‘14-9-17
清水谷へはいつも気にしている岩を抱く大ケヤキを
見に行きます。
あの豪雨の影響はなく、どうやら周囲の混乱にビクともせず
凛として姿で立っていているのを見て安堵です
清水谷を上り、植生保護活動の為の道具置き場にある表示物を
見ます
しばらくして林道の両サイドに張られたシカ害防止ネットの間を
通ると・・・
突然! 前方でそのネットに激しくぶつかるものが・・・
よく見ると一頭の立派な角をもった牡鹿が、どこから迷い込んだか
ネットの内側に入り、何とか出ようとネットに体当たりしている
ようです
入ったばかりか、もう何日もそうしているのか分からないが、
ネットの際に生えていた草木は倒れ道が出来ているので、
何度も行ったりきたりしているに違いない?
せっかく囲んだ植生保護の目的が裏目に出ている・・・
(不安げにボクを見つめる牡鹿・・・
可哀想だが助けてやれないよ・・・)
現在 大阪府はシカを害獣として駆除の対象としているため、
以前にも紹介したように、外人ハイカーがネットに絡まり
苦しんでいるシカを助けてもらおうと、箕面ビジターセンターに
駆け込んだものの、係員は逆に駆除対象を説得するのに
苦慮したとのこと。
しかし 箕面の森もいつの間にか野生の鹿が急速に増えていて
ビックリですが、鹿に罪があるわけでなし、人間との共生の
難しいところです。