里の家ファーム

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「安全ピン」を身につける運動

2016年07月16日 | 社会・経済

Lifehacker

イギリス市民の間に広まる「安全ピン」を身につける運動からわかる、イギリスの今

 Inc.:最近起こったイギリスのEU離脱はヨーロッパ全体にショックをもたらした出来事でした。しかし、誰よりも衝撃を受けたのはほかでもないイギリスに住む移民たちです。

 英国の国家警察署長協議会は、EU離脱決定後の英国ではヘイトクライムの件数が57%増加したことを発表しました。いくつかの事件はSNS上でシェアされ、なかには「EUを離脱しよう。ポーランド人の害虫はもういらない。」と書かれたサインが窓に張り出された様子も公開されていました。

 イギリスの首相であるデーヴィッド・キャメロンは自身の声明の中でこう発言しています。

 「ここ数日、ポーランド人コミュニティセンターに卑劣な落書きが描かれているのを見かけました。少数派の民族であるという理由から暴言を浴びせられている光景もありました。忘れないで欲しいのは、こうした移民たちは私たちの国へやって来て、私たちの国に多大な貢献をしたということです。私たちはヘイトクライムやこのような暴力を支持しません。それらはすべて根絶されるべきです。」

 しかし、声明を出したのは政治家だけではありません。ある1人の女性が、移民を支持する人々がその意思を簡単に表明できる、素晴らしい方法を思いつき、Twitterで以下のように提案しました。

 EU離脱の影響で被害を受けた移民をサポートするアイデアを思いつきました。あなたが彼らの仲間であることを示すためにジャケットやコートに安全ピンを刺して欲しいのです。そうすることで移民の人々はバスであなたの隣に座っても安全だということ、隣を歩いても安全であるということや会話をしても大丈夫だということがわかります。

 安全ピンをコートに刺すだけというこのアイデアはとても素晴らしいと思います。文字通り、「安全」ピンです!

 このアイデアはネット上で一気に拡散され、人々は洋服に安全ピンを刺した写真をSNS上にアップしています。


無差別テロに断固抗議する!

2016年07月16日 | 社会・経済

出典Naveまとめ

 またもや、フランスで…

 人混みの中に、トラックが。 
ニースで、花火を見物するために集まった人たちが犠牲に。
死者84人、重体18人 
大型トラックが、2キロに渡ってスピードを緩めることなく走り抜けたとのこと。

 振り返れば、テロはフランスで頻発している

狙われるのには、理由があるらしい

 在住イスラム教徒の不満 

 イスラーム教徒には移民出身の人が多く、移民の貧困率は高い。

 低賃金でキツい仕事に従事する方が多くを占めており、治安が悪く貧困街ともいえる劣悪な住宅地に集中して居住

 這い上がろうにも、困難が

 フランスの学校は授業時間が短く、家庭での学習が非常に重要になるが…

環境も財力もないケースが多いため、勉強する意欲があっても何をどうして勉強すればいいのかもわからず落ちこぼれていく

フランス語の読み書きに不自由する移民3世の若者も珍しくない

 スラム教徒に対する偏見も存在 

 たとえば、フランスはイスラム女性が着ける「ブルカ」を禁止した。

 政府は、これらを「女性の抑圧の象徴」と考えていた様子。しかし…

イギリスのインディペンデント紙は、フランス政府がこの法律に固執することは、イスラム教に対する侮辱であり、宣戦布告だとした。

実際、「強制されてブルカを着用している」という女性は、50人以上を取材して1人もいなかったそう。

就職活動でも、明らかな差別が…

履歴書を送付しても、イスラム系の名前とわかるだけで却下される

モハメッドという名前は20回出してようやく1回の面接

こうした不満に、過激派がつけ込んでいる

 ネットでの扇動が、非常に簡単 

 イスラム国も動画配信をうまく利用している

 ソーシャルメディアの登場によって、対立勢力に対する脅迫やメンバー勧誘を直接行うという、これまで手にしていなかった能力を得た。

不満を抱える若者たちを煽動できるようになったことが、テロの背景にある。

 刑務所内での勧誘も、主要ルート 

空き巣や窃盗などで収監された犯罪者に過激な思想を持つ犯罪者が接触し、刑務所の中で勧誘したり影響を与えたりする

 フランスは空爆によって過激派の活動を妨げているため、標的にされた可能性が高いんだとか

イラクへの軍隊派遣、米国率いる対ISIS有志連合空爆への参加、対ISIS作戦への支持としてペルシャ湾への航空母艦派遣

その威力と範囲が広かったために標的にされた可能性が高いと専門家たちが推測しています。


 

繰り返されるテロに共通するのは、社会から疎外された若者らが憎しみを募らせ、インターネットを通じて世界に拡散する過激思想に染まり、暴走するという構図だ。これをどう食い止めるか。肝心なことは「格差社会」を是認する資本主義社会の基本的な矛盾にあるということだ。
犠牲になられた方のご冥福を祈ります。