畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ひよこ(1月齢)

2008-04-04 20:02:32 | ニワトリ
4月4日  ときどき 薄

一日、田植機等の機械の点検と改良をやって過ぎる。

雛を育雛箱から開放してやる。今年の雛は順調に元気に育っている。
連れ合いに言わせると、とにかく元気で、神経質でない。おどろくこともほとんどなく、おおらかだ。
育雛箱を半分撤去してやると、すぐに小屋中を走り回っていた。
何枚かの写真を。動き回るものだから良く写らないが。







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10日齢

2008-03-15 19:27:30 | ニワトリ
3月15日 

朝からとても暖かく、初めて暖房不要となる。
ここのところ、暖かい日が続き、ひよこたちはみな元気に育っている。10日齢に入ったひよこたちの紹介です。

元気に運動場に出ています


玄米入りの餌を食べて


水を飲み


緑餌(今はイネ科の牧草を細かく切ったもの)を撒いてやると


争うように食べ


わたし!満足!


と、こんな様子です。そろそろ、運動場を広げてやり、緑餌も菜っ葉類をそのまま放り込んでやる。争うように食べる様が、けたたましいほどになる。

今日は、サツマイモを温床に伏せる。午前中は出荷。
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ひよこ

2008-03-07 19:27:42 | ニワトリ
3月7日  たり  たり

ひよこが到着した。岐阜県の孵化場で昨日、卵から孵った雛だ。配送用の段ボール箱に入れられて、トラック便で送られてくる。



生まれたばかりなのに、過酷な旅だ。が、ひよこは生まれてから48時間は、餌も水もなくても、タマゴの栄養で過ごせるそうだ。
お疲れ様。ここがみんなの暮らす場所



ニワトリを飼う場合、孵化場で40日くらい育てた中雛を導入することも多い。初期の育雛が大変だからだ。しかし私たちは、初生雛をいれる。生まれてはじめての餌や水を私たちのところで口にしてほしいからだ。高カロリーの人工的な餌でなく、自然の餌を食べさせる。粗食に慣れ、健康に育ってほしいから。初めの三日間はくず米の玄米だけが餌だ。四日めには青草を食べさせる。
早く環境に慣れてね。


とにかく、雛はかわいい。見てかわいいのはせいぜい一ヶ月。見に来てください。

皆さん! 待ってますよ。


作業  稲の育苗用の苗床作り、田んぼの畔付
夕方は曇って、急に寒くなる。

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大きなお皿

2008-01-05 19:55:19 | ニワトリ
今日は  後 

尚くんへ
おじさんたち(おじいさんかな?)のタマゴや野菜を食べてくれてありがとう。
ニワトリのことちょっと書きます。
オレンジ色のはニワトリがご飯を食べる大きなお皿です。直径50センチくらいです。でも、下に置くとニワトリたちはその中に入ったり、ひっくり返したりします。だから天井からつるします。真ん中にバケツをひっくり返したようなものが付いています。これも中に入れないように、付けています。ニワトリはあまりお行儀がよくないのです。

ニワトリたちの大きなお皿


ニワトリはこのお皿の周りに輪になって、餌を食べます。大体ひとつのお皿に12,3羽です。食べてるところの写真を撮ろうと思いましたが、お行儀の悪いトリたちで、動き回って、うまく撮れませんでした。うまく撮れたら載せますね。
雄鶏はとても雌鳥思いです。雌鳥を大事にします。餌をやっても雌鳥の食べるのを周りで待っています。餌を食べてる雌鳥を守っているのです。トリ小屋の中だから敵は入ってこれないのに、本能なんですね。
ニワトリは菜っ葉も大好きです。菜っ葉を放り込んでやると、我先に争って食べます。このときも雄鶏はすぐに食べないばかりか、葉っぱを咥えて、それを下に置いて、「ココッコ、ココッコ」と雌鳥に菜っ葉があるよと、呼びかけます。やさしい雄鶏です。
雄鶏は、勇敢でもあります。雌鳥たちを守るため、戦うこともあります。我が家では、おばさんがニワトリの世話係です。おばさんが居ない時、たまに、おじさんが餌をやったり、タマゴをとったりします。そんな時、雄鶏に蹴飛ばされることがあります。不審者進入。やっつけろとばかりに。
だいぶ前の話ですが、友達のところの話です。彼は、山の近くでニワトリを飼っていました。ある夜、雄鶏が「コオッコ、コオッコ」とけたたましく鳴いたそうです。心配だったけど、ほおって置いたそうです。そして、翌朝、トリ小屋に行ってみると。
小屋の中で、一羽の雄鶏が冷たくなっていました。きっとタヌキか何か外敵が小屋の周りに来ていたのでしょう。雄鶏は、一晩中、警戒の叫びを上げ続け、力尽きてしまったのでしょう。
勇敢な雄鶏の、本当のお話です。

雌鳥を守る雄鶏


作業 出荷 畑の片付け 山芋の蔓燃しなど
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有精卵

2007-11-16 19:15:27 | ニワトリ
今日は  いちじ   夕方から急に寒くなる

我が家のニワトリたちの姿いかがでしたか?
ニワトリの場合、雌鳥10数羽に1羽の雄鶏がいれば、雌鳥の生むタマゴは、ほとんど受精卵になるそうです。一定の期間、一定の温度と湿度を与えると、雛が孵るのです。新たなニワトリが生まれます。実際、ニワトリの仲間のチャボを飼っている人が、我が家のタマゴを孵した事が何度もあります。(チャボは卵を孵す名人です。)今のニワトリは、卵をたくさん産むように改良されたトリですから、卵を孵すような本能は、薄くなっています。そんな本能があると、卵を抱いて暖めるので、養鶏には良くありません。
現在の、一般市販のタマゴは、ほとんど無受精卵です。どんな条件を与えようとも、ニワトリになる事はありません。
無受精卵と受精卵とを比べて、栄養的な違いや、美味しさには違いがあるかないかはわかりません。けれど、一般のタマゴは、単なる卵子と思います。有精卵は命を宿っているタマゴです。
私たちのこだわりは、このことです。ニワトリがタマゴを産むのは、命を次の世代につなぐため。この自然の営みを人が手がけることが農だと思っています。野菜や、米、果物もすべて、それぞれが、生き、命をつないでいます。それを助け、それぞれの、一番美味しいときを、頂く。残酷にも聞こえますが、人にも、もっとも自然な営みでないでしょうか。
有精卵にこだわります。

今日の農作業 たまねぎ定植

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雄鶏

2007-11-15 20:03:55 | ニワトリ
今日は   


     

我が家のニワトリたちです。白く大きいのが雄鶏です。茶色は雌鳥です。
雄鶏は体も大きく、餌も雌鳥より三割以上も多く食べます。卵も産まないのに大喰らい。経済的には、マイナスです。平飼でも雄鶏を飼わないケースもあります。
なぜ、雄鶏を飼う?
それはまた。(慣れない写真添付作業に時間がかかりすぎました。)

今日の農作業  たまねぎ定植 ネギ土寄せ  


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養鶏 その2

2007-11-14 18:52:52 | ニワトリ
今日は 

ニワトリを飼うこだわりの二番目は、ケージに入れて卵を産ませる養鶏ではなく平飼ということ。トリたちが自由に動き回り、健康に育つためだ。
本来なら、草木の生えている自然の中で、陽の光を浴び、野鳥のごとく暮らし、卵を産んでもらうのが理想だ。しかし、100羽のトリに10aの広さを与えても、一年もしないうちに、地面は草一本もないつるつるの地肌になってしまう。雨でぐちゃぐちゃ、照ってがちがちの地面で、トリたちにも良くない環境になってしまう。広大な面積を与えれば、問題は解決するが、限度がある。
私たちが選んだのは、平飼鶏舎方式。風が通り抜ける開放鶏舎で、10坪の広さに約100羽のニワトリを飼う。床をコンクリート当で固めず、土のままにしておく。陽の光もある程度差し込むようにする。
トリたちはこの中を動き回り、下に敷いたわらや籾殻を、土と一緒に引っかきまわし、くちばしでつつく。粒食で虫や草も食べるニワトリの本能的行動を失わないで生きている。これが大事なことだと思う。
最近は、広い自然環境の中での、養鶏場やそのタマゴのことが報道されることがある。それが、理想に近いことはわかる。が、私たちは、自分たちの住む場で、自給的農業の一部として、出来る、より良い養鶏として、今のやり方に、取り組んでいる。

今日の農作業 たまねぎ定植 ネギ土寄せ
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養鶏

2007-11-13 19:22:19 | ニワトリ
今日は  雲ひとつない快晴

私たちのニワトリについて報告します。
私たちは、移住して自給的農業を目指しました。それは大規模な少品目大量生産ではなく、小規模でも、多品目少量生産の農業です。そして、肥料もある程度自給できる、有畜農業です。その場合の家畜で一番取っ付き易いのがニワトリです。
ニワトリを飼うにあたっては、健康に育って、おいしく、安全なタマゴを生んでもらうことが、必要です。そのために、最低三つを条件にしました。安全な餌、平飼であること、雄鶏も飼って有精卵であること、です。
安全な餌。 もっとも大切なことです。現在の日本では、輸入飼料に頼らざるを得ませんが、収穫後の穀類に農薬を混ぜていない飼料を使っています。ポストハーベストフリー(PHF)といいます。また、遺伝子組換えをしていない穀類でもあります。こういう穀類を世界中から探して持ち込むことに、疑問も感じますが、今のところ、次善の策として、良しとしています。
この飼料を、小規模な私たちだけで導入することは困難です。この地域である程度大規模に、養鶏をやっているグループの友人から分けてもらっています。
また、自給的飼料として、くず米も使います。収穫した野菜の残渣、余った野菜、虫に食われとても使えない野菜、畑の草も、ニワトリたちには、おいしい食べ物です。ニワトリって、菜っ葉ばかりでなく、トマト、ナス、カボチャなどもとても好きですよ。
PHF= ほとんどの飼料は、船便で長時間かけて輸入されています。船倉の中で虫やカビがわかない様に、殺虫剤、殺菌剤を使っています。これらを使用しないことを言います。

今日の農作業 山芋収穫 マルチ張り たまねぎ定植
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