリや、名前の近い8princessにある、体育会系全力型とも
やや違う激しさの系統はなかなか良い。
ラッセルガールが聞けて満足。

*Especia
灼熱のガンダム広場に一陣のメンソールの風。
グループ全員、総合的に力がアップしているのが
素人目にも感じられる。みんな、ダンスなりボーカルなりが
曲や世界に負けていないのだ。自分のものにしている。

マイナビステージへ移動(ガンダム広場から7、8分ほど)。

*乙女の純情
ご当地アイドルの選手権を勝ち抜き、念願のTIF出場。
福岡アイドルの中では楽曲が昭和寄りというか、
アップテンポな沸きに頼らないタイプ。
いい感じにもっさりなのも親近感が持てる。
彩夏さんの歌唱力が印象に残った。

*らぐぅんぶるぅ
沖縄アイドル。初見。
現地では、CMソングなどを多く歌っているということで、終始それらの
ゆったりした世界を構築。1曲目の♪パッシュワリワリな曲は良かった。

ガンダム広場へ移動。
この時点ですでに「このままだと熱中症まっしぐらだ」と自覚が出ており、
日陰へ入って休憩しながらの

*ベイビーレイズJAPAN
ちょっと離れて疎くなったが、以前より曲調に広がりが出ていた。
新曲のような曲のほうが、初期シングルの、
「ストレートでメッセージ性のあるハードな楽曲」
より彼女たちに合っているのではないだろうか。好みとはまた別の話で。
林さん歌うまくなっとる。

*つばさFly
ドルヲタメンとライブキッズメンを擁するグループなので、
そのどちらの要素も含むTIFはうってつけ。
激しくてエモーショナルだけれども邪悪ではない持ち味。
ここは、この手の音楽をやっているアイドルちゃんの中では
今一つ存在を知られていない感じがあったのだが、
今回、「知らなかったが、これはまさに自分が求めていた音だ」
となる人がそれなりにいるはず。その人に届いているように祈る。

*ゆるめるモ!
見えなかったので詳細は不明だが、「危険行為」でライブが中断→
服装で名指しされたそのヲタの強制退場のシーンがあった。
ようなぴちゃんのショートパンツの丈に萌えた。

スマイルガーデンへ移動。

*プールイパラレルJAPAN
全部は無理だったが途中から。
現在はユニットであるLUI FRONTIC 赤羽JAPANで活動中のプールイさん。
彼女が既存ユニットのパラレルJAPANと出演。
基本的にBiSの現場の雰囲気で、最後に「nerve」が流れて場内が
沸き立つ瞬間の熱さ。
メンバーが「お前ら本当に誰でもいいんだな!
(↑アンセム曲ありきなヲタの姿勢に)」
と叫んでいた(笑)。
メンバーの一人の、nerve時のエビ反りが深くてものすごかった。
ウルトラマンレオに出てきたアンタレスのような不意打ちができそうだ。

日差しで弱った体をスマイルガーデンの奥の公園で休めながら、
がんばれ!Victroyの音を聞く。
今ふうのサウンドではないが、曲がなかなかカッコいいじゃないか!

*BiSH
おそらくプールイパラレルJからの流れとしてとらえている客多数。
元BiSメンは1人もいないが、関わる人が同じで、BiSを再びやるという
コンセプト。だから当然それを求める客が集う。
疾走感ナンバー「星が瞬く夜に」を3回連続歌唱。
ビートルズ武道館での前座のドリフのように撤収。

*PiiiiiiiN
「BiSみたいな新曲」
(曲を作った人が同じ)=「絶対NEVER DIE」目当てで観る。
メインボーカルがもうちょい声の安定感を出せるようになるといいなー。
まだちょっと危なっかしい。

*LinQ
今回は年長メンの上京が少なくてちょっと寂しいのだが、雰囲気を
リセットし、熱いリゾート感を構築。トロピカルな華やかさ。
チャイム→ウェッサイ→HANABI

長蛇の列&持ち物検査が嫌で避けていた物販エリアへ。
タイミングが良かったのと、ゲートが複数あったのでまったく待たずに
すんなり入場できて拍子抜け(笑)。
つばさFly全員握手→PASSPO☆全員握手へ参加。
別に接触しなくとも、あのお祭り空間に居合わせるだけでも楽しい。
来年は物販エリアへもっと積極的に臨むか。

マイナビステージへ移動。

*柊木りお
声が太くて力強くて素晴らしい。♪柊木りおは最高です やら、
高まりおりおーなどに目が行きがちだが、基本的には
ちゃんとしたシンガーであると改めて実感。

*せのしすたぁ
ツイッターではおなじみ&動画では見たことがあり、噂だけは
聞いている。が、しかし、どういうものかはよくわからない。
…こういうイメージだったけれど、初めて生で見た彼女たちは、
イメージ以上に「なんだかよくわからない!」感じだった。
もちろんいい方向。
中心人物のまおさんは、かすれた声(いわゆる全女声。
有名どころでは北斗晶のアレが近い)で終始ヲタを煽り、導く。
歌うパートもあるが、基本的には他のメンバーが歌っている隅で
アジテートと流れ作りに精を出す。
毒蝮三太夫のラジオの中継を、全女の若手がかすれた声でやり、
さらに自分は試合ではなく将軍KYワカマツやジミー・ハートな
役目を貫徹、というのが、自分の脳内にこびりついている。
1人だと様にならない・成立させにくいので、
ちゃんと歌ってくれる2人がいないといかんのだな。

*フルーティー
渋谷のクアトロのライブで見て以来。
そのときは、現代アイドルちゃんなのにどこか90年代臭、
のイメージが強く残ったが、今回はそのときよりも
力強さのほうが勝った。
自分はどうやら、「ダンススクール系のダンス」より、
もうちょい泥臭い「アイドル楽曲に沿ったタイプのダンス」
の練度が高いアイドルちゃんが好きなようで、
フルーティーはまさしくこれであった。
みんな動きが素晴らしく、特におばちさんとさいさんの
動き、そしてせいあさんの表情。
北海道でのライブのゲストに松本伊代をゲストで呼ぶらしいが、
意図がよくわからない(笑)。
最後の曲、「CAPTIVE」では目頭が熱くなった。
口上記載ボードを持つ人が隅にいるのも好感が持てた(笑)。

スマイルガーデンへ移動。そろそろ暗くなってきた。

*predia
スマイルガーデンは昼と夜では顔が違う。
どちらもそれぞれ良いが、prediaは夜に観たいグループの筆頭。
暗くなりかけた中でのステージ。
prediaはこれまで、持ち時間が短い場でも、最大の武器である
歌を減らし、自己紹介とトークで消費してしまうことがあったが、
今回はノンストップのリミックスバージョン。
これよこれだよみんなが見たい聞きたいのは。
壊れた愛の果てに→You Slipped Away→Dream of Love
リミックス版なのでちょっと改変されていて、
一瞬何の曲かわかりかねたが、predia最強曲の一角・YSAを
ここで入れてくれてとてもありがたかった。
書きながら目頭が熱くなっている(笑)。
prediaはスマイルガーデンで何度かやっているが、今回が
史上最も美しく艶やかだった。

もうちょい見ようかと思いつつ、翌日のことを考え、
疲労を少しでも回復させるべくとにかく冷房のあるところを…と思い、
パレットタウン4階のボウリング場の隣でやっていた
「お台場アイドルフェスティバル(初日)」へ。
入口がよくわからず迷い、おかげで目当てのアンダービースティーは
見逃してしまったが、その直後のメグリアイは見ることができた。
山田渚さんの姿もあった。「地下」な空間も落ち着くものだ(笑)。
人の熱気でそこまで涼しくなかったけれど、
メグリアイのあいさつに頻出する「イェイ!」がクセになりそうに
なりながら、TIF初日の帰途に就いた。イェイ!