箕面・六箇山(松尾山)へ
箕面の桜、桜井、桜ヶ丘の街を抜けて新稲(にいな)の村落から
教学の森へ向かいます。
今日はそこから六箇山へ・・・
六箇山は正式には「法恩寺松尾山」といい、江戸時代から
6つの村の入会山でした。
* 新稲(11時 発)--西尾根道--六箇山--展望台--憩いの丘--
小川口--箕面駅前 (2時 着)
(* 写真をクリックすると拡大へ)
うだるような灼熱の暑さ! まさに真夏の光景 セミの大合唱!
教学の森野外活動センター入口
センター棟へのなだらかな坂道を上る もう汗びっしょりだ
途中から西尾根道へ入りゆっくりと上る
巨木が迎えてくれる
尾根道の気持ちのいい散策路
第一キャンプ場を通ると若者たちがお昼の準備をしていた
「海の見える丘」で一休み
リンボクの巨木が暑い日差しをさえぎりいい木陰をつくってくれる
六箇山の山麓
(ここは「みのお里山ふれあいプラットホーム」の皆さんが植生調査を
しつつ、ボランテイアで周辺の森の整備をされているところ・・・
すでに明るい森に変わりつつあり感謝です!)
六箇山頂(395.8m)にてお昼にしました
(汗だくだが時折り涼しい風が吹いて心地いい)
(* この六箇山の入会権をめぐっては江戸時代に訴訟事件が起きた。
南山麓の「ないら野」に近世はじめ近くの農民がやってきて
畑を作り始めそれがやがて村になった・・・と。
それが今の新稲だが、先の6つの村<平尾、西小路、桜、牧落、瀬川、
半町>と六箇山の恵みを巡っての争いが起こったのです。
詳しくは郷土資料館に・・・
そんな資料を読んだ事を思い出しながら一休み・・・)
一休みの後東側のルートへ 少しワイルドな急坂だがロープ伝いに下る
(途中箕面ゴルフ倶楽部コースを見下ろす)
「あおぞら展望台」にでる 今日の大阪平野を一望
(伊丹空港にANA機が着陸したのが見える)
続いて下の「わくわく展望台」にも立ち寄る
今日のキノコ撮り
憩いの丘を経て小川口へ下り新稲の里に戻る
もう一つ郷土資料館で見た資料を思い出しました・・・
* この新稲村が作られた「ないら野」は、かつて1596年
(415年前)に慶長伏見大地震で北摂一帯に大被害を及ぼした
五月山断層という活断層の真上にあると言う。
3.11を思い出すまでも無くまさに・・・
「天災は忘れた頃にやってくる」