クリスマスも過ぎましたが私のカーステレオはまだクリスマスソングがなっています。大好きなナットキングコールとフランクシナトラのクリスマスアルバム。
ナットキングコールのアルバムは楽しいのやしっとりした賛美歌などが入っているので、車の中で聴くのにはとても良いアルバムです。シナトラの方はムードがある大人のクリスマスと言った感じ。
クリスマスソングの中には賛美歌が多く含まれていますが、それだけ生活の中に宗教がしっかり根付いているのでしょうね。
大昔(就職した翌年の春)ナットキングコールのコンサートに初めて大阪のフェスティバルホールへ行きました。初任給1万円のお給料でマチネーで3600円だったと記憶しています。マチネーは昼の部 ということで少し安かったのです。1ドル360円の時代でしたから10ドルだったという事ですしょうか。ラジオの時代に育った人間でしたからラジオから流れてくる歌声にすっかり魅了されてしまったものでした。ナットキングコールが来日するのを知って、思い切って切符を買いに行ったのでした。ワザワザ、毎日新聞の京都支局まで買いに行った記憶があります。
席は前列の端の方でした。「プリテンド」を歌いながらの登場で甘い歌声に身体がとろける様な感じになった事を今でも覚えています。ナットキングコールのLPやCDは何枚か持っていますが、このクリスマスアルバムのCDは数年前に買ったものです。今でも私の一番好きな歌手です。