なんだと思いますか?
じつは、おにぎりと麦茶なんです。
熱中症対策には、おにぎり!
Mocosuku - 2016年7月11日
執筆:井澤 佑治(ライター) 監修:山本 ともよ(管理栄養士)
もうすでに梅雨が明けたような天気の今日この頃。すると、大きなニュースとなってくるのが「熱中症」です。これから始まる夏に向け、今から気を付けておきたいもの。
高齢者の場合は、炎天下の屋外だけでなく、建物の中での熱中症や、気づかないうちに体の水分が失われる「かくれ脱水」にも注意が必要です。(ただし、脱水症状は、水分だけが不足して起こるわけではありません)
熱中症対策!水だけでは足りない…
脱水症は、体内の水分と塩分が不足したときに起こる症状です。ちなみに「かくれ脱水」とは、頭痛や発熱といった熱中症・脱水症の症状はまだ出ていないけれど、体の水分は不足しているという、いわば熱中症や脱水症の一歩手前の状態です。
そのため、平常時の水分補給には水やお茶で問題ありませんが、熱中症や脱水症が疑われるときには、食塩とブドウ糖を水に溶かした「飲む点滴」である経口補水液が効果的なのです。
経口補水液はドラッグストアなどで手に入るほか、自分で作ることもできます。また、こうした脱水時にスポーツドリンクを飲む場合は、ナトリウム含有量の多いもの(100mlあたり40~80mg)を選ぶとよいでしょう。
熱中症対策!「塩むすび」で熱中症予防
また、意外な熱中症予防に有効な食品として「おにぎり」があります。
お米は水を吸わせて炊くため、実はご飯に含まれる水分量は約60%。そのため、ご飯を食べること自体にも水分を補給する効果はあるのですが、さらに「塩」を使うおにぎりでは、失われた塩分も補給できて一石二鳥というわけです。
熱中症対策!子供にはひと口サイズのおにぎりを
幼い子どもは、身体の体温調節機能が未発達で、外気の影響を受けやすいことから、大人以上に熱中症に注意する必要があります。こうした子供の熱中症予防にも、おにぎりはピッタリ。
塩を少し多めにしたひと口サイズのおにぎりは、おやつ代わりにも食べやすいと思います。殺菌効果の強い梅干しを混ぜれば、腐敗防止や食中毒予防にもなります。
もちろん、ご飯やおにぎりを食べる場合でも、水分補給は大事です。
食事以外には、高齢者の場合は、定期的に水分を摂ることが必要といわれていますが、子供の場合は基本的に「飲みたいときに、飲みたいだけ」という水分補給でOK。ただしそのときも、乳幼児の場合は特に低ナトリウム血症(=水中毒。水の摂りすぎによる塩分の不足で起こる症状)を防ぐ意味でも、塩分を同時に摂ることを心がけましょう。
暑いときには水をよく飲みます。気をつけて欲しいのはスポーツドリンクです。
甘味料としてアスパルテームやスクラロロースなどの人工甘味料が使われています。それらの甘味料には遺伝子組み換えのトーモロコシやジャガイモが使われています。これらの人工甘味料は合成アミノ酸で、同じく合成アミノ酸であるグルタミン酸ナトリウムは、ほとんど全ての加工食品に使用されています。
グルタミン酸ナトリウム(いわゆる”味の素”)は、肥満、糖尿病、心臓発作、偏頭痛、てんかん、下痢、関節痛、うつ病、めまい、ろれつが回らない、注意欠陥、多動性障害、不眠症、不安などの副作用が報告されています。
ラッセル・ブレイロック教授(元脳神経外科医)は、グルタミン酸ナトリウムに興奮毒性があること、肥満になる危険性があること、そして人工甘味料のアスパルテームと一緒に摂取し、運動することで突然死する可能性を指摘します。
自動販売機にあるジュース類も同じです。運動の合間にこれらのジュースを飲むことは極めて危険だそうです。日本には昔ながらの麦茶があります。麦茶は理にかなった体にとても良い飲み物だそうです。
”おやつのカール”ミルクチョコレートは特に遺伝子組み換えトウモロコシを使用しているそうです。加工したものを輸入しているので、日本では表示義務はないそうです。EUではすべて表示義務があります。(このブログ内から)
ミネラルが含まれるスポーツドリンクは、一見するとバランスが良さそうに見えますが、糖分が多く含まれているのがネック。甘い飲み物は、体の浸透圧の関係で、飲むとますます喉が渇いてしまいます。
麦茶の効能って知ってました?実はスゴイ麦茶、7つの効能
デトックスLife☆より
普段何気なく飲んでいる麦茶、そのサッパリとした味は冷やして飲むととっても美味しいですよね。特に暑い夏なんかは、キンキンに冷やした麦茶をぐびーっと飲むと喉の渇きがすぐとれます。しかし麦茶は、他のお茶と比べてあまり健康に良いというイメージは無いのではないでしょうか。ダイエットに効果的であるというウーロン茶、カテキンが入っていて身体に良いとされる緑茶など、他のお茶に先を越されえてなんとなく影が薄くなりがちです。
ところが、最近の研究で麦茶にはさまざまな効能があるということがわかったのです。
麦茶は、大麦の種子を煎じて作られています。その歴史は古く、平安時代より貴族に愛飲されていたといわれています。身体に悪いものならば、そんなにも昔から今日に至るまで飲まれているわけはありません!皆さんも麦茶のスゴイ効能を知って、日頃の食生活に取入れられてみてはいかがでしょうか。本記事では、実はスゴイ麦茶!7つの効能をお伝えします。
胃を守ってくれる
麦茶に含まれる成分は、胃の粘膜を守ってくれる働きがあるんです。通常人の胃は、胃が分泌する胃液で壁が溶けないよう細胞が活発に働いています。しかしストレスが溜まりやすい日々を送り、疲れが身体に溜まると、それらのコントロールがきかなくなり、胃自身を溶かしてしまいます。これを胃潰瘍といいますが、麦茶はこの胃の粘膜を守ってくれるのです。麦茶を飲むことで胃潰瘍を予防することができるといえますね。
血行を促進する
麦茶は血流を良くする働きもあります。女性の方の多くにみられる冷え性、その原因は血流が滞っているために起こります。麦茶には、血流を良くする成分「ピラジン」が含まれており、原料である大麦をローストする際に作られます。
そして、忘れてならないのが、血圧を下げる働きのある「ギャバ」です。ギャバは高血圧の予防ができるので、血圧の高い方に嬉しい効果ですね。
抗酸化作用がある
麦茶には、身体の細胞を酸化させる活性化酸素を撃退する成分「Pクマル酸」が含まれています。
この働きによって、毎日体に悪いことを積み重ねることにより起きる、生活習慣病を予防することができるといわれています。生活習慣病とは、肥満や糖尿病、高血圧、脳卒中などがあげられますが、これらの病気の90パーセントは活性化酸素により発病します。
そのため、その活性化酸素をやっつける成分が入っている麦茶は効果的といえるでしょう。
ほてった身体を冷やす
麦茶には身体のほてりを下げる働きがあるといわれています。
東洋の医学でも、麦茶の原料の大麦は身体を冷やす効果があることは昔から伝えらていることです。暑い夏などに、冷たい麦茶を飲むのは上がった身体の体温を下げるためだったのですね。
熱中症にとても効果的なので、特に夏に摂取することをおススメします。
虫歯を予防することができる
ちょっと意外な効果が、虫歯予防です。実は、麦茶にはバクテリアなどの微生物や菌類などの生成や固着を予防する働きがあるのです。
虫歯は、ミュータンス菌という菌が、歯に残った糖類にくっついて起きます。麦茶はこのミュータンス菌の生成を妨げる働きがあるので、虫歯を予防することができるんです。
しかし、麦茶を飲めば虫歯にならないということではありません。しっかり歯磨きをして、虫歯の元となる糖類も落としてくださいね。
発ガン性物質に対して効果がある
日本人の死因の第一位といわれているのが「ガン」です。実は、先ほども述べた「Pクマル酸」という活性化酸素を撃退する成分は、発ガン性物質に対しても効果があることがわかっているんです。
活性化酸素の一つである「ペルオキシナイトライト」は、発がん性物質であるといわれています。Pクマル酸は、このペルオキシナイトライトに対して、大きな消去活性があるということが発見されたのです。麦茶を習慣的に摂取すると効果がありそうですね。
誰もが安心しても飲むことができる(ノンカフェイン)
麦茶は、コーヒーなどとは異なり、カフェインは含まれていません。人は年齢や身体の状態によって、カフェインの摂取を控えた方が良い場合があります。人は歳をとると、身体の水分量は減ってしまいます。そのため、お年寄りにとって、利尿作用があるカフェインが含まれている飲み物はあまり良くありません。
また、一般的に妊婦さんもカフェインが含まれている飲み物を飲むと、赤ちゃんに悪影響を及ぼすといわれています。しかし麦茶でしたら安心です。誰もが安心して飲むことができるのが、麦茶といえるでしょう。
以上7つが、麦茶のスゴイ効能です。
いつも飲んでいるあの麦茶に、そんな効果があったのか!とびっくりされた方もいるかもしれません。麦茶は、定期的にを摂取するととても身体に良い効果をもたらします。
そして麦茶は、麦茶パックを使用するとご自身で簡単に作ることもできますので、手軽に摂取できますね。しかし、麦茶の原料である大麦は雑菌が繁殖しやすく、傷みやすいといわれています。麦茶をご自身で作る際は、2日くらいで飲み切るようにしましょう。
皆さんも、麦茶のスゴイ効能を利用して健康的な身体を手に入れてください!そのために本記事がお役に立てればとても嬉しいです。
まとめ
麦茶の効能って知ってました?実はスゴイ麦茶、7つの効能
・胃を守ってくれる
・血行を促進する
・抗酸化作用がある
・ほてった身体を冷やす
・虫歯を予防することができる
・発ガン性物質に対して効果がある
・誰もが安心しても飲むことができる