明るい色を

三月になってやっと梅が咲き出しました。

風がなく陽射しがあると「アー、春だなあ」と感じます。鉢植えのグラジオラス等の球根類に水やりをしていたら、つぼみが上がってきているのに気がつきました。鉢植えのチューリップも一斉に芽が出てきています。地植えしているシャクヤクもしっかりとした赤い芽が出てきていました。いよいよガーデニングの季節になってきましたが、何処から、何から手を付けたら？と庭に出てボーッと見ているだけでした。

コンサートから帰って来たのが１１時半で、それからゴソゴソしていたりお風呂に入ったりしていたら寝るのが午前１時半を廻ってしまっていました。それでも、６時半には目が覚めてちょっと寝不足気味。１０時にはよしゑさんが来られ一日「枝垂ザクラ」のタペストリーを刺しておられました。塩瀬の帶地を使っているのでちょっと刺しにくいかも知れませんがそれでもだいぶ上達されてきました。地色が古代紫で花をピンクの濃淡で刺すと決め、先月糸を選んだ時は良いと思っていた色が何か暗く感じられ１段階も２段階も明るい色に選び直しました。季節というのは人間の色彩感覚にまで影響するようです。