先日から湖西線のガード下にツクシが群生しているのを目にしていましたが、車の往来が激しいので写真を撮る事も出来ずにいました。先週の雪の日には積もった雪の中から沢山のツクシが顔を出していて画になる風景でした。連日バイトで田圃が広がる風景の中にいてホトケノザやヒメオドリコソウなどはよく見かけます。でも案外ツクシにはお目にかからないようにおもいます。色が他の枯れ草に似ているからか?慶子さんのハウスの前を流れている溝の土手に生えているのを発見してシャッターをきりましたが、すっかり咲き切っている感じのツクシでした。
京都の嵯峨野に住んでいた頃、よちよち歩きの子供を連れて散歩がてら広沢の池までツクシ取りに行ったものでした。帰ってからハカマを全部取り茹でて卵とじにしたり、佃煮にしたりした事がありました。主人の友人がやっておられた鳥料理屋さんに持って行ってあげたらつきだしにされた事もありました。
滋賀へ越してからはプールの帰りにちょっと足をのばして今津の辺りの湖周道路際で摘んだものでしたが、最近はツクシを摘む事はなくなりました。ハカマを取る作業は結構めんどくさくて、おまけに爪は汚くなるし、花粉で机の上が真っ青?でもツクシは春の一時にしか出て来ないので、久し振りに味わってみたい様にも思います。